「質問できない雰囲気を作る上司が悪い」のか?
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ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。「新人が質問をしにこない」というテーマで話題を呼んだコラムへの応答。
- 「ググるな危険」と常識のラインについて
- 交渉の目標設定
- 新コラム:拝啓、山田たま子でございます
新人は質問をすべきである
ジーワンシステムの生島勘富氏による『ベンチャー社長で技術者で』。「質問できない新人」に喝を入れる。
さまざまな議論を呼び起こした、ひでみ氏のコラム「ググるな危険」。「質問できない雰囲気を出している上司の方が悪い」というコメントを見て、生島氏は「甘えている」と感じたという。学生は教えてもらうのが仕事だが、新人はそうではない。仕事を覚えるために、新人が質問するのは当然だ。
変な質問をしてしまい、怒られたり笑われたりするのが嫌だ、という新人の気持ちは理解できる。しかし、質問をして常識を覚えていくのは、若い間しかできない大切な仕事である。新人は質問すべし。これが生島氏の主張である。
「目的」と「目標」の違い、分かりますか?
セイ・コンサルティング・グループの 山崎有生氏による『SE/PGのためのヒューマンスキル』。「交渉」の方法について解説する連載、第2回。
交渉の「目的」は、「パイを大きくすること、競争ではなく共創である」。では、交渉の「目標」は何だろうか? その前に、「目的」と「目標」の違いについて考えてみる必要がある。
目的は「何のために行動するか」、目標は「どこまで行動するか」といい換えられる。「テストで100点をとる」「営業予算を達成する」など、目標は定量的な数値で示される。しかし、目的のない目標を追いかけるのは、なかなかつらい。「なぜ100点をとらなければならないのか」「なぜ営業予算を達成しなくてはならないのか」……。目的と目標は、常にセットで考えるべきなのである。
エンジニアアシスタントが登場
最後に、新コラムを紹介する。エンジニアアシスタント山田たま子氏による『拝啓、山田たま子でございます』がスタートした。
山田氏は、IT企業の事務員だ。若手職員のマナー指導やアシスタント業務などを行っているという。「何をしているのかよく分からない業界だから」と、IT業界を敬遠しがちな若い女性に向けて、「IT業界は素敵だよ!」とメッセージを送っていきたいという。
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