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第584回 自分なりの仕組みをつくる

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 こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 私はキャリコンであり研修講師です。ただキャリコンにしても研修講師にしても人から学んだことはほとんどなく、凡そ自分で考え実践してきたことを自分の中で体系づけ、それを表現しています。だから、日々実践と検証の繰り返しなのですが、こうしたことを長く続けていると自分なりの仕組みをつくることの重要性を強く感じます。今回はそんなお話です。

■対話技法(ダイアログ・メソッド)と三層構造モデル

 私が持っている体系の一つに対話技法(ダイアログ・メソッド)があります。これは、コミュニケーションの中核を成す対話における様々な技法を体系化させたモノです。対話技法(ダイアログ・メソッド)では対話を

・聴く
・伝える
・流れ
・考え方

この4つの要素に分け、それぞれに対する技法を定義しています。詳しくは過去のコラムで概要をご紹介していますので、良かったらご覧ください。

第494回 対話のススメ1 -対話技法(ダイアログ・メソッド)の基本概念

第495回 対話のススメ2 -「聴く」技術

第496回 対話のススメ3 -「伝える」技術

第497回 対話のススメ4 -「流れ」の技術

第498回 対話のススメ5 -「考え方」の技術(1)問題解決へのアプローチ

第499回 対話のススメ6 -「考え方」の技術(2)気づきへのアプローチ

 また、この中の「考え方」は「人間の行動における三層構造モデル」という考えに昇華させています。

第568回 三層構造のススメ1 -人間の行動における三層構造

第569回 三層構造のススメ2 -問題解決の糸口

第570回 三層構造のススメ3 -気づきのロジック

第571回 三層構造のススメ4 -目標の捉え方

第572回 三層構造のススメ5 -三層構造を使った伝え方

 実は「対話のススメ」で紹介している三層構造(Aチャート)と、「三層構造のススメ」で紹介している三層構造(Aチャート)は厳密に言うと少し違っています。それは、私自身が三層構造の考え方を発表した以降もずっと三層構造を使い続けており、その中でより効果が高い手法にアップデートさせているからです。そして、これは今でも続けていますす。

■自分なりの仕組みをつくる

 こうした自分だけの仕組みをつくるということは私はとても意味のあることだと考えています。それが他の人の真似ではなくオリジナリティの要素を含んでいるかといった問題は孕みますが、それでも私は自分だけの体系はつくった方が良いと考えています。体系をつくるためにはその対象に対して徹底的に仮説~検証を繰り返さなければなりません。その過程で自分なりの確信が生まれ、その積み重ねによって体系が確立されていきます。こうした経験を積むことが何よりその技術やスキルを習得する最良の方法だと、私は考えているからです。

 私は人から何かを学ぶのではなく、自分の実践の中で日々考え、模索し、自分をアップデートする道を選びました。今にして思えば、そんなことをせず誰かに付いて学んでいればばもっと短い期間で効果的に多くのことを学べたと思います。

 しかし、一方でそれをやってしまっていたら、私が今提唱している考え方の多くは生まれなかったでしょう。幸い、私の対話技法(ダイアログ・メソッド)や三層構造モデルは厚労省に認めていただき、国家資格キャリアコンサルタントの更新講習として多くの方に学んでいただいています。こうしたことから考えてみても、私の通ってきた道は決して間違いではなかったと思っています。

 もし、自分自身を確立したい、表現したいとお考えの方は、ご自身だけの仕組みをつくってみることをお勧めします。仕組みを作ることはとても大変ですが、実現できた時の喜びは何物にも代えられないです。ご興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!

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