ITエンジニアへの5分間キャリア・コンサルティングやってます!

第436回 12のコラムでコラムニストの自分を振り返ってみた

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 先週、なんだか「12」に絡むコラムが多いなぁと思っていたら、エンジニアライフさんが12周年を迎えられたんですね。。。遅ればせながら、おめでとうございます!

 私がエンジニアライフさんでコラムを書き始めたのが2012年の5月からですので、そろそろ8年半くらい経ちます。その間、1週も途切れることなく毎週コラムを書かせてもらっているのは自分でも驚きですが、その分コラムの数も増えてきました。。。

 そこで、今回はエンジニアライフさん12周年にちなんで、私が過去に書かせていただいた全435編のコラムから、私の記憶に残るコラムを12編選んであれこれお話してみたいと思います。

■記憶に残ったコラム・その1『第1回 キャリアとは何か?(2012/05/15)』

 記念すべき第1回のコラムです。このコラムを書くにあたり、どうやってキャリアを表現しようか悩みに悩んでいたような気がします。その結果がこのコラムなので、正直考えが浅かったなぁと思ったりもしています。今読み返すと、随分張り切って書いているような感じがして、自分ながらに若かったなぁと思います(笑)

 今読み直すと気恥ずかしい内容ですが、私の想いが存分に詰まっているような内容だと思いました。

第1回 キャリアとは何か?

■記憶に残ったコラム・その2『第10回 キャリコン事例(3) 技術スキルのない派遣社員の未来(2012/07/17)』

 この辺のコラムでは、実際のキャリコン事例を紹介するようなことをしていました。その中でもこのコラムでは(私にしては)結構多くのレスをいただいたことで印象に残っています。

 当時の時代背景もあるのでしょうけど、今見直してみると否定的なレスが多かったですね。しかも、それに対して私も躍起になって返信しています。この話は実話に基づいていますので、その時のキャリコンの状況をうまく伝えられなかったなぁという記憶が残っています。表現の仕方が稚拙だったこともありますが、私自身、とても勉強になったコラムでした。

第10回 キャリコン事例(3) 技術スキルのない派遣社員の未来

■記憶に残ったコラム・その3『第23回 四方山話(6) ITエンジニアの品質(2012/10/15)』『第24回 四方山話(7) ITエンジニアの品格(2012/10/22)』

 コラムが12編と言っておきながらいきなりここで2つまとめで紹介するのはルール違反な気もしますが、この2編はニコイチだと思っていますので、1つのコラムとして扱わせてください。。。

 このコラムもコメント欄でのやり取りがとても印象に残っているのですが、その中で私自身が気づきを得て、それが次のコラムに繋がっています。こうやって読者様とのやり取りが何かを生み出すことがあることを身をもって知ることができたと同時に、私自身はまだまだ若輩でもっともっと勉強しなければと思えたコラムでした。

第23回 四方山話(6) ITエンジニアの品質

第24回 四方山話(7) ITエンジニアの品格

■記憶に残ったコラム・その4『第28回 四方山話(11) モンハンに学ぶキャリアの作り方(2012/11/19)』

 このコラムで初めてゲームをネタにした切り口で書かせていただきました。モンハンとキャリコンを繋げるといった無茶なことをしていますが、確かこの時は週間ランキングで1位をいただいたと思います。それを見てこういう変化球でのコラムもアリなんだなぁと思ったのを覚えています。

 これ以降、味を占めてたまに変化球のコラムが出てくるようになりました(笑)それにしても、MH3Gって...時代を感じますね。。。

第28回 四方山話(11) モンハンに学ぶキャリアの作り方

■記憶に残ったコラム・その5『第37回 四方山話(19) 水平思考のススメ(2013/01/28)』

 私が1つのネタで継続してコラムを書く場合「~のススメ」というシリーズにしているのですが、その最初のシリーズがこの回でした。この『水平思考のススメ』は私が実際に水平思考のトレーニングで使う教材を元にコラムに落とした内容になっています。

 このススメシリーズは思いの他評判が良く、実際に水平思考を指導する場合などの宣伝的な役割を担ってくれました。また、テキストの内容をコラムに落としていくような書き方だったので、とても楽にコラムを書かせていただいた記憶があります。

 現在までに「~のススメ」シリーズは以下のようなモノがあります。よかったらご覧くださいね。

第37回 四方山話(19) 水平思考のススメ

■記憶に残ったコラム・その6『第51回 四方山話(33) 選ばれる力(2013/05/06)』

 このコラムは私が好きなコラムの1つで、今でもよく引用として登場させています。実際、私はこの選ばれる力をいつも使うようにしていますが、それによって大きく環境が変わったと思っています。詳しい内容は本編に譲りますが、いつかこのネタで本が書けたらいいなぁとか思ったりしています。。。

 このコラムから派生して『第125回 選ばれるタイミング』『第309回 選ぶ力』『第427回 選ばれないのはなぜか?』なども書かせてもらっています。それだけ、私は選ばれる力という考え方が好きなのでしょうね(笑)

第51回 四方山話(33) 選ばれる力

■記憶に残ったコラム・その7『第61回 序破急の話し方(2013/07/15)』

 このコラムはその前の回『第60回 人前で話すことについて考えてみる』を引き継ぐ形で書いたコラムで、初めて古典を引用したコラムでした。私自身、良く古典が好きで良く読むのですが、それを普段から自分なりのやり方で取り入れたりすることがあったので、それを書きたいなぁと思い、書かせてもらった記憶があります。

