@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

何でもかんでもシステム化すればいいのか?

»

 本音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。本記事では、おすすめコラムを厳選して紹介する。

  • 【働き方】システムと業務の微妙な関係
  • 【新連載】事例:パソコンは経年劣化をするんだよ
  • 【新連載】new エンジニア()

【働き方】システムと業務の微妙な関係

 『Innovation “D”』の山無駄氏は、今回は開発現場でユーザーから聞いた目からウロコな発言に関する3つのエピソードを披露する。

 1つ目は工事現場における安全計画書について、便利にすることと安全を担保することのトレードオフについて考えさせられる。

 2つ目は発注管理の現場での最終検収にまつわる話。何でもかんでもシステム化すればいいのかというと、そうもいかないのが現場の事情のようだ。

 3つ目の発言エピソードは、目からウロコというよりも、とてもよく聞く発言に思えるが、読者はいかがだろうか。

【新連載】事例:パソコンは経年劣化をするんだよ

 麻乃あきら氏による新連載『日々追われるトラブルとその対応方法を考える』が始まった。とあるSI現場でのトラブル対処の事例エピソードを紹介している。ここでも、上記「システムと業務の微妙な関係」にもあったような、目からウロコな発言が飛び出す。

 ハードウェアメーカーに頼むべきことまで対処することになってしまうSIerは、“何でも屋”でなくてはならないのか。挙げ句の果てニは「あれ、壊しちゃった?」と○夫のせいにされそうになるとは、予想を上回るひと言だ。このまま責任転嫁されてしまうのか、とハラハラしていたが、話はそのような方向には進まず、ユーザーが別途PC購入という話に落ち着く。

 そこから、経年劣化でトラブる前にチェックするべきポイントを5つ紹介するが、一番大事なのはSIerが「もうける」以前のことだと締めくくる。

【新連載】new エンジニア()

 今週はもう1つ新連載が始まった。じぇね氏による『エンジニア++』だ。じぇね氏は1984年生まれで、高校時代にプログラミングに出会い、仕事にしたいと思ったという。

 じぇね氏はコラムで「自分自身がエンジニアとして成長することを目指して、今までどんなことをしてきたか、これからどうしていくかについて書いていきたい」と述べる。今はプログラマとして働きながら通信制の大学に籍を置いていて、情報処理技術者試験も受験している。

 今後は、プログラマと大学生の両立について述べていくという。同じようなことを考えている読者は、追いかけてみてはいかがだろうか。

コラムニスト募集中
エンジニアライフではコラムニストを募集しています。

応募資格は
 ・ ITエンジニア(元でも可)
 ・ ITが好きで、将来はIT業界に就職しようと考えている学生
 ・ ITエンジニアの採用に関わっている人事担当者
 ・ ITエンジニアの育成に関わっている教育担当者

ご興味のある方はコラムニスト募集ページをご覧ください。

【過去の「おすすめエンジニアライフ」】

緊張、焦り、怒り、熱中、成功に共通するものとは
視野が狭い医者の判断や処方は、Googleに劣る
答えは思ってもみないところにあるものです
エンジニアとして生きることに迷ったら
帽子屋さんから、プロとしての心意気を教えられる
「最近買った高いもの」から、書類選考に通る思考を養う
コミュニケーションの取り方は人それぞれです
タスク管理に追われていないで、夢を見よう
伝えることは簡単ではありません
追悼 スティーブ・ジョブズ氏
変化することだけでなく、信念を守ることも大切です
1人で何でもできると思うなよ!
ゴールは見えない。しかし走り続けるしかない!
IT業界なら、面接だってLT=5分でやろう
教えているのか? 教えられているのか?
エンジニアの存在は、はかないものなのか
勉強するのは自分だけのため?
エンジニアの仕事を医師に例えて考える
システムの最後を看取るというお仕事
エンジニアのお手本はエンジニアばかりではない
あなたにしかないものがきっとある
進化しない業務システム、現状維持のエンジニア
頭を使えばたいていのことはできるさ

全コラム一覧

Comment(0)