資格の価値は、勉強するライフスタイルにあり
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■起動パスワードは「オレは天才」
フリーエンジニア、鋼乃剣氏のスキルアップコラム『フリーなスキル』。今回は、基本情報技術者試験を受験した週末のレポートだ。
仕事を定時で上がり、試験本番に向けて過去問の最終チェックをする。試験は5時間の長丁場。果たして日々の努力の成果は出せるのか。
資格の本当の価値は合格・不合格とは関係なく、勉強するライフスタイルそのものにあるのではないか、と鋼乃剣氏は語る。
■ITSSを人事制度に取り入れても失敗するだけ
スキルスタンダード研究所 代表の高橋秀典氏による『Road To IT-Engineer / ITエンジニアの生きる道』。ITスキル標準(ITSS)の「表に出ない失敗事例」を紹介している。
「ある日突然、ITSSが導入され、仕事の範囲とかけ離れた職種を割り当てられ、必要がないと思われるようなことまで評価され、レベル2だと判定されて降格してしまった。ばかばかしくて続ける気がしない。辞めたい」――ITSSを人事制度に導入され、困惑する技術者の言葉だ。
高橋氏は、ITSSのフレームワークを人事制度にそのまま当てはめてもうまくいかない、と主張する。企業の人事戦略である人事制度や処遇制度は、ビジネス目標を達成するための重要な手段の1つ。何かを参考にすることこそあれ、何も考えずにITSSに合わせるのは誤りだ。
■コーディング=手書きの時代
コーチマネージメントシステム 代表の高橋和平氏によるコーチングコラム、『ITコーチングでエンジニアライフを豊かにハッピーにしよう!』。
「ITエンジニア30年の物語」の第2回となる今回は、実際に預金オンラインシステムの開発がスタートしたところから。まだパソコンなどない時代、コーディングとは、コーディングシートに鉛筆で手書きすることを指していた。
課長からは、「20年も経つとマンネリで仕事をしている」といわれた。希望に満ちて入社した新人に向かっていう言葉ではない。
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