「ググるな危険」と常識のラインについて
うむ~。炎上したら怖いけれど、いろんなことを考えてしまったので、ひでみさんの「ググるな危険」について書こうと思う(忙しいからコメントは遅くなります)。
わたしは人を育てられない。それは大部分は金がない焦りから来ています。弊社のように金がないと、技術は盗むものだからどうぞ盗んでちょうだいって方針しか採りようがない。とてもじゃないけれど、大手のやり方はできない。説明したいことは山のようにあるけれど、経済的にそれは許されず、新人だろうが中途採用だろうが、自立的で爆発的な伸び率を見せていただけないと成り立たないのです。ベンチャーですから、わたしのところあたりはメチャクチャきついと思う。
大手の下請けなどで、新人の育て方を見ることもあるが、「余裕があるとこういうことができるんだな~」とうらやましくなることも多々ある。
さらには、「甘えんなよ!」って思いも多分にある。ブックマークのコメントを見る限り、口開けて待ってるタイプが多いんだなと、ガッコウと会社の区別がついてないんじゃないのかとも思う。
そして、わたしの言動を思い返すと、「ググれよ~!!」はよくいっている。
多分、ひでみさんのところの件の彼がいたらわたしも、「ググるの禁止!」っていうかもしれませんが、「ググるの禁止!」といいたくなるタイプは、わたしが言いたくなる前に淘汰しちゃっているか、危険を察知して逃げていると思われ……、見かけない。本物の新人を相手にするようになったら、そういう人が出てくるのかも知れませんが、確実につぶしてしまうでしょうな、がんばって中間層を作らねば。
いずれにしても、どこにハードルを設定するのか、つまり、常識のラインというのは本当に難しい問題です。
常識のラインというのは、何も新人だけに適用されるのではありません。例えば、10年以上前の話ですが、定期券を管理するという仕組みを作ったことがあります。
想像つきますか?
その会社(大企業)では交通費は6カ月定期券の現物支給なのです。異動があったり、引っ越しの申請をすると、人事部で払い戻し処理と、新規の購入処理を行い社内メールで発送します。もちろん、期限が近づけば人事部で継続の定期券を購入して発送します。
その大企業の人の多くの社員は大学を卒業してすぐに入社し、中途採用はほとんどありませんから、他の会社の経験がある人はほとんどいません。つまり、打ち合わせに出てこられるすべての人にとって、定期券は会社が買って届けてくれるのが常識です。
しかし、中小企業にしか所属していないわたしにとっては、定期券を会社が買って現物支給なんて想像できないことですから、徹底的に質問攻めです。お客様の方は、なぜ、そんな当たり前の質問が来るのか理解できないので、なんだか噛み合わない打ち合わせが延々と続きます。最後には「え~、じゃあ、あなたたちは、まさかとは思うけど、自分で定期券を買いに行くの?」って(わたしにとっては)当たり前のことでびっくりされました。
どちらが普通なのでしょうか?
どちらでもよいのですけれど、これぐらい常識のラインが違うと感覚的に質問しなければならないとすぐに理解できます。
しかし、わたしも半端な自信がついたころ大失敗をやりました。「運送会社の配車システム」をやったときに、配送先を必須にする前提で設計してしまったというものです。「運送会社が荷物を運ぶのに届け先の住所を知らないで運べるわけがない」という馬鹿げたわたしの勘違いからやっちゃったのです。
常識の違いを踏まえて質問すべきでした。
異業種のこういう実態を見られるのがSIerの醍醐味なのですが、SIerの仕事というか、本質は「質問されること」ではなく、「質問すること」にあるとわたしは考えています。もちろん、質問に対する答えをまとめて……、と次の仕事がありますけれど、まず、会社毎に違う常識を乗り越えるために、「質問する」のは非常に重要なスキルなのです。
仕様書の中で書かれる「コンフィグファイル」は、iniファイルを指すのが標準という会社もあれば、.NETのapp.configを指す会社もあるかも知れません。コンフィグファイル = レジストリと変換するのはどうかと思いますが、文化・常識が違えば「コンフィグファイル」では理解できないかも知れません。
わたしも本文を読んで、app.configとは思わなかったけど、作る前に、「コンフィグファイルって何のことですか? ファイル名とか決まりがありますか?」って聞けばすむ話ですね。他所の会社の文化を知らないことは恥ではないのです。
一般常識なのか、業界常識なのか、会社固有の常識なのか、いずれにしても理解できなければ質問すればいい。それが一般常識、業界常識のときは、叱られたり、笑われたりするかも知れないけれど、わたしは聞く方の問題か、聞かれる方の問題なのかというと、「聞く方の問題」だと考える。
もっとも、「分からないことはちゃんと質問するように」って方針でやってて、お客様に「在庫って何ですか?」ってやられて、横にいたわたしもフリーズしたこともあるけどね(今の会社の話ではない)。わたしはそこまでのことはないけれど、鈍感力がありすぎなのか、打たれ強すぎなのか、ガンガン質問してきた。お陰で常識を知らずに恥もかいてきたけれど、恥をかいた分強く覚えている。
