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静かな退職がしたくなったらどうする?

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

急に暑くなってきましたね。私が住んでいる大阪も、湿度の高いムシムシとした暑さになっています。

そうそう、大阪ももちろん暑いのですが、京都や奈良も大阪以上に暑いです。学生時代を奈良で過ごしましたが、学校帰りに、近くのショッピングモールに立ち寄って、マクドナルドのマックフルーリーやサーティワンアイスクリームを食べたのは良い思い出です。

さて、@ITの記事で「静かな退職」というキーワードをよく見かけたので、私も便乗してみます。

見かけた記事は下記の通り。

静かな退職がしたくなる時もある

このコラムでは「静かな退職」の是非を問うつもりはなく、上記の竹内さんの記事にある「仕事にやる気ややりがいを見出だせないパターン」の「静かな退職」について、書きます。

「仕事にやる気ややりがいを見出だせないパターン」って聞くと、誰しも少しは心当たりがある瞬間や時期があると思います。ずーっとやる気満々だとどこかでエンジンが切れてしまいますしね。私も「はーやってられん、もう知らなーい」と思うことはあります。

私が静かな退職を選びたくなる時ってどんな時だろうかと考えてみました。

自分が興味がある案件にアサインされて、いろいろ工夫してみたけど、何も成果が出ない時間が続いていて、お先が見えない時とか。自分はすっごくやる気があるんだけど、周囲はそうでもなくて、温度差に疲れちゃった時とか。同じ年代ぐらいですっごい人を見て、自分は全然ダメだと感じた時とか。今の環境で何かが変わったり、変えたりできそうなになくて、未来が思い描けない時とか。自分は前向きに取り組んでいるのに、否定的に見られた時とか。

ほんのちょっとしたことかもしれないけど、もう頑張れない、頑張りたくないなぁ、どうでもいいやと思うこと、誰にでもあると思います。

そう思うことはあるという前提で、どうやって気持ちを立て直していくか、どんなことをしたみたら良いかを考えていきたいです。

まずは休む

積極的に仕事に取り組めない時は、心身が疲れていることも多いので、まずは休む。

仕事は滞りなく進む程度に省エネで取り組んで、なるべく定時で上がって、オフの時間を多めに取ってみる。休めそうなら、1日ぐらい休みを取ってしまうのもいいかもしれません。

お風呂にゆっくり浸かるとか、ちょっといいフェイスパックをしてみるとか、丁寧に作られた美味しいものを食べるとか、ご自愛っていう感じ。

なぜなのかを考えてみる

ある程度休めたら、「今自分はなぜ静かな退職をしたいなと感じているのか」「何が不満・嫌・不快なのか」、そのあたりを考えてみましょう。

どこに原因があるのか探ってみるのです。仕事自体なのか、会社なのか、人間関係なのか、プライベートなのか、その他の何かなのか。1つじゃなくて、2つでも3つでもいいんです。

あわせて、どうだったら良いのか、も考えてみると良いかも。こういう状態だったら、こういう内容だったらいいのにな、っていうのを思い描いてみます。実現しそうか、というのは一旦横に置いておきます。めっちゃ自分に都合の良い感じで想像・妄想しちゃいましょう。

ここで、ちょっと気分が前向きになってきたらラッキー。

新しいことを始めてみる

気持ちが向いていかないことに関すること以外で、今までやったことが無い、全く新しいことを始めてみるのはどうでしょうか。

たとえば、エンジニアでプログラムを書く仕事に気持ちが乗らないなら、休日に絵を描いたり、今までやったことが無いスポーツを体験してみたり、行ったことが無い土地に旅行してみたり、お菓子を作ってみたりしてはどうでしょう。なるべく、実体のあるものを触ったり作ったりするとか、外に出るようなことをしてみたりするといいです。

新しいことを始めると、今まで知らなかったものやことに触れて、今までのアタマや身体の使い方とは違った使い方をすることができて、新鮮な気持ちになれるかもしれません。

今の環境で得られることを全部得ようとしてみる

もし今の仕事や会社、その人間関係にモヤモヤしているなら、一旦辞めるつもりで、今の会社や環境で得られることを全部得ようとしてみましょう。「ここで得られるもんは全部ゲットしてから、辞めてやる」みたいな気持ちで。

ある技術にすごく詳しい同僚がいるなら、その人からいろんなことを教えてもらって、自分の知識にしてしまうとか。

社内研修で受けられるものは片っ端から受けて、会社にいて得られる学習機会を全部使い切るとか。会社が提供している研修だけでなく、外部研修で費用負担無く受講できるものとか。

社内のプロジェクトで興味があるものが無いか探してみて、社内公募や手を挙げてみるとか。ある程度の規模感のある会社だとそういう取り組みもあるので、それにチャレンジしてみても良いかも。

福利厚生でどこか使える施設やサービスがあるなら、可能な限り使い倒すとか。ジムとか英会話学校とかが安くなるとか、施設利用ができるとか、ありますよね。

今の環境をいつ手放しても後悔しないなって思えるぐらい使い切ってしまってはどうでしょう。

ここで一旦考えてみる

今の環境をいつ手放してもいいやってなった段階で、最初の「なぜなのかを考えてみる」に立ち返ってみます。

ここまでいろいろやってみて、「意外とまだやりようはありそう」とか「これだったらいいな」とか思えたら、その方向に向かってみるのもアリかもしれません。「もういいや」と思っちゃう時って視野が狭くなっていることが多いので、ちょっと視野を広げてみると、新しい発見を得て、何かできそうなことが見つかることも多いと思うのです。

やっぱり「静かな退職を選びたい」と感じるなら、その影響やリスクを考えてみましょう。いっときの静かな退職は影響は多くは無いかもしれません。でも、今後も静かな退職を続けるなら、影響やリスク、自分はそれで本当に良いのかを考える必要はあります。

それも考えた上で、現状を変えてみようとするのか、静かな退職を選ぶのか、転職や副業をしてみるのかを、自分が納得できる形で選べると良いですね。

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