@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

「自分で説明できないコードを1行たりとも書くな!」

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。エンジニアライフの史上記録を塗り替えたコラムでは、「コピペコードの問題」「新人教育問題」が語られている。

  • ググるな危険
  • “アラサー”IT系女子 vs 異邦人
  • 1/3のピアノが弾きたい純情な感情

なんとなく動くから「なんとなくできた」という気になるのが問題

 生涯プログラマを目指すひでみ氏による『プログラマで、生きている』。新人にグーグル検索をさせたくない理由。

 ひでみ氏は、ある新人の教育担当を任された。その新人は、何か仕事で分からないことがあるたびに、先輩に質問せずにグーグルで検索する。自分で学ぼうとする意欲を、ひでみ氏は尊重した。しかし、新人は放っておくと半日以上も悩んでいるということが続いた。とうとうひでみ氏は「グーグル検索禁止」令を新人に申し渡した。しかし、新人は検索することをやめない。そして、出てくるコードはつぎはぎだらけ。

 「検索を活用すること自体が悪いということではない」とひでみ氏は語る。問題は、コピペの寄せ集めでできたコードが動いてしまうと、新人が「仕事ができた」という錯覚に陥ってしまうことだ。

 他人の書いたコードをコピーしてもいい。検索エンジンを使ってもいい。しかし、コピーするなら、自分がなぜそのコードを使ったのかを、きちんと説明できなくてはならない。「自分で説明できないコードを1行たりとも書くな!」とひでみ氏は主張する。

お金を掛けない英語勉強法

 アラサー女子の組長氏による『“アラサー”IT系女子の来し方行く末』。いざ必要なときに英語を話すためには、日々の勉強が必要である。

 組長氏は、英語を勉強したいと思っている。なぜなら、英語しか話すことができない人を相手に仕事をしなければならないからだ。「日々英語に接していないと忘れてしまう」と組長氏。簡単な単語のはずなのに、いざ必要なときなると思い出せない。しかし、英語は数日で勉強できるものではない。やはり日々の鍛錬が必要なのだ。

 組長氏は「お金をかけない英語勉強法」を紹介している。日々勉強をしていれば、道端で外国人に道を聞かれたときに、「ゴーストレートアンドターンライト! ユーウィルファインドディスビルディング!」以外の表現を使うことができるかもしれない。ぜひご活用いただきたい。

ピアノの鍵盤が少ないなら、作ってしまえばいいじゃない

 .NET技術者のはやしさとし氏による『XML乱舞!』。Web上でピアノを弾くために、まずは鍵盤を作るところから始めよう。

 「ePiano.jp」というWebサービスを使うと、インターネット上でピアノを弾くことができる。しかし、このWebピアノには鍵盤が37鍵しかない(本物のピアノは88鍵ある)。はやし氏は、「ePianoの鍵盤が37鍵しか存在しない」という事実がどうしても気になり、とうとう「88鍵のWebピアノ」を作ることにしたという。使う技術は「Silverlight」。年末までに作る予定だという。ぜひ、できあがりを期待したい。

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