ダメSEほどプログラマの仕事を馬鹿にする
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ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
「プログラマは黙ってコード書いていろ」とは言わせない
「永世プログラマ」を志すひでみ氏による『プログラマで、生きている』。「プログラマ」の仕事の定義について考える。
ひでみ氏は「定年までプログラマとして働く」ことを条件に、現在の会社に就職した。「プログラマはコーディングだけではなく、設計も行う」という認識を社長と共有できたため、ひでみ氏は無事「永世プログラマ」として入社することができたという。
仕様についてSEに提案するのもプログラマの仕事のうち、というのがひでみ氏の意見だ。しかし、SEの中には「プログラマは黙ってコードを書いていればいい」という意見の人もいる。現在の会社に入るまで、何回もこのように言われたことがあるという。どこまでがプログラマの仕事なのか。「思考の原点がプログラミングの人間は、プログラマと呼んでいいのでは」とひでみ氏は語る。
SQLの方言、複雑なSQLは遅い、スケールアウトについて
技術者社長の生島勘富氏による『ベンチャー社長で技術者で』。一般的に言われる「SQLにロジックを入れない方が良い」理由に対して反論を試みる。
SQLにロジックを入れる際に、必ず問題になるのが「SQLに方言がある」「複雑なSQLは遅い」「スケールアウト」である。生島氏はこの3点に反論する。
SQLの方言は確かにあるが、それは標準語と大阪弁ぐらいの違いで、ささいな問題である。スケールアウトは、設計者の問題ではないだろうか? 「“SQLはダメだ”という言い訳は、どれも苦しいと思う」と、生島氏は熱弁する。
アーキテクトを目指すITエンジニアのための「要求分析」
スキルスタンダード研究所の高橋秀典氏よる『エンジニア思考のトレーニング』。「ITアーキテクトを目指すエンジニアのための要求分析」を解説する。
「要求分析」の目的は、「利用部門の要求を正しく把握して、システム要件を明らかにすること」だ。「要求分析」の大まかな流れについて、高橋氏は図説する。
「準備」「要求の抽出と問題範囲の設定」「問題の分析とユーザー要求の体系的整理」のステップを経て、文書作成を行う。連載は、これから「要求分析」の詳細解説に入っていくという。乞うご期待。
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