「同じことを何度も聞いちゃいけない!」ってことさえ守れば、知識のなさから常識の範囲の質問して叱られたり、笑われたりするのは、若い間しかできない大事な仕事です。笑われることによって、常識というか、空気というものを知っていくものなのです。
というわけで、イヤな上司だろうが何だろうが、「質問できない雰囲気を醸し出している上司の方が悪い」なんて考え方をしている人は、その時点でいろんなものを失っている。ガッコウは教えてもらうのが仕事ですが、新人はできるようになるのが仕事ですから、質問しないといけないのです。
質問できない人は、考え方を変えた方がよいでしょう。
若い人の話ではなく、中間層以上の年齢の技術者でも同じように悩んでいる。
こんなことがありました。
VB.NET + SQLServer という構成のプロジェクトを、当時入ったばかりの(といっても10年の経験者で、会社もできたばかりですけどね)社員にSE兼PMとして任せました。もちろん、任せた以上、わたしは細かいことは言いません。
プロジェクト開始にあたってお願いしたことは、ストアドプロシージャを使って、SQLを書く人と、VBを書く人を分離して欲しい。初めてVB.NETでやる直請けの案件だったので、社内標準となるコントロールを作って欲しい。という内容でした。
【重要】ストアドプロシージャでやるのはパフォーマンスの問題ではなく、開発者を分けて担当させることにあるのです。これは何度も書いているけれど、次の記事でもう1回書こう……。
結果、大きな問題が3つ起きました。
(1).NET Framework Data Provider for SQL Serverではなく、ODBC .NET Data Provider を利用。※ パラメータに「?」しか使えないとか不便不便……。
(2)パラメータがWHERE句(文字列)
※ 意味不明……。(3)担当者を分けてない
※ 一番重要な部分でなぜ逆らう! ってか、パラメータがWHERE句(文字列)では分離はできませんな。
新人なら理解できたことですが、10年選手だからこそ体にこびりついた他社での常識が邪魔したのでしょう。おまけにプライドがあるから聞きに来ないどころか、
わたしが説明する = 今の(今までの)やり方を否定する
となりますから、わたしの意見は聞こうとはしませんし、わたしが説明すること自体を拒否しはじめます。
もちろん、再利用できる部品など何もできませんでしたし、プロジェクトは無茶苦茶になって、無茶苦茶にしただけで辞めていきました。会社が潰れる危機はここから始まって、5年経ってもいまだに引きずっています。奇跡的に生き延びていますけどね。
責任は彼に任せたわたしにあります。なので、PMを降ろそうとしたのですけれど、引き継ぎまで拒否しやがって……。サンプルソースを渡しても、説明を拒否されてはどうしようもなかった。
今もそうですが、あるレベルの人間に真逆のことを説得するのは、相手もプライドを持っていますから簡単にはできません。乃木大将ではなく、彼のようにお山の大将であっても、変えれないラインをしっかり持っている。わたしはそれを超えてしまうようで、説得の方法がなかなか見つかりません。
何にせよ、仕事をする上で、もっとも重要なのは常識のライン(価値観、文化)をすりあわせることにあるのは間違いありません。
弊社はベンチャーである以上、社内の常識のラインは偏ったところに引いています。しかし、業界の仕事もするわけで、業界としての常識のラインを計りかねています。
例えば、INNER JOINを使うべきだと思うし、HAVING以降はとってつけた感が否めないけれど、それはさておき以下のSQLを見てどう感じるでしょう?
SELECT
資格取得履歴表.社員番号,COUNT(*)
FROM 資格取得履歴表,社員表
WHERE 資格取得履歴表.資格番号
IN (SELECT 前提資格表.資格番号
FROM 前提資格表
WHERE 前提資格表.職位番号 ='02'
)
AND 資格取得履歴表.社員番号=社員表.社員番号
AND 社員表.職位番号 ='02'
GROUP BY 資格取得履歴表.社員番号
HAVING COUNT(*) >=
(SELECT 職位表.取得資格数
FROM 職位表
WHERE 職位表.職位番号 = '02')
5年ぐらい前だと、これぐらいでも「メンテできなくなる」とかいって突っ返してくるところは多かったな。今はそういうところはなくなったのかな?
というようなことを考えないといけない時点でおかしい。もちろん、「INNER JOINで書きなおしなさい」は正しい指導だと思いますけど、この程度が「メンテできない」なんて技術者としていうなら「今すぐ辞めて田舎へ帰れ!」ということを、わたしは個人的に常識として採用しているのですが……。
田舎へ帰るべき人たちが作った常識なんて糞みたいなものなんですけれど、常識だけに多数決で勝てるわけもなく……。本当にSQLは上からつぶされている。
わたしには、常識のラインが分からない。ウソ、本当は分かってて、それを変えたいと思っているのですから……、難儀なやっちゃ(大阪弁)。
コメント
士郎
生島さん、こんばんわ。
>大手の下請けなどで、新人の育て方を見ることもあるが、「余裕があるとこういう
>ことができるんだな~」とうらやましくなることも多々ある
わかります!
