あなたの書類は2秒で落とされる
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。今回のテーマは「ビジネススキル」。書類選考を通過するポイントやシステム監査人の仕事内容について、コラムニストがノウハウを提供する。
- 書類でNGにならない職務経歴書とは!?
- 目指せシステム監査人!!
- エンジニアは商品ではない
書類を落とす「流れ作業」の仕組み
キャリアコンサルタント 山内宗和氏による『身近な事象に置き換えて転職(キャリア構築)を考えるコラム』。なぜ、書類選考の段階で落とされるのか?
転職活動をたくさんしているのに、ほぼ書類選考段階で落とされてしまう。こんな悩みを抱えているエンジニアはいないだろうか。書類選考を通過するためには、企業側が書類選考時に何をしているのかを知る必要があるだろう。日々大量の書類をさばかなければならない人事担当者は、わずか数秒見ただけで書類を選考していく。この流れ作業を、山内氏は「2秒、10秒、2分のステップ」と呼んでいる。
書類は、エンジニアの手にたどりつく前に人事担当者が読んでいる。「これだけのスキルを持っている自分を落とすはずがない」という主張は、この不況下ではまったく意味がないと、山内氏は忠告する。落とされない書類とは、「素人が見ても読みやすく、何がいいたいのか分かる応募書類」なのである。
○参考記事:
⇒ 特集「転職市場予測」。小飼弾の記事が話題を呼んだ。
⇒ 連載「IT業界 転職市場最前線」。
システム監査人のお仕事
ITエンジニアに役立つスキルアップ&キャリアアップノウハウを提供する『システムオーディタ川辺の資格取得とキャリアアップ』。システム監査人の仕事内容を紹介する連載、第2回。
システム監査時、「余計なことを話さないようにしなくては」と固くなってしまう人がいるという。 しかし、システム監査は摘発が目的なのではない。あくまで、システムの公正性を保ち、組織を改善するために行うのである。重要なのは、「何のために」システム監査を行うのか、目的をはっきりと説明して、相手に納得してもらうこと。これはどの仕事でもいえるポイントだろう。
ITエンジニアは商品ではない
『株式会社ヘッドウォータースの「ビジネスエンジニアのススメ」』。ものを生み出すことのできるITエンジニアが、なぜ無気力にならなければならないのか?
エンジニアはビジネスパーソンである。 企業の業績が悪くなったときに、自宅待機していてはいけない。積極的に営業や提案を行って収益を生み出すのが正しいエンジニアの姿であると、HWS氏は主張する。
しかし、多くのエンジニアは無気力となり、商品として扱われてしまっている。「エンジニアとしての誇りを見せて欲しい」と、HWS氏は呼びかけている。
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【過去の「おすすめエンジニアライフ」】
・エンジニアの価値はミスへの対処法で決まる
・キャリアアップとは「転換」ではなく「拡大」である
・「優良企業」で月450時間働いた
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