雨雲の下のくだり坂 日曜の夜。休日出勤中だ。いいかげん煮詰まっている。なんだかイラっとしてきた。「帰ろう」そう決めた帰り道。大きな交差点の前で赤信号に躓(つまづ)く。あきらめて歩道橋を渡ることにした。じっとしていられない... 2009/02/24 Comment(0) 言葉は理解できなくても伝わる気持ち。言葉は理解できても伝わらない気持ち。 朝。ある開発現場での初日。割り当てられた机に座る。目の前で電話をしている人がいた。何を言っているのか、さっぱりわからなかった。彼の名はロン。出身は中国。オフショアで出している現地のエンジニアと打ち合わ... 2009/02/17 Comment(2) わたしが、あたらしい勉強に目覚めたワケ 2年ほど前。独立してフリーランスというスタイルで仕事ができるようになった。と、いっても、客先常駐での作業が基本。会社に所属していたころと、あんまり変化していない。自社で別プロジェクトの持ち帰り作業を手... 2009/02/10 Comment(2) ぶん。ぶん。ぶん。 「書くという行為は筋肉と同じ」病気でしばらく寝込んでいたりすると、身体がなまってイメージどおりに動かせないときがある。同じように、モノを書くことも、しばらく休んでいると書けなくなってしまうことがある。... 2009/02/03 Comment(0) ものすごく危険なシチュエーションを可能な限りリカバリーするためのレッスン 生まれてはじめて同性とキスをした。名はジミー。金髪碧眼の青年である。ぷうっと息を吹き込み肺が膨らむのを感じるたら、すかさず体のポジションをいれ変える。「イチ、ニ、サン、シ……」ゆっくりめのリズムでテン... 2009/01/27 Comment(0) 太る宇宙 恐る恐る、体重計に足をかけてみた。自重に反応するプレートが少し沈む。測定。デジタル表示のメータが動き出し、やがて安定した数字。前回の結果より大なり。太った。年末と比べて3キロも。■身体最適化プロジェク... 2009/01/14 Comment(0) サバイブのカード ぶるんっ。ハイテク化された車の運転席。キーをまわすと、エンジンがブートする。電気が供給されはじめ、システムはいっせいに目をさまし始める。カーステから音が流れ出し、カーナビは行き先の入力を待っている。気... 2009/01/05 Comment(2) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(番外編) 自称ミュージシャン 生活のなかに音楽はあふれている。CDやMP3にパッケージされたものだけがすべてではない。パソコンを起動すれば、ハードディスクの回転音が鳴り響き、冷却ファンの風切音が聞こえる。窓をあけてみる。通りすがる... 2008/12/26 Comment(0) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(6) オーバーネイティブ インディーズレーベルで活躍している無名のバンド。小さなライブハウスで演奏するミュージシャン。自分だけしか知らないマニアックな音楽。ふとしたきっかけで、一躍、有名になる。売れはじめる。そんなとき、もうフ... 2008/12/24 Comment(0) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(5) デジタルなソクラテス 後編 理央さまはお尋ねになられました。「森の賢人は深き森の道を知るという」。賢者は、非デジタルな世界で何を思うのでしょうか。哲学ネイティブのはがねのつるぎです。■その2「何ができるのか」デジタルネイティブた... 2008/12/18 Comment(0) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(4) デジタルなソクラテス 前編 ミルの言葉からはじめましょう。「満足な豚であるより、不満足なソクラテスを」不満足であるがゆえに、永遠のベータ版です。問題点をあぶり出し、カイゼンを続ける。わたしたちの言葉と行動もまた哲学的ではないでし... 2008/12/15 Comment(0) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(3) 情報の錬金術師 活字ネイティブのはがねのつるぎです。インターネットを巨大な図書館だと感じたことはありませんか?昔から図書館が好きでした。本屋さんが大好きでした。規則ただしく並べられた本棚。そのひとつひとつにぎっしりと... 2008/12/08 Comment(0) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(2) Dear friend 拝啓デジタルネイティブさま寒気の候。デジタル生まれとはいえ、お体は物理世界に存在いたします。風邪などお召しにならぬよう、どうかご慈愛ください。ご無沙汰しております。文通ネイティブのはがねのつるぎです。... 