新人時代にこんな教育を受けれるなんて!と私も羨ましいと何度も思いました。
私は、新人時代教育なんて無縁でしたし、分からなければ自分で調べ(と
いっても当時はインターネットがまだ普及前でしたので大変でしたが)、
先輩に聞きなんとかやってきました。
>定期券の話
これは、分かりませんね。
恐らく大部分の人は定期は自分で買うものだと思っているでしょうが、
麻生や鳩山みたいに世間を知らない例もあるのでこればかりはどうしようも
ないですね・・・。
>「甘えんなよ!」って思いも多分にある
ブックマークの存在を知りました。ちょっと見ましたが「質問するように
教育しなさい」ってありましたが、最近はこんなこと教育しないといけない
のか?と思いました。
質問するように教育するのが今の当たり前なん?分からなければ自分から
どんどん質問していくのが自然な行動だと思ってましたが、定期券と
同じなんですかね。
>中間層以上の年齢の技術者でも同じように悩んでいる。
こんなエンジニアがいるんですね。しかも会社が倒産の危機になって
しまうなんて・・。
>5年ぐらい前だと、これぐらいでも「メンテできなくなる」とかいって
>突っ返してくるところは多かったな。
なんか異世界での出来事を話されているみたいで、本当にこんなこと言う人が
いるんでしょうか?(笑)
生島さん、お疲れ様です。
本題と関係ないですが、超有名な大手SIのプロパーでもExplainすら知らない人と何度か仕事をしました。恐ろしいことに、彼らがSQLに及第点を与えるボーダーラインは、製造段階での体感速度とステップ数の少なさだけなんですよね。
当然フルスキャンが走っていることも見落としてしまうので、本番の大量レコードを扱った途端、一気に使えない事が露呈してしまうというオチもありました。もちろん、実行計画というものを知らない人には、逐一レクチャーしてますけども。
本題に移ります。
ひでみさんのところで次回記事の予告をしたのですが、かなり語りつくされた感もあるので『もういいかな』と考えていたところです(笑)
私も「甘え」の印象を受けてました。そんな中で、あちらにもコメントしましたが、
> さらには、「甘えんなよ!」って思いも多分にある。ブックマークのコメントを見る限り、口開けて待ってるタイプが多いんだなと、ガッコウと会社の区別がついてないんじゃないのかとも思う。
と、言いたかった事が明記されていたので、次回テーマは白紙に戻します(笑)最近、一気に忙しくなってしまったというのもありますが・・・
それでは。
Soda
>常識の違いを踏まえて質問すべきでした。
これ、難しいですよねぇ。
聞きすぎてもいけないし、聞かないでズレたままに進んでもいけない。
自分の中で違和感を感じなければ、聞かないといけないことに気がつかない。
経験を積めば積むほど、先入観を持たずに話を聞くことが難しくなる矛盾。
ズレが無いように、確認しようとすれば、「わかっていない」と疑惑をもたれやすくなるし・・・
>質問できない人は、考え方を変えた方がよいでしょう。
質問されるのを嫌がる人がいるのも確かなんですよねぇ。
結局その新人が出来なければ、全体として影響がでるハズなんだけど、それよりも自分のノルマを優先してしまう。
・・・まぁ、自分のノルマで一杯なのかもしれませんが(^^;
聞くのが恥ずかしいってのは性格なんですかね。
常識を知らないのは恥ずかしいことかもしれないけど、一回聞いて覚えれば次からは恥をかかなくてすむわけだし・・・
そりゃー、一度も恥をかかないのは理想なんですがw
もちろん、調べてわかるようなことなら聞かないけれど(^^;
この手の話は、部下が居るか居ないかで感じ方が大きく違うんですかね。
ひでみさんとこのブックマークコメントで、ひでみさんを否定する発言も結構あるのが意外だと思ったり。
上流、下流の話に似ているのかなぁ、細かい状況が見えてない分、極端な方向で想像してしまうような感じ。
TOM1935
生島さん、はじめまして。
>今もそうですが、あるレベルの人間に真逆のことを説得するのは、相手もプライドを
>持っていますから簡単にはできません。
自分は直属の上司に対してこれを常々感じてますね~。
プログラムに限ることではないんですが。
部門目標として「生産性をあげる!!」と掲げているので
~ってやり方だと効率がいいと思います、ということを上司へ相談すると
「自分は今までこのやり方でやってきたから」
「会社でこうって言っているから」
「この方が効率がいい(と自分は思っている)から」
というニュアンスでマニュアル的に答えが返ってきて有無を言わせず、
という感じなので。
業務管理者としての上司であるのに、自分たちの仕事の業務内容をほとんど知らない
上司なのでそこがさらにキツイです…
今までの経験とプライドからきてるのだと思いますが、
「オレが言ってることが正しいんだ!!」的なオーラを出され手に負えないです…(泣)
無性に
「あんたに何が分かるの?何を管理してるつもりなの?」
と言いたくなってしまうことがあります…
