キャリアの複線化がもたらす化学反応
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■即席開発チームの異文化コミュニケーション
カッティングエッジ代表の高田善教氏によるコラム『開発現場が変わるハッピー・コミュニケーション術』。今回は、開発現場における「異文化コミュニケーション」について。
開発プロジェクトが立ち上がると、技術者が集められ、即席のチームが作られる。経験も分野も、国籍や文化すらも違う者同士のチームで仕事をするには、異文化コミュニケーションの能力が欠かせない。
高田氏は「システム開発において、万能な標準化ルールやテクニックなど存在しない」と語る。開発プロジェクトの成否は、開発チームのメンバーが自主的に動こうとする気持ちや、ルールを越えた協力関係が鍵を握る。
■キャリアの複線化
元外資系ITマネージャの中小企業診断士 46氏による『ドロップアウトからのキャリア七転び八起き』。いくつもの役割をこなす46氏は、「キャリアの複線化」という生き方を提唱する。
1つのことに集中する人と比べると、専門性という面で分が悪いのは事実。だが、異なる経験の組み合わせが新しい効果を発揮することもある、と46氏は述べる。
46氏は現在、会社員であり、中小企業診断士であり、キャリアコンサルタントである。それ以外にも「家庭人」「学ぶ人」「ミュージシャン」などの役割を持っている。46氏は役割配分の「理想」と「現実」を表にしている。
■戦場の兵士は戦況を変えられるか
フリーエンジニア はがねのつるぎ 氏による『フリーなスキル』。今回は筆者の苦悩が見え隠れするコラムだ。
プログラマ=兵士に、戦う場所(=プロジェクト)を選ぶ権利はない。しかし、与えられた戦場がなぜ激戦区(=デスマーチ)なのか、と彼は悩む。
システム開発はコンピュータスキルに支えられている。だが、それでは「目の前の炎を消す」ことしかできない。戦況を大きく変えるには、それ以外のスキルが必要なのだ。
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