@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

31歳・新人エンジニアの混乱と奮闘

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 本音が語られるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

  • 【コミュニティ】Scala Days 2011レポート
  • 【ライフハック】GALAPAGOS女子はモテるのか
  • 【キャリア】31歳の新人エンジニア

【コミュニティ】Scala Days 2011レポート

 6月2日と3日、アメリカのスタンフォード大学でScalaのイベント「Scala Days 2011」が開催された。『海外でも通用するエンジニアになる』を執筆する鹿島和郎氏が、現地の様子をレポートしている。

 Scalaを設計したマーティン・オーダスキー教授は、キーノートで「Scalaを作ったきっかけは、関数型プログラミングとオブジェクト指向プログラミングを1つの実用的な言語として実現させること」だったと話している。Scalaのさらなる普及については開発環境の改善が課題であること、そしてエンタープライズで実際にどうやって使っていくべきかを考える必要があるという。

 実際にScalaを使ったプロジェクト事例もある。Scalaを採用した企業は、その理由として、(1)生産性(2)並列化(3)パフォーマンスの3点を挙げている。

 「並列化」は本イベントにおいても重要なキーワードの1つで、並列・分散時代の高機能ライブラリ「Akka」関連の講演も充実していた。同氏は「分散処理が必要なシステムを開発するなら、Scala+Akkaは検討すべき選択肢」だと感想を述べている。

 鹿島氏は、Scalaの勉強会を行っている。下記のコラムも参考にしてほしい。

【ライフハック】GALAPAGOS女子はモテるのか

 モテたい。これは人類が古来より抱える願いである。紀元前から媚薬の発明は行われており、それが薬学の発展につながった。では、21世紀に生きるエンジニアは何を使って「モテ」を追求するのか。答えはガジェットだ。

 『恋愛感情で仕事はできるか?』の森姫氏は、電子書籍リーダー「GALAPAGOS」を使っているとモテるか否かを試してみた。以前にも同氏はAndroidスマートブック「LYNX SH-10B」を用いて、“LYNX女子”はモテるかどうかの実験を行っている(LYNXでモテたかどうかの結果は、こちらを参照していただきたい)。

 電車やカフェで電子書籍を読む“GALAPAGOS女子”に、果たして声を掛ける異性は現れるのか。

【キャリア】31歳の新人エンジニア

 最後に、新連載を紹介しよう。

 タンジット杉本氏が『31歳、PHPキャリア2年生エンジニアのベンチャー企業奮闘コラム』をスタートした。コラムのタイトルが示すとおり、同氏は31歳のエンジニア初心者である。同氏はコラムで、エンジニアになりたての人の奮闘ぶりや戸惑いをつづっている。

 入社して最初の1カ月について、同氏は「とにかく怒涛(どとう)だった」と振り返る。何をどうしていいかも分からない状態で顧客との会議に出席して、対応しなければならない。必要な情報を確認できず、タスク管理は破たん、作業量が膨大になってしまったという。

 圧倒的な経験不足という問題を解決するため、同氏が考えた解決法は「事前準備を徹底する」こと。「タスクの把握、先方への確認事項、マネージャとのすり合わせ……事前にできることは山ほどある」と語る。また、今回のドタバタで得たノウハウを、同氏はこうまとめている。

  • 事前準備や業務の段取りを一発で目視できるツールを作成しろ
  • (特に上司と)能動的にコミュニケーションを取れ
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