自分が確実に正しいと思っている訳ではないんですが、
現場の人間の話を聞いてくれよ・・・
グチが続きそうなので、ここらへんで失礼します(笑)
インドリ
おはようございます。
>わたしの意見は聞こうとはしませんし、わたしが説明すること自体を拒否しはじめます。
う~ん、これは大変ですね・・・
こういった人が多くて、違う意見を言うだけで攻撃してくる人が居ますからね・・・
私も経験が多々あります(笑)
さらには、一度噛みついたらすっぽんの様に何時までも噛みついてきて、何を言っても攻撃してくる執念深い人も多いです。
そういった人は多分視野が狭く、人間としての器も小さいのでしょう。
とはいえ、そういった人も説得&視野に入れるのが経営者の務めだと思いますので、難しいとは思いますが、予めその人のやり方を聞き、それに応じて権限を下げたり、「うちのやり方でやってくれ」と半ば強制するしかないですよね。
その時には、「それもあり得るけど今回はこっちでしてくれ」とひとまず言うしかないと思います。
私も既存システム改善の仕事の際には、前任者のプライドを傷付けないように配慮して発言します。
一例を挙げますと、既存のシステムが動いていたお陰で新しい仕事が発生して改善する必要が生じたと提言します。
これは事実ですし、前任者のプライドも傷つけないので多用しています。
仕事は人の感情も絡んでくるので厄介ですね。
後受け身体質は、社会人としていかがなものかと私は思います。
職場は学校ではなく、職場の学習とはプロジェクトをこなし、先輩から技を盗む鍛錬に他ならないのです。
学校のお勉強は社会では通用せず、常日頃プロ意識を持って鍛錬を続け、なおかつ職場で他者の長所を謙虚に受け入れ続ける事が大事ですよね。
経営者は大変ですね。
tyoko_e
こんにちは。しっぱと申します。
>その会社(大企業)では交通費は6カ月定期券の現物支給なのです。
こういう会社ありましたね・・・・。お客様先ですが。
その子の会社の人は逆に自分で買う方がいいなーとおっしゃってましたがw
業務に関して同じ言葉でも違う意味で話されていたりすることって多いんですよね。
私は俗に言う「火消し」でしたので新卒入社後1年で7か所というお客様を周り、その後も開発よりもコミュニケーション能力を買っていただき、技術力のない人間になってしまいました。
ですが、得たものも大きく「わからないことを聞く勇気」を学んだように思います。
その先々で自分より若く、その会社で経験のある人間が大勢おりました。
その人達に勇気をもって聞くことって大事なんだと思いました。
あとから入ってきたPMで時々、聞くことができない人が入ってきたときは大変です・・・・
全て私を介してしか質問を投げない事態に^^;
今までやってきた自信はいいと思います。否定はしません。
ただ、それが100%生きるとは思わないでほしいですね。
その現場現場で言葉も違えば文化も違う。
その文化を壊して新しく全てを作り直す時期なら問題ないですが、途中からの参画であれば壊さずに間違った時だけ軌道修正すればいいんですよね。
っと・・・話がずれましたね。
言いたかったのは新人がわからないことも上司が質問しづらい雰囲気を醸し出しているということも、すべて自分中心に物事を進めすぎているからそう見えるのではないかということです。
言ってみれば「自分の生み出した幻覚」みたいなものではないかと。
自分の周りの雰囲気は自分で作るもので、だれの責任でもありません。
わからない時に聞かなくて苦労した新人も「自分が聞かなかったから悪い」ですし、質問を受けた上司が答えずにさらに上の方から対応が悪いと言われるのも自己責任です。
仕事は育った文化が違う人間の集まりで行う業務です。
自分の常識が相手に通用するなんてのはエゴなんじゃないかなーと思ってたりします。
今は社内SE兼プリセールス(?)として営業同行もこなしていますが、社内の用語をそのままクライアントに話している営業がいてクライアントの方の顔にハテナマークが見えるのを時々見ます^^;
これと同じ現象が起こってしまった事例なのかなーとちょっと自分の中でマクロ的に考えてみました。
がるです。
「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」とはよくもまぁ上手い事言った物だと、いつも思います。
自分自身が「普通だ / あたりまえだ / 常識だ」と思っている足下をこそ、定期的に疑い、疑問に持ち、今一度考察する事が不可欠なのだろうとしみじみ思います。
forseti
こんにちは、forsetiです。
最近新人の方をと作業していますが、
「過去の自分にとっては非常識でも今は常識」
となっていることがあまりにも多く、
結構懐かしさと驚きを感じながら接しています。
相手のモチベーションを下げても一銭の得にもなりませんので、
最低限聞くための土台となり、開発が楽しめるための知識は与え、
その上で突き放すようにしました。
きつい事を言われても、相手が納得できる状況をいつも作るよう努力しています。
