1/3のピアノが弾きたい純情な感情
ふぅ
ここしばらく、ピアノを弾いていないんですよ。実家にいるときは、毎週ピアノを弾く機会がありました。現在は、ひとり暮らしたのめ「ピアノ」から距離を置いている生活が続いています。しかし突然、とてつもなく「ピアノを弾きたい衝動」に駆られることがあります。最近は、実家に帰る理由が、両親に会うことよりもピアノを弾くことだったり……はさすがにしませんけども(笑)。
現在、借りている部屋の契約条件は、「ペット」「石油ストーブ」「ピアノ」が禁止となっています。そもそもピアノを置けるようなスペースなんか余っていないので、「ピアノ」を禁止されていてもまったく問題ないのです。しかし、無性にピアノが弾きたい感情をどう解消するのか? その対応に頭を悩ませておりました。
ePiano.jp
インターネット上でピアノを弾くなら、「ePiano.jp」というサービスがあります。約1年前に始まったサービスです。第一印象は、正直にいうと「せまっ!」でした。本物のピアノは88個の鍵盤あります。ePiano上では「左手が活躍するスペース」が十分に確保されていません。掲示板の要望や投稿作品のコメントを見ても、「せめてあと1オクターブ欲しい」という声がちらほら見受けられます。
後から知ったのですが、DTM(DeskTop Music)の世界では、ePiano程の鍵盤数のMIDIキーボードで曲の打ち込みをしているそうです。そうか! 確かにデジタルな曲の打ち込みならば、リアルタイムで演奏する必要はありません。だから、オクターブを上げ下げする機能を使用することで、鍵盤の数を必要最低限に抑えているんですね。
Play
実際に触ってみると、「けっこういいWebサービスかもしれない」と思えてきました。何より、トラックを分けて別々に録音して重ねられるし、練習機能も付いている。操作に慣れてしまえば、かなり遊べそうなPianoですね。調子にのってもう1曲弾いてみました。左手なしですが、「ジュピター」の出だし部分です。
There is XML Data.
それはまったくの偶然でした。何の気なしに「作者のブログ」を覗いていたところ、驚くべき仰天事実が。なんと! 曲のデータは「XML」で保存されているとのこと。さらに、このXMLデータを使用して、何かマッシュアップを行って欲しいそうです。さすが「Web2.0」時代のサービスですね。
Silverlightで開発スタート
しかし、わたしは「XMLで音データが保存されていた」事実よりも、「ePianoの鍵盤が37鍵しか存在しない」事実の方がどうしても気になっていました。そこで「Silverlight」という技術を使って、88鍵のPianoを作ることにしました。
Silverlightは「XAML」という定義ファイルに、「XML」を使用しています。また、わたし自身は「.NET」技術者ですし、Silverlightで開発する環境も整っています。あとはやるだけ。年内に完成できるかは微妙なところです。しかし、期限を切らないと「モノゴト」はなかなか前に進まないので、とにかくやってみます。
コメント
はやしさとし
ただいま、過去ログが大量に見れません。
その理由ですが、過去ログを今改めて読み返してみたところ、不適切な表現が多々あり、修正が必要だと判断いたしました。
現在@IT編集部に、コラムの最終チェックをお願いしている段階です。
編集部の方々も、日々投稿されるコラムのチェックがある中で、書き直した過去ログをチェックいただいている為、すべての過去ログが復活するまで、しばらく時間が掛かる見通しです。
大変ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。