思考停止エンジニアは残業を自慢する
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
エンジニアよ、もっと深く考えるのだ
中堅ソフトハウスに勤務するにゃん太郎氏による『ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか』。最近のエンジニアの気質について思うこと。
最近のエンジニアはあまり考えない。にゃん太郎氏は、そう感じることが増えたという。特に問題なのは「動作するのだから大丈夫」という発想だ。「この入力では動かないよ」といっても「そんな入力、想定していません!」という返事がくる。あまりに想像力が乏しすぎると、にゃん太郎氏は嘆く。
エンジニアにコスト意識がなさすぎることも問題だ。デスマーチになったプロジェクトを自慢するエンジニアがいるが、にゃん太郎氏は「頭が悪いんじゃないか」と、ばっさりと切り捨てる。どうせやるなら、残業を頑張るのではなく、残業しないように頑張るべきではないだろうか。
経験を生かすも殺すも自分次第
地方で働くエンジニア Ahf氏による『地方からの戯言』。あなたは、せっかくの経験を殺してはいないだろうか。
「経験を殺す」とはどういうことだろうか? 自分の過去だけを語り、新しいことにも経験をそのまま当てはめようとする人は、経験を生かせずに殺してしまっている。
経験を生かすためには、実際に体験した人でしか分からないような「気付き」を指摘することが必要だ。経験の使いどころを間違えないようにしていきたい。
引用をするなら、原点にあたるべし
グローバルナレッジネットワークの横山哲也氏による『Go, Go, Go, in Peace』。原典にあたることの大切さについて。
原典にあたってみると、世間で知られていることが実は間違いであることに気付くことが多い。例えば「百年の謀(はかりごと)」という言葉は、原典では「終身の計」となっていて、「百年」という単語はどこにも入っていない。
昔は、原典にあたるためには大変な苦労をした。しかし現在は、検索エンジンですぐにいろいろな情報を探すことができる。しかし、Googleでは「百年の謀」の方が多くヒットした。情報を正しく使うためには、情報を見極める力が必要になる。
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