(そうしないとただの理不尽な一言であり、新人教育ではないと思っています。)
個人的には、会社人事の謳い文句にも責任があるのではないかと思います。
「教育をしっかりします、○ヶ月はOJTで先輩がついてくれます。」
どこぞの選挙の如く甘い言葉で人を集め、現実は皆様の書いていらっしゃる通りです。この手の言葉に騙されて辞めていった人も何人か見ていますし・・・。
理想ではありますが、
あまりよい印象の無いこの職業だからこそ、本来SEのやりがいとか楽しさはキチンと伝えてあげたいです。そういう積み重ねが業界全体の改善に向かうような気がします。
moge
はじめまして。
>任せた以上、わたしは細かいことは言いません。
ご自分でもおっしゃってますが、これが不幸を呼んでしまったようですね。
当たり前と言えば当たり前の結果ではないでしょうか。
権限のある方が任せる人の見定めを誤ると、その下の者は無駄に忙しくなります。下の者から言わせてもらうと、上の方の指導は、その上の方が責任を持って行ってもらいたいです。放任とか簡便してください。
以上、失礼しました。
Jitta
> ブックマークのコメントを見る限り、口開けて待ってるタイプが多いんだなと、ガッコウと会社の区別がついてないんじゃないのかとも思う。
「口開けて待っている」というより、「とりあえず目は通した。目についた文言にだけコメントする。文意は理解していない」じゃないかと。
ところで、「SQL」を、DML だけでなく、ストアード プロシージャも含めて用いていらっしゃいますか?時々、ロジック的なことを DML でどうやって実現するんだ?と、疑問に感じます。
mogeさん:
×簡便
○勘弁
メソポタミア文明
生島さん、こんにちは。
>>インドリ 2009年11月25日 (水) 09:51
>>一例を挙げますと、既存のシステムが動いていたお陰で新しい仕事が発生して改善
>>する必要が生じたと提言します。
とりあえずツッコミがないようなので嫌味と皮肉にしかどうみても(ry
私なんかは解からないとこがあるとすぐ聞くほうですね。
とくにVB6のコードなんか見るときは作った人に聞かないとわからない事が・・・多々
若いうちは質問どんどんすればいいんですかね?と21歳のおっちゃんがいってみる。
インドリ
あまりの僻み根性のきつさにウケました。
読解力と精神に問題があるようですね。
システムが従来の仕事の手間を減らし、事業が拡大した結果、より強力なシステムを導入する必要性が生じたという事なんですが、どう曲げてとったのでしょうか?
情報システムは生産性を高めるのが役割なんだから、新しい仕事を作ると言うのは賛辞以外のなにものでもないのです。
これを皮肉と受け取った取った人は初めてです。
何でも僻み根性で聞くという意味かな。
それならば聞く意味はない。
ちなみに、意味を聞かずに勝手に嫌味と解釈したのは何故なんだろう?
日頃聞いているというのも嘘っぽい。
この手の人の同僚は大変でしょうね。
セロ
>改善する必要が生じた
ってのは従来のシステムに問題点がありましたってのとほぼ同義だからです。
使う言葉によって、相手に与える印象が変わるのです。
もう少し日本語を勉強して下さい。お願いします。
Atsushi777
「聞く方の問題か聞かれるほうの問題か」
という問題設定が間違っているような気がしないでもないです。
聞く方にとっては、聞かないと成長できない自分が損するわけで、
まさに聞くことのできない自分の問題として考えないとだめだと思います。
聞かれる方にとっても聞いてくれないと社員がまともに育たないわけで、
育たないと聞かれる側もたいてい困るでしょうから、
やはり質問しにくい雰囲気があるのかもしれない
自分の問題として考えないとだめなのではないでしょうか。
saki1208
生島さん、こんばんは。
saki1208です。
仰る通り、先輩や上司への質問も仕事のうちですよね。分からないこと、知ら
ないことを放置して先に進むととんでもないことになります。
エンジニアとしての仕事は一人でできることもありますが他人との会話や交渉
による部分も大きいです。その中には切り出し易いものもあれば切り出し難い
ものも含まれますから、社内の人間と会話することができないレベルでは到底
こなせません。
# 内部でできないことが外部に対してできることは殆どないでしょうから…
# また、そんな人を安心してお客様との会話の場に出すことはできないし…
練習と思ってやってもらうしか無いと思います。
# 慣れてくると人が変わったようにフレンドリーになられても困りますけどね。
セロ
どんなベテランであろうと、受注した業務の詳細は顧客に聞かなければいけません。
「質問しにくい雰囲気だったから、顧客に質問できませんでした。」なんてことを言ったら、首が飛ぶ可能性があります。
新人で社内作業をしているうちは、「聞くスキル」も育てないといけません。
質問しにくい雰囲気であろうと疑問点は確認するという覚悟が必要。
社会人になってからようやく「コミュニケーションスキル」を育てなきゃいけない時代なんですね。