 自分としては結構うまくまとめられたと感じたので、調子に乗ってその次の回でも『第62回 守破離でスキルを身に付ける』のようなコラムを書いてしまいました。最近では『第319回 「花」を考える』のようなコラムを書いていましたが、この辺のコラムは完全に私が書きたい自己満のコラムだったような気がします(笑)

第61回 序破急の話し方

■記憶に残ったコラム・その8『第100回 商業出版することになりました!(2014/04/21)』

 私はエンジニアライフでコラムを書かせていただいていたからこそ、商業出版が実現できたと思っています。

 このコラムで私にとって1冊目となる本の商業出版が決まったことをご報告させていただきました。今、読み直してみて当時の嬉しかった想いや執筆の苦労が蘇ってきます。それだけ、この時は興奮してコラムを書いていたような気がします。

 また、このコラムを書こうと思った動機の一つに商業出版を目指したい人にとって何か役に立てないかとの想いがありました。それが「商業出版のススメ」に続いていきます。ちなみに、こちらでは実際に私が出版社に投げた出版企画書の元ネタがアップされています。勿論、無償ですので、ご興味のある方はご覧くださいね。

第100回 商業出版することになりました!

第107回 商業出版のススメ2 出版企画書をつくる(←出版企画書はコチラ)

■記憶に残ったコラム・その9『第119回 まっ、いっか。(2014/09/01)』

 このコラムはモノの10分程度で書いたのですが、思いのほか評判が良かったことを覚えています。

 私は基本的に何度も推敲を重ねてコラムを仕上げるタイプなので、こういった瞬発力で書くコラムは得意ではないのですが、コラムにかける時間とコラムの評価というのは違うモノだなということを学ばせてもらったコラムでした。ちなみに、今でも『まっ、いっか。』は私の口癖になっています(笑)

第119回 まっ、いっか。

■記憶に残ったコラム・その10『第243回 【書評】レッドビーシュリンプの憂鬱(2017/01/09)』

 初めてエンジニアライフで書評を書かせていただいた時のコラムです。

 書籍はエンジニアライフでは知らない人はいないリーベルGさんの小説『レッドビーシュリンプの憂鬱』です。この書評をさせていただく際、いつもと違った雰囲気で書きたいと思い、文体と視点を変えて書いてみました。

 あまり私は普段のコラムではエッジを立てるような書き方はしないつもりなのですが、書評ではあえてそこに挑戦してみようと思い書いてみました。この時の経験が他の書評にも生かされているように思います。

第243回 【書評】レッドビーシュリンプの憂鬱

■記憶に残ったコラム・その11『第270回 自分の天気を持つ(2017/07/17)』

 「選ばれる力」と同様に私の好きな考え方である「自分の天気を持つ」ことをネタにしたコラムです。

 自分の天気を持つという考え方は7つの習慣から来ていますが、最近のコラムではこの話が頻繁に出てきています。それくらい私に刺さっている考え方なのですが、キャリコンにも応用できる考え方なので私は日常生活でも普通に使うようにしています。この考え方を実践することによって、私は自分の人生は自分の思い描く結果であることが理解でき、自分がどう進んでいけばよいか、その道しるべになっています。

 恐らく、「選ばれる力」と同様、今後も私のコラムにはちょくちょく登場し続けると思います。。。

第270回 自分の天気を持つ

■記憶に残ったコラム・その12『第313回 コラムニストになってよかったこと(2018/05/14)』

 最後に選んだコラムはコラムニストになって7年目に突入した時に書かせてもらった内容にしました。ここで私は自分のコラムニストとしての立ち位置を再確認することができました。今でも強く思っていますが、

毎週好き勝手にコラムを書かせていただけるこの場をいただけたことが、私にとって一番よかったことなのだ

 これこそが、私がコラムニストを続けてこられた理由です。

 エンジニアライフさんは私にとって最高の遊び場であり、表現の場であり、自己実現の場です。そういった場に立たせていただくことができているのは、この上ない幸せなことです。本当にありがとうございます!

 エンジニアライフさんは13年目に突入しましたが、エンジニアライフさん共々、今後ともよろしくお願いいたします!

第313回 コラムニストになってよかったこと

Comment(2)

コメント

ちゃとらん

いつも楽しく拝読させていただいています。


今回のコラム、非常に良かったと思います。というのは、いつもは仕事の合間の休憩時に読ませていただくのですが、休日なのでじっくり過去分も含めて、読ませていただくことができました。私は読むのが遅いので、2時間弱かかってしまいましたけど。


先週の『Get Wild退勤』ネタとか、まじめなキャリコンネタ以外の親しみを感じていましたが、今回の振り返りで、さらに高橋様の奥の深さを再認識させていただきました。


これからも、色々と楽しませていただきたいと思います。

キャリアコンサルタント高橋

ちゃとらんさん


コメントありがとうございます。


このコラムを書こうと思ったのは勝ち逃げ先生のコラムを拝見したことがきっかけだったのですが、改めて自分のコラムを振り返ってみるといろんなことを書いてたなぁと思いました(笑


私もちゃとらんさんのコラムは毎回楽しみにさせていただいておりますが、ちゃとらんさんも良かったらご自身のコラムを振り返ってみてください。きっと、いろんな発見があるのではないかと思います♪

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