2008/12/02 Comment(0) デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(1) Born to be Digital 「デジタルネイティブ」。NHKの番組です。テレビなど見るものか。大見栄を切って脱テレビ宣言をしたにもかかわらず見てしまいました。ゴメンナサイ。今回は情報収集です。目的を持ってテレビを見るのはかまわない... 2008/11/26 Comment(0) セブン・ソード~お勉強するための7つの剣戟 スキルネイティブのはがねのつるぎです。デジタル。フィジカル。どちらもウイルスに感染してしまいした。ハードウェアを守るため、オンラインスキャンを実行。きっと、内部でフル稼働してくれていることでしょう。発... 2008/11/17 Comment(0) テレビを捨てて街にでよう~実践編 デスマーチがきっかけでしょうか。残業続きだと落ち着いてテレビを見ているヒマもありません。前回に引き続き、公共のパケットを使って公共の電波のお話です。フリーなスキル:テレビを捨てて街にでよう~理論編vi... 2008/11/13 Comment(0) テレビを捨てて街にでよう~理論編 雪鍋に挑戦です。大根おろしを作りましょう。大量に作らねばなりません。ていねいにすりおろします。「できた?」「飽きた」短気は三大美徳の1つ。ミキサーを用意してくれました。スイッチ、ポンでバキバキです。わ... 2008/11/11 Comment(0) それでもわたしはアナタが好き ネクタイを締めて、スーツを羽織る。カバンの中身はお仕事仕様。腕時計と携帯電話も忘れずに。このスーツはちょうど独立したときに新調したものです。思い出の一品というほど大げさでもありませんが、このスーツも2... 2008/11/05 Comment(2) 集中力を高めるためのたったひとつの冴えたやりかた ウェットスーツに身をつつみ。フィンを装着した脚は水中仕様。ゴーグルには曇り止めを忘れずに。タンクを繋いでバルブをひねると残圧計が残りの酸素量を示します。レギュレータを咥えてひと呼吸、pingを打つ。エ... 2008/10/28 Comment(0) 或るSEの模範的週末の過ごし方~基本情報技術者試験受験レポート ■10がつ17にち(きんようび)はれきょうは、ていじです。夕方すぎ、調子よくモジュールを組んでいると、仕様を勘違いして作り込んでいたことに気付く。あわや休出コースかと思いましたが、原因はハッキリしてい... 2008/10/21 Comment(0) 前のページへ 1 2 3 次のページへ SpecialPR
雨雲の下のくだり坂 日曜の夜。休日出勤中だ。いいかげん煮詰まっている。なんだかイラっとしてきた。「帰ろう」そう決めた帰り道。大きな交差点の前で赤信号に躓(つまづ)く。あきらめて歩道橋を渡ることにした。じっとしていられない... 2009/02/24 Comment(0)
言葉は理解できなくても伝わる気持ち。言葉は理解できても伝わらない気持ち。 朝。ある開発現場での初日。割り当てられた机に座る。目の前で電話をしている人がいた。何を言っているのか、さっぱりわからなかった。彼の名はロン。出身は中国。オフショアで出している現地のエンジニアと打ち合わ... 2009/02/17 Comment(2)
わたしが、あたらしい勉強に目覚めたワケ 2年ほど前。独立してフリーランスというスタイルで仕事ができるようになった。と、いっても、客先常駐での作業が基本。会社に所属していたころと、あんまり変化していない。自社で別プロジェクトの持ち帰り作業を手... 2009/02/10 Comment(2)
ぶん。ぶん。ぶん。 「書くという行為は筋肉と同じ」病気でしばらく寝込んでいたりすると、身体がなまってイメージどおりに動かせないときがある。同じように、モノを書くことも、しばらく休んでいると書けなくなってしまうことがある。... 2009/02/03 Comment(0)
ものすごく危険なシチュエーションを可能な限りリカバリーするためのレッスン 生まれてはじめて同性とキスをした。名はジミー。金髪碧眼の青年である。ぷうっと息を吹き込み肺が膨らむのを感じるたら、すかさず体のポジションをいれ変える。「イチ、ニ、サン、シ……」ゆっくりめのリズムでテン... 2009/01/27 Comment(0)
太る宇宙 恐る恐る、体重計に足をかけてみた。自重に反応するプレートが少し沈む。測定。デジタル表示のメータが動き出し、やがて安定した数字。前回の結果より大なり。太った。年末と比べて3キロも。■身体最適化プロジェク... 2009/01/14 Comment(0)