おまとめでお許しを
士郎さん、こんばんは。
上の人間がものすごく気遣いするのが当たり前みたいですね。私は違うと思うな~。
上のSQLは5年前なら突っ返されたでしょうね。
今でも、「EXISTSは極力使わず、IN述語でできないか検討すること」ってコーディング規約を見ることはある。
ちょぽりんさん、こんばんは。
OracleならPLAN_TABLEが存在しているかどうかで、まずは、それを作ったSIerの実力を見れた時代もありましたね。
今は(10Gから?)最初からあるみたいですけど。
お暇なら一発書いて貰えれば、あんまり炎上しないみたいだし(苦笑)
Sodaさん、こんばんは。
> 常識の違いを踏まえて質問すべきでした。
SEに取って、一番難しいところですね。
特に初めての業界のお客様は、その業界の常識を知らないことが多いので緊張します。
それがまた楽しいのですけれど、先輩、上司に聞けないヤツが、客にちゃんと質問できるわけがないので、新人のうちに目一杯恥をかくべきです。
叱られて、笑われて潰れるようでは、先輩、上司に聞けなくなるようでは、先は知れてます。早いうちに潰れた方が本人と周りのためと私は考えています。
TOM1935さん、こんばんは。
>「自分は今までこのやり方でやってきたから」
>「会社でこうって言っているから」
>「この方が効率がいい(と自分は思っている)から」
きついタイプですけれど、サラリーマンはリスクを極端に嫌いますからね~。
私はリスクを嫌わなすぎて困っていますけど(苦笑)
しっぱさん、こんばんは。
> 社内の用語をそのままクライアントに話している営業がいてクライアントの方の顔に
> ハテナマークが見えるのを時々見ます^^;
私の場合、相手が業界の人だと、同じことをやります。
半分わざとですから、困ったものです。
がるさん、こんばんは。
> 「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
アインシュタインでしたっけ?
私は天の邪鬼だから偏見だらけ……。
ブログ拝見しました。RDBMSはデータストアが目的じゃないので、データストアが目的であればもっとオーバーヘッドの軽いものを選ぶべきですね。
forsetiさん、こんばんは。
> 最近新人の方をと作業していますが、
> 「過去の自分にとっては非常識でも今は常識」
> となっていることがあまりにも多く、
ですね~。
次に書こうかと思っていますが、徒競走で手をつないでゴールとか、全員が主役とか、大学も全入時代ですし、あまりにも波風にさらされなさ過ぎな人が多い。それって本当に愛情なのですかね?
mogeさん、こんばんは。
少なくともPMにあまり指示は出してはいけないと、私は思っています。
レベルが低すぎたヤツにPMを任したのが間違いで、まぁ、WEBで問い合わせがあったとはいえ、その後、彼が営業してきた案件なので仕方なかった面はあるのです。
Jittaさん、こんばんは。
> 文意は理解していない
ブックマークでコメントをつけている人は、(上司が悪いという方向で)しっかり分析している人も居るけれど、基本的に文意を理解できてないようですね。
そういう人は「ググるの禁止!」かな。
その理解力・読解力のレベルでコピペされて持ってこられてはかなわない。
>ところで、「SQL」を、DML だけでなく、ストアード プロシージャも含め
基本ストアドプロシージャでやるのですけれど、単純にSQLをラップするだけです。CASE式を減らすための小さなファンクションはいくつか作りますけれど。
その方針で年商100億程度の中小企業の基幹システムで、ループしてロジックが入ったのは0.5%の機能でした。
このぐらいが
http://www.g1sys.co.jp/seminar090515.html
打合せで聞いた段階で「SQLで一発でできる!」って判断して欲しいのです。
その時点で判断しないと、一番最初の会話の段階から分割して考えてしまうから、設計に入るときにはもう「SQLで一発でできる」には、絶対に戻らない状態になっています。それを変えたいのです。
上の問題では、いろんな人に見積もって貰いましたが、大体、2~5人日でした。
ツールを使わずに(テーブルすら作ってないし……)考えながらエディターで30分で書けましたけど(間違っていたけど)まぁテスト入れて半~1人日ってところでしょうか。パフォーマンスは条件にもよるけれど10~100倍ですな。
パフォーマンスに問題があったとき、チューニングと称して答えみたいなものを作ることがありますが、最初からそうすれば開発工数もパフォーマンスも最高にできますね。
SQLは素人にまでやらせている一番簡単な言語なのに、いつまでプロができないできないと言ってるのか?イライラしているわけです。
メソポタミア文明さん、こんばんは。
21歳って私と親子ほど離れてるので……。
ガンガン質問すべきです。
「同じことを2回聞いてはいけない」を守っていれば……。
例えば、「在庫って何ですか?」で笑われて、次に「棚卸しって何ですか?」で怒鳴られるわけです。
