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- 【働き方】職場用エンディングノートのすすめ
- 【ライフハック】あなたの脳みそ、、、見せてください
- 【考え方】ローサと個性
【働き方】職場用エンディングノートのすすめ
エンジニアも人間だ。1人1人違った特徴があるはずだし、独自の才能というのもあるはずだ。今回は、エンジニアの個性について考えさせるコラムを紹介する。
『Crazy for life(セイカツ イチバン、IT ニバン)』のonoT氏は最近、「エンディングノート」というものを購入したそうだ。
エンディングノートとは、自分が死んだ後で遺された人たちが困らないように、資産情報や預貯金など、本人しか知らない情報を書き残しておくノートだ。氏は、このノートを見て、「確かにこうやって項目をリストアップされてみると、自分がどれだけ自分しか知らない情報を抱え込んでいるか、あらためて思い知らされる」と感想を漏らしている。
そして、「職場用のエンディングノートを書くこと」を勧めている。これは、自分が死んだときのためのものではなく、部署移動や転職などで自分の業務をほかの人に引き継がなければならないときに役立つはずだという。
部署移動や転職がきっかけで後任者に引き継ぎをしても、どうしても慌ただしい中での引き継ぎになってしまう。事前に準備しておかなければ、大体の引き継ぎは失敗するのではないかとさえ思う。
業務の引き継ぎを受けた人間は、しばらくの間手探りで仕事をしなければならない。それは本人のためにも、チームのためにもならない。あなたも、自分の業務を振り返り、職場用エンディングノートを書いてみてはいかがだろうか。
【ライフハック】あなたの脳みそ、、、見せてください
1人でディスプレイを眺めながら、仕事に集中していると、意識していないのに何かを口走ってしまう。そんな経験をしたことのある人は多いのではないか。『気分はどうしようもなくSE』の虚数(i)氏は、同僚を観察し、エンジニアの独り言のパターンを6つに分けて分析している。
6つのパターンについての解説を読んでみると、どのパターンを見ても「あぁ、こんな人いるなぁ」と思い当たるところは見事だ。自分がどのパターンに当てはまるのかを考えてみるのも面白いだろう。
【考え方】ローサと個性
先日、女優の加藤ローサがサッカー日本代表であり、フランスでもプレーしている松井大輔選手と結婚した。編集担当者は、世界で活躍するサッカー選手はやはりモテるのだろうかと思いながら記事を読んでいた。
『101回死んだエンジニア』のAnubis氏は、このニュースで何か気になったのか、Wikipediaで調べてみたところ、加藤ローサが書道7段の腕前である事実に気付いた。
書道7段という資格があれば、ほかの人生も送れただろうに、彼女は自身の個性を生かして芸能界で生きる道を選んだ。
同氏はこの例がエンジニアに当てはまらないかと考えている。エンジニアを評価する尺度と言えば、技術や資格だろう。個性が評価されるということはほとんどないと考えられる。しかし、技術に依存せずに、1人の人間としての個性で評価されるようになったら、多様な考え方を持ったエンジニアが登場して面白い世の中になるような気もする。
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