生き様186. ファミチキの値段にびっくりした話
ファミチキ230円!?
元ファミマバイト店員の白栁です。
ファミマLOVEな白栁ですが、長い間生活圏内にファミマがありません。
その為、愛しのファミチキが縁遠く……。
ですが先日、久しぶりに食べました。
普段は電子決済で済ますのですが、チャージがなく、小銭で支払いました。
その時に、現在のファミチキの値段が230円であることを知りました。
「えっ、高!」ってなりました。
コンビニ店員時代の感覚で、レジ周りの商品の値段はなんとなく覚えています。
たばこの値段(同時電気加熱タバコはなかった)が上がってるのは承知しています。
物価高で値段もあがっているのは承知していましたが、自分が当時の感覚として持っている値段と、現在の値段のギャップに驚いたのです。
余談ですが、電子決済は良くないですね。
便利ですが、支払う値段の感覚がありません。
「チャージが残ってる/残ってない」ぐらいの感覚しか普段もっていません。
これは、個々の金銭感覚の違いだとも推察できますけれども。
「風が吹けば桶屋が儲かる」理論
改めて言う必要もないでしょうが、昨今の物価上昇の正体は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を主としています。
ウクライナ侵攻→ロシア産燃料ボイコット→燃料の取り合い→燃料価格上昇→電気料金上昇&運送コスト上昇→物価上昇
かなり端折っていますが「風が吹けば桶屋が儲かる」です。
日本は燃料や原料の多くを他国に依存しています。
その為、他国の物価上昇はダイレクトに響きます。
もちろん、コロナ禍に端を発して、円の価値が落ちているこも大きいのですが。
日本が依存している原料には、食料品も含まれます。
特に、ファーストフードの多くは海外産の農産物を活用しています。
海外の農産物を海外の工場で加工して、船舶で輸入しているものも多いでしょう。
これは一概にコストを追求したからの選択ではない、となっています。
農作物の特性の選択もあったでしょう。
例えば、フライドポテト用のじゃがいもや牛丼の牛肉とか。
やはり、国内での供給ができないということは、有事の際に大きく効きます。
特に、食料自給率が低いという問題は、影響が大きいでしょう。
食べ物の値段が大きく上昇することは、市民の財布にダイレクトアタックですから。
それでも、日本の物価上昇は、欧米に比べるとゆるやかだという話もあります。
白栁としては、商圏の違いから影響が現れるのに時間がかかるだけ、と考えています。
半年と空けずに、いろいろな物の価格が上がっていますから、そろそろ……。
朗報!海運コストは下がってる
とはいえ、いくら食料自給率が高かったとしても、燃料代の上昇はどうにもなりません。
燃料は、社会の基盤のそのまた基盤。
日本はエネルギー政策に鈍感すぎるように感じられます。
何故太平洋戦争が起こったのか、分析できてないのでしょうか??
今後を占う指標として、海外からの輸送コストの話題があります。
日本郵船による海運市場の情報によると船賃は下がっています。
これは、コロナ禍による人員不足や船不足が改善していることが大きいそう。
一時期の高騰が落ち着いた、というところでしょう。
昨今の燃料コストの上昇がまだ反映されていないのでしょうか。
それとも、燃料の種類が違うため争奪戦にならないのでしょうか。
その辺りの知見がないので判断はできかねます。
それでも、多くの原料を船で輸入している日本にとっては朗報でしょう。
これで海運コストも上がっていたら本当に目も当てられない状況になったでしょうから。
今後COVID-19が五類に引き下げられることで、経済活動も活発になると見込まれます。
燃料等の上昇の影響を受けて、経済活動の動きが抑制される可能性も考えられます。
半年後にどうなっているのか、本当に予想ができません。
おまけ:街中で思うこと
2011年の東日本大震災以降、日本では多くの原子力発電所が停止しています。
そこから電気代が上昇し続けていたり、度々「電力が足りない」などの話題も出ています。
ですが、街中でふと気になるのです。
サイネージ広告増えたな、と。
電気自動車も増えたな、と。
電気が値上がりしていて、電気も足りないとかやってるのに……。
この動きはなんだか矛盾していると感じられます。
流石に、オール電化だけは活発に言われなくなりましたが。
以上!
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