これで「同じことは聞いてない」と思うタイプも多いけれど、そういう人はそもそもコの業界に向いてません。
インドリさん、こんばんは。
受け身な人は困りますね。
それはともかく、あまり脱線しないように。脱線したいことがあるならコラムニスト募集に応じてやってくださいな。
Atsushi777さん、こんばんは。
聞きにくい雰囲気というのはないに超したことはないけど、まぁ、顧客の方が遙かに聞きにくかったりする。私のようなええオッサンでも、それなりに緊張して大変ですからね。
会社にはそれぞれカラーがあるから、ゆっくり育てる会社があっても全然問題はないけれど、うちはスパルタ(笑)
セロさん、こんばんは。
Atsushi777さんへと同じになっちゃった。すんません。
次の次のエントリーにイロイロ書く予定。
(時期をハズしてしまうかも知れませんが……)
だんご
誰にも質問しない人は困りますが、「質問できない雰囲気を醸し出している上司の方が悪い」という意見のとおり、質問される側に問題があることもあると思います。また、組織として質問しにくい組織というものも実際あります。
このようなことが無いよう、上司は率先して、部下の仕事がやりやすくなるよう配慮してあげるのがよいと思います。
とは言うものの、会社も組織も人もいろいろなので、自分に合ったところで仕事ができればよいですね。
Ax
こんばんわ。
Axです。
お久しぶりです。
まだ 生きてます。
(給与はまだ・・・遅配しておりますが・・・)
色々なコラムとコメント読んで勉強したり
なるほどなと思うことも 多々あります。
(けっこうおなかいっぱいですw)
私がコメントを書くと 文字制限越えそうなので(笑)
座談会とかある時は呼んでください!(どこでも行きます)
(今日は茨城県出張でした(ユーザー様ミッションで))
東京在住ですが 大阪行きます!
前回のプロジェクト仲間も誘います!
(某王手ユーザー向けプロジェクト仲間)
連絡先は 「メールアドレス: (必須)」 にあるとこです。
みんなで 色々話したいです。
すみません このコラムと全然関係ないかもなコメントでした。。
Ax
すみません。
誤字です。
誤:(某王手ユーザー向けプロジェクト仲間)
正:(某大手ユーザー向けプロジェクト仲間)
です。
Atsushi777
要するに、たとえば生島さんがさほど困ってないのであれば、
それでいいのではないでしょうか。
新人がぜんぜん聞きにこなくて困っているというのであれば、
聞きにくるように策を講じるなり、首にして他のを雇うなり、
問題解決を図るべきで、
聞きにくるのが当たり前だと思っているだけで、
無策でいるのはありえないのでは? ということです。
# 生島さんが無策だといっているつもりはありません。
isz
はじめまして。iszと申します。
以前から興味深く拝見させていただいておりますが、初めてコメントさせていただきます。
私も以前、常識の違いというのに似たものに苦しめられたことがありました。
その名も 「暗黙の仕様」 これは、辛かったです。
暗黙なので、仕様書になんて書いておらず、仕様書どおりに作った自分のコードはその大半が無駄となりました。
当然、期日には間に合わせないといけないので、遅くまで残業する羽目に。
そうなって、ようやく質問することの重要性に気づいたのでした。
わからないことは、わかるまで質問する。
むしろ、わかっていることでも一応質問して確認する。
それくらいしないと、思わぬところで火を吹きかねない。
質問できないそうにない雰囲気だから質問しないというのは、自分やプロジェクト、お客さんのためにならないということを早いうちに知る機会があればいいんですけどね。
まだまだ26の若造なので、生島さんのコラムはとても勉強になります。
これからもコラムを楽しみにしています。
Axさん、こんばんは。
メールしました。
Atsushi777さん、こんばんは。
困っては居るのですけれど、そんなに困ってないというか……。
一般論のつもりで書いているのですけどね。
長いこと新人取ってないし。(学生のアルバイトは居ますが)
iszさん、こんばんは。
聞けないタイプには、馬鹿話には参加するけれど、仕事のことは聞かないとか、いろんなタイプが居ますけれど、本人が、「雰囲気の悪い上司が悪い」って思っているのは大問題ですな。その人は絶対に伸びない。
周りが、もう少し気を遣ってあげた方が良いよ。っていうのはありですけどね。
> 生島さんのコラムはとても勉強になります。
ありがとうございます。
半分以上愚痴ですみませんが、そういう人が一人でもいればやりがいがあります。
PATIO
「ググるな危険」続きでお邪魔します。
いろいろな意見を書かれている方がいますけれど、
なんと言うか程度物という部分を無視してしまうと話が極端になってしまうので
そこのところが問題かなと思います。
質問をしない新人は自身の可能性を潰していて質問しない事自体が問題だ
というのは間違っていないと思いますし、