サバイブのカード ぶるんっ。ハイテク化された車の運転席。キーをまわすと、エンジンがブートする。電気が供給されはじめ、システムはいっせいに目をさまし始める。カーステから音が流れ出し、カーナビは行き先の入力を待っている。気... 2009/01/05 Comment(2)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(番外編) 自称ミュージシャン 生活のなかに音楽はあふれている。CDやMP3にパッケージされたものだけがすべてではない。パソコンを起動すれば、ハードディスクの回転音が鳴り響き、冷却ファンの風切音が聞こえる。窓をあけてみる。通りすがる... 2008/12/26 Comment(0)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(6) オーバーネイティブ インディーズレーベルで活躍している無名のバンド。小さなライブハウスで演奏するミュージシャン。自分だけしか知らないマニアックな音楽。ふとしたきっかけで、一躍、有名になる。売れはじめる。そんなとき、もうフ... 2008/12/24 Comment(0)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(5) デジタルなソクラテス 後編 理央さまはお尋ねになられました。「森の賢人は深き森の道を知るという」。賢者は、非デジタルな世界で何を思うのでしょうか。哲学ネイティブのはがねのつるぎです。■その2「何ができるのか」デジタルネイティブた... 2008/12/18 Comment(0)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(4) デジタルなソクラテス 前編 ミルの言葉からはじめましょう。「満足な豚であるより、不満足なソクラテスを」不満足であるがゆえに、永遠のベータ版です。問題点をあぶり出し、カイゼンを続ける。わたしたちの言葉と行動もまた哲学的ではないでし... 2008/12/15 Comment(0)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(3) 情報の錬金術師 活字ネイティブのはがねのつるぎです。インターネットを巨大な図書館だと感じたことはありませんか?昔から図書館が好きでした。本屋さんが大好きでした。規則ただしく並べられた本棚。そのひとつひとつにぎっしりと... 2008/12/08 Comment(0)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(2) Dear friend 拝啓デジタルネイティブさま寒気の候。デジタル生まれとはいえ、お体は物理世界に存在いたします。風邪などお召しにならぬよう、どうかご慈愛ください。ご無沙汰しております。文通ネイティブのはがねのつるぎです。... 2008/12/02 Comment(0)
デジタルネイティブとパーソナルナラティブ(1) Born to be Digital 「デジタルネイティブ」。NHKの番組です。テレビなど見るものか。大見栄を切って脱テレビ宣言をしたにもかかわらず見てしまいました。ゴメンナサイ。今回は情報収集です。目的を持ってテレビを見るのはかまわない... 2008/11/26 Comment(0)
セブン・ソード~お勉強するための7つの剣戟 スキルネイティブのはがねのつるぎです。デジタル。フィジカル。どちらもウイルスに感染してしまいした。ハードウェアを守るため、オンラインスキャンを実行。きっと、内部でフル稼働してくれていることでしょう。発... 2008/11/17 Comment(0)
テレビを捨てて街にでよう~実践編 デスマーチがきっかけでしょうか。残業続きだと落ち着いてテレビを見ているヒマもありません。前回に引き続き、公共のパケットを使って公共の電波のお話です。フリーなスキル:テレビを捨てて街にでよう~理論編vi... 2008/11/13 Comment(0)
テレビを捨てて街にでよう~理論編 雪鍋に挑戦です。大根おろしを作りましょう。大量に作らねばなりません。ていねいにすりおろします。「できた?」「飽きた」短気は三大美徳の1つ。ミキサーを用意してくれました。スイッチ、ポンでバキバキです。わ... 2008/11/11 Comment(0)
それでもわたしはアナタが好き ネクタイを締めて、スーツを羽織る。カバンの中身はお仕事仕様。腕時計と携帯電話も忘れずに。このスーツはちょうど独立したときに新調したものです。思い出の一品というほど大げさでもありませんが、このスーツも2... 2008/11/05 Comment(2)
集中力を高めるためのたったひとつの冴えたやりかた ウェットスーツに身をつつみ。フィンを装着した脚は水中仕様。ゴーグルには曇り止めを忘れずに。タンクを繋いでバルブをひねると残圧計が残りの酸素量を示します。レギュレータを咥えてひと呼吸、pingを打つ。エ... 2008/10/28 Comment(0)
或るSEの模範的週末の過ごし方~基本情報技術者試験受験レポート ■10がつ17にち(きんようび)はれきょうは、ていじです。夕方すぎ、調子よくモジュールを組んでいると、仕様を勘違いして作り込んでいたことに気付く。あわや休出コースかと思いましたが、原因はハッキリしてい... 2008/10/21 Comment(0)