今、話題の人工知能(AI)などで人気のPython。初心者に優しいとか言われていますが、全然優しくない! という事を、つらつら、愚痴っていきます

430.現代版錬金術

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初回:2025/8/13

 金の価格が上がり続けています。

 実は、ノストラダムスの大予言で「1999年7の月に人類が滅亡する」という話がちらほら出てきたころ、1996年とか1997年ごろの価格が、1400円/グラムで、その後、2000年が近づくようになって値段が下がり始めます。2000年初頭には、1000円/グラムにまでなってきました。その後、じわじわと上昇基調になってきたころには、金の値段を見なくなっていました。

P子「人類が滅亡すると、金を持ってても仕方がないものね」※1

 では、今はいくらかというと、17,663 円/グラムと、私が買おうかどうしようか悩んでいたころの、10倍以上の値段になっています。

P子「買っとけばよかったわね」

1.水銀を入れて金に変える

 さて、本題ですが、現代版錬金術の可能性を示唆する話題に引っ掛かりました。

 ≪参考資料1≫
 https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/182901
 核融合炉に「水銀を入れて金に変える」仕組みが発表――採算もとれる予定
 2025.08.06 19:33:15 Wednesday

 ざくっと説明すると『核融合炉の運転で生じる高エネルギーの中性子を水銀に照射し、年間数千kg規模の純金を効率的に生み出す方法が発表』されたそうです。

P子「すごいわね。これで金が安く買えるかもね」

 まあ、そんなにうまくいくとは思えませんし、数十年後か、数百年後か分かりません。

 そもそも、日本の核融合発電でも、2050年頃の実用化を目指しているらしいので、そこに金の生成まで含めるとなると、さらにその先と思われます。

P子「政府の見積もりって、大抵伸びるからね」

 どちらにしても、猛毒の水銀を大量に集め適切に管理しないといけませんし、出来上がった金をどのようにして取り出すのかとか、実用化できたとして金を生産しだすと価値が下がるのを嫌がる人たちが妨害するなども考えられます。

 ただ、万一大量生産できたとしても、金そのものは使いどころがいっぱいあるので、適正価格に落ち着くのではないかと思います。

P子「その適正価格になること自体が、暴落じゃないの?」

 まあ、今の値段が異常に高すぎるとは思いますが、貴金属以外での需要を考えると、すぐには落ちない気もします。

2.まとめ

P子「お盆休みなので、気合が入ってないの?」

 というか、こういう読者が少ないときは、『広陵高校の甲子園辞退』問題とか『核武装は安上がり』問題とか『参政党はカルト』問題を取り上げたかったのですが、まだまだ、世間でも話題になっているネタなので、あえて熟成させようかと思いました。

P子「忘れたころに蒸し返すのね」

 ただ、核武装に関しては、少し早い目に取り上げたいとは思っています。

P子「技術者に関連するの?」

 これは、論理的思考を鍛える問題なので、技術者にとっては非常に重要な研究材料になると思っています。

 ほな、さいなら

======= <<注釈>>=======

※1 P子「人類が滅亡すると、金を持ってても仕方がないものね」
 P子とは、私があこがれているツンデレPythonの仮想女性の心の声です。

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