質問するなオーラをバンバン出して質問者を拒否している先輩もまた問題かと
思います。
最近、ちょうど良い具合と言う考え方が廃れてしまっているような気がします。
どっちか極端な話になってしまっていてお互いに極論の所で良い悪いを
論じていないかなと。
現実の世界はそこまで極端な例は一部の話で大抵の所はそこまで極端な状況では無いのではないかと思います。
ネット上の議論ってのは極端から極端に走りやすいんですかねぇ。
PATIOさん、こんばんは。
なんというか、いろんな人がいろんなことを書いていますが、表面的な言葉に反応する人もいれば、自分の身辺にいる人に置き換えて考える人もいます。
表面的な人には私は何も感じないのですけれど、私も若輩者ですが、アラフォーを超えると、年代毎の新人の比較をやっぱりしていて、年々、訊けない人は増えていると思うのでしょう。
特にネットだから極端に走っているわけではないと思います。
ruca
生島さん
はじめまして、こんにちは。rucaと申します。
業界2年目で新人に毛が生えた程度の者です。
ひでみさんのコラムも読ませていただきましたが、自分の上司たちはコラムに書かれているように思っているのだなと痛感し、胸に痛いことだらけです。
私自身も、その例に出てくるような子です(でしたと言い切れないのが悲しい)。
入社して(中小企業・新人研修無し)すぐの現場で、右も左も分からないので質問すると「俺に聞くな!」と門前払いされてから質問するのが怖くなりました。
インターネットを使用出来ない現場だったので、調べるのは全て本と、現存する似たようなソースでした。
よく分からないけど、自分なりに一所懸命調べてみたらなんとなくコレが使えるような気がして、理解していないけどとりあえず作ってみたら全然畑違いだった、なんてことをしていました。(恐ろしいことに…)
今思えば、どんなにウザがられ、嫌われ、教えてくれなくても、相手が諦めて教えてくれるまで聞くか、別の現場の上司にSOSを出せば良かったのですが、何が分かれば理解出来るのか、何を質問すればいいのか(そもそもプログラミング言語を何も知らないので一般常識すらなかった)分からなかったので、意味不明な質問をされてさぞかし上司は嫌だったのだなと思います。
もちろん、私に任されていた仕事が完成する筈も無く、結局は上司が作ったのですが、振り返れば皆様がおっしゃられているように「甘え」ていたのだなと思います。
同僚のほとんどが私やその新人さんと同じような感覚で、何かしらの理由で「聞かない」のだと思います。(そして辞めていきました)
それで、「上司が悪い」「教えてくれない」「自分が知らないって分かっているのに何もフォローしてくれない」と愚痴っているのです。
本来なら「質問しない」と表現するのですが、本人たちは「質問出来ない」と思っているのが問題なのだと思います。
でも、やっぱりそれは自分が悪いんですよね。
別の現場でもその「甘え」を引き摺って中々治りませんでした。
今は根気良く育ててくれた上司がいるので、「調査力」や「質問力」を付けさせてもらい、ようやくこのコラムの主張を素直に受け止められているというところです。(本当にダメな新人です…)
結局は、「どうすれば問題が解決されて、期間内にベストなものが作れるのか」ってことだと思いました。
インとアウトを理解していないと、そもそも出発出来ないってことが理解出来てなかったんですよね…。(それなのにとりあえず出発してしまい、質問すら出来なくて(しなくて)失敗するんですよね…)
長文になり申し訳ありません。
(元)新人視点からの感想でした。
とても参考になったコラムなので、これからもお邪魔させていただきたいと思います。
それでは失礼致します。
もつ
こんにちは。ちょっと時間が経ってしまいましたが、
> イヤな上司だろうが何だろうが、「質問できない雰囲気を醸し出している上司の
> 方が悪い」なんて考え方をしている人は、その時点でいろんなものを失っている。
まったくそのとおりで、当たり前すぎます。
「質問するなオーラ」って、だったらどうだというのでしょうか?
仕事を遂行するために必要な質問だったら、それをしないとならないです。
それだけのことですよね。知らないことは知ればいいだけの話です。
それとも、上司が質問しにくい人だったら自分の仕事の質が落ち、質問しやすい人だったら質が上がるのでしょうか。
お客さんが質問しにくい人だったら自分の仕事の質が落ちて、質問しやすい人なら質が上がる?
そんな仕事にムラのある人は一緒に働きたくないです。
会社は仲良しクラブじゃありません。
私は、生島さんの本ブログの内容については「一般的な仕事論」としてまったく当たり前のことを主張されているだけだと思います。
もつさん、こんばんは。
わたしも、わざわざ言わないといけないことかと、当たり前と思ってたのです。
しかし、元記事がえらく燃えているのをみて、自分と、若い人たちがどれほどずれているかと、改めて認識したので書かせて頂きました。
そんなことを分かってない人が社長をやったらダメなんですけどね……。