デジタルネイティブは「銀河鉄道999」の乗客だ
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■薬の効果との戦い
ns-writer氏が暗中模索の日々をつづる『Webエンジニアのコーヒータイム』。前回、うつであることを告白した。今回はその続きだ。
うつが完治しないまま職場復帰。しかし、服用している薬の影響で、意識が朦朧(もうろう)とする日々が続く。定時出社もままならず……。
■見た目で判断されるエンジニア
カッティングエッジ代表の高田善教氏によるコミュニケーションコラム『開発現場が変わるハッピー・コミュニケーション術』。
「エンジニアも見た目が9割」という高田氏。人を見た目で判断するのは良くないが、一方で「人は初対面の相手を見た目で判断してしまうもの」なのだという。
自分のことをいじめる人が黄色いセーターを着ていたら、黄色いセーターを着ている人はいじめっ子に違いないと思い込む。人はこのように、自分の中で方程式を作ってしまう。誰もが“見た目方程式”を持っているのではないか、と高田氏は主張する。
■デジタルネイティブは「電車マニア」?
インフラ系システムエンジニアの田所稲造氏による人生録、『これはもうダメかもわからんね インフラ系SEの波瀾万丈伝』。今回は、すでに各所で話題の「デジタルネイティブ」に対する考察だ。
田所氏は、「デジタルネイティブとは、切符を買った乗客に過ぎない」と語る。彼らは生まれたときから電車が身の周りに存在し、電車を上手に乗りこなすことができる「電車マニア」だ。
だが、(インフラ周りの)システムエンジニアは鉄道員なのだ、と田所氏は主張する。デジタルネイティブが「銀河鉄道999の若い乗客たち」ならば、システムエンジニアは「銀河鉄道の運行責任者」だ。
@IT自分戦略研究所 エンジニアライフでは、コラムを執筆するコラムニストを随時募集している。資格は「ITエンジニア(またはそれに関係する職種)」であること。「元ITエンジニア」でも構わない。我こそはと思う方は、コラムニスト募集ページから。
【過去の「おすすめエンジニアライフ」】
・Eclipseで3倍プログラミング
・誰も「IT業界の現状」なんて語れない
・「ゲームで遊んで収入を得る」という未来像
・「そんなことも知らないの?」という横柄なエンジニア
・求人広告を見るだけで心臓が苦しい――SADという病
・ビルから飛び降りようと思ったこと、ありますか?
・会話は「伝えたい・聞きたいという姿勢」で成り立つ
・SIerのアウトソーシングが産業の空洞化を生む
・「兼業環境屋」の憂鬱
・資格の価値は、勉強するライフスタイルにあり
・分業によってスキルを失ったSEとプログラマ
・ITエンジニアは、彼女に何をしてあげられるか
・「データベースわかるの?」「Gold持ってます」
・日本語が通じない新人技術者
・「コンサルタント? 報告書を作る人はいらないよ」
・「ポニョ」から考えるソフトウェア業界
・個人で開発するサービスは「なるべくシンプルに」
・「うつ」のわたしに妻は「好きなことをしたら?」といった
・「カフカの小説」のような開発現場