「利用者はこんな使い方をする『はず』」という思い込み
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■テストエンジニアのキャリアを考える
テストエンジニアの第3バイオリン氏によるコラム『オブリガート ~感謝されるテストエンジニアになる~』。今回はソフトウェアテストの資格について紹介している。
国際的に通用する「JSTQB認定テスト技術者資格」と、JIS(日本規格協会)が運営する「品質管理検定(QC検定)」。ソフトウェアテストの世界にも(知名度は高くないかもしれないが)資格制度は存在する。
現在、第3バイオリン氏は「応用情報技術者試験」を取ろうと勉強している。テストエンジニアが開発者と対等に渡り合うためには、その程度の知識は必須事項であるという主張だ。
■「○○の『はず』だ」という思い込み
グローバルナレッジネットワーク代表 横山哲也氏の『Go, Go, Go, in Peace』。今回は「思い込み」の危険性について。
横山氏は「IT業界は変化が激しいため、『思い込み』が致命傷」と語る。使う人(利用者)・作る人(開発者)・運営をする人(システム管理者)、それぞれが独自の常識を持っているため、意識や言葉の意味にずれが生じる可能性が高い。
「○○の『はず』だ」という言葉が出てきたら要注意。
■パチンコで400回まわして1回当たる確率は?
ジーワンシステム代表 生島勘富氏による『ベンチャー社長で技術者で』。今回は番外編。ある日ふと立ち寄ったパチンコ屋さんで考えたことがテーマだ。
パチンコは、あらかじめ組まれたプログラムで確率が設定されている。玉がチェッカーを通ったタイミングで乱数を拾い、400分の1の確率で当たる仕組みになっているのだ。では、400回まわせば、絶対に1回は当たるのだろうか?
身の周りで興味を持ったことについて、自分の頭で考えることが、いずれは自分の勉強や仕事につながる。特にシステム開発者は「大抵のものが仕事につながる」、と生島氏は主張する。
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