@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

なぜC++に萌えてJavaに萌えない? 言語萌え考察

»

 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

 ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。「言語萌え」、部下のモチベーションアップ、素敵なIT女子に関するコラムの3本を取り上げる。

  • 言語擬人化妄想
  • 第5話:“運用部門の若手メンバーの疲弊”の巻(下) ~モチベーションを上げるには
  • IT業界の仕事は女子職になるのか? 考察(その1)

どの言語に萌えるか? 言語擬人化妄想

 キャリア20年長のベテランプログラマ ひでみ氏による『プログラマで、生きている』。萌える言語と萌えない言語について。

 「久しぶりにC++を使ったら、すっかりC++がツンデレ化していた」と、ひでみ氏は語る。愛好している嫁言語なのに、すっかりご機嫌を損ねてしまったらしい。

 プログラミング言語をいくつも使いこなしていると、「この言語の方が記述がシンプル」といったテクニカルな問題以前に「この言語はしっくりくる/こない」といった言語の好みが出てくる。この感情を、ひでみ氏は「萌えるか萌えないか」と表現している。

 プログラミング言語には、それぞれ開発者が存在する。開発者の思想や考え方になじむかなじまないかが「言語萌え」の正体ではないか、とひでみ氏は語る。

運用メンバーのモチベーションを上げるには?

 エムズ・ネット・スクエア講師4人組による『新任リーダー明日香のマネージャへの道』。モチベーションが上がらない部下に、リーダーはどう対応すればよいかを考える。

 「仕事をやっていても、報われない気がする……」。悩む運用メンバーの様子を見て、リーダーである真紀子はメンバーのモチベーションを上げる方法を考えた。

 メンバーの悩みは「やりがいが見えにくい」ところにある。自分の仕事は誰かの役に立っているということをメンバーが実感できるよう、リーダーは「助かった」と声を掛けるようにし、ユーザー部門からも運用に対する感謝の気持ちを伝えてもらった。仕事内容が変わったわけではないのに、人間関係を改善することによって、メンバーのモチベーションは上がっていった。

 最後に、リーダーができるモチベーションの上げ方をまとめておこう。

  • 改修が終わるたびに感謝の言葉を伝える
  • ユーザー部門との関係強化を働きかける
  • 案件をすべて引き受けるのではなく、優先順位を付けるよう伝える

IT業界で働く素敵な女子の共通点

 プロデューサーとして働く新妻あっち氏による『迷えるIT系既婚女子の「ITが女性職にならない理由」』。「IT業界の仕事は女子職になるのか?」連載、第1回。

 新妻あっち氏は、「身近にいる素敵なIT女子」を2人紹介している。両者に共通しているポイントは、下記のとおりである。

  • 女性らしいしなやかさを持ちながら、男性と対等に仕事をしている
  • 生き急いでいる感じがない
  • 大切な人との関係を大事にしている
  • プライベート中でも、仕事のことを考えるのを嫌がらない
  • 自分を大切にしている

 特に新妻あっち氏が注目しているのが「自分を大切にしている」ことである。自分を大切にするということはすなわち「自己管理ができている」ということだ。彼女たちは、趣味をきちんと持って、そのために時間やお金を