「ポニョ」から考えるソフトウェア業界
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■「ジブリのアニメーター」対「ソフトウェア業界のプログラマ」
後藤和彦氏による人気コラム「下流から見たIT業界」。今回は少し本題を離れ、「崖の上のポニョ」を引き合いに、アニメ業界とソフトウェア業界を対比させている。
「ポニョ」は今どきのアニメにしては珍しく、CGではなく手書きで作られている。後藤氏によれば、それは宮崎駿監督の回顧主義などではなく、若手アニメーターを育てようとするジブリの思想の表れだ。また、エンドロールではアニメーター個人の名前が「電通、博報堂などの法人名と同じ大きさで並べられていた」という。ジブリがアニメーターを重要視している証拠である。
後藤氏は、そんなジブリを「うらやましい」という。ソフトウェア業界は、ジブリがアニメーターを大事にしているように、プログラマを重要視してくれているだろうか、という問いである。
■「請負契約書」は印紙税の課税対象?
元ITエンジニアである佐藤未央弁護士による法律コラム「元ITエンジニア弁護士の法律相談室」。今回は「印紙税」について。
契約書について回る印紙税。課税文書に当たるかどうかは、タイトルなどの形式的な文言によってではなく、その文書に記載されている実質的な内容に基づいて判断する。納付を怠れば、納付すべき印紙税の額の3倍に相当する過怠税が徴収される。
エンジニアになじみの深い「請負契約書」は課税対象だ。では「委任契約書」は? あなたは印紙税について、正しい知識を持っているだろうか。
■「アイサツ」だって立派なスキル
フリーエンジニアの鋼乃剣氏が、さまざまな「スキル」を語る新コラム「フリーなスキル」。
第1回は「アイサツ」について取り上げている。エンジニアにとって重要なスキルである「コミュニケーションスキル」の中でも、最も基本的な「オハヨウゴザイマス」の重要性。「アイサツだって立派なスキル」だと鋼乃剣氏は主張する。
「朝は眠くて」という人に対して、鋼乃剣氏は「目標設定」を推奨する。日常生活に目標を取り入れるというスキル向上メソッドの練習になるだろう。
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