@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。

テスト中に胸騒ぎを感じたら

 テストエンジニアの第3バイオリン氏による『オブリガート ~感謝されるテストエンジニアになる~』。テストエンジニアが感じる胸騒ぎについて。

 テスト最中に胸騒ぎを感じたら、それはバグ発見の予兆である。第3バイオリン氏は「これはバグが見つかってしまうかもしれない」という直感をこれまでに何度も的中させてきた。

 これ以上バグが見つかって欲しくないという時に限って、胸騒ぎは起こる。便利な能力だが、もう少し余裕のある時に発動しないものだろうか。第3バイオリン氏は複雑な思いを抱え、胸騒ぎが起こらないことを祈りながら、今日も仕事に励んでいる。

消えていくUnix/Linuxの文字

 リーディング・エッジ社のエンジニア 哀T戦士氏による『半蔵門の車窓から』。Linuxサーバについて思うところがあるという。

 最近、「Unix/Linux」の文字が展示場や雑誌から消えていく。「Linux World Expo」 は「OpenSource World」へ、「UNIX USER」は「オープンソースマガジン」へ名前を変えた。

 「時代に取り残されたような不安を感じる」と、哀T戦士氏。Unix/Linux業界に関わってきた人からすれば、寂しさを感じるのもうなずける。「2000年時はLinuxの普及が夢だった。表舞台では注目されなくても、日常生活にはLinuxが組み込まれるようになった。夢は叶ったのではないだろうか」と前向きな姿勢を見せた。

ソフトウェア業界の未来を憂う

 中堅ソフトハウスに勤務するにゃん太郎氏による『ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか』。いよいよ「ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか」というテーマにに突入する。

 「一寸先は闇」、日本のソフトウェア業界について、にゃん太郎氏はずばり指摘する。問題の要因はいくつかある。その中でも「ソフトウェアが高い」という認識の一般化は深刻だ。

 多くの優良なフリーソフトが出回った結果、多くの人が「ソフトウェアは無料」だと考えている。顧客から「なんでお金取るの?」と真剣に聞かれたこともあった、とにゃん太郎氏は振り返る。次回は、エンジニアの問題について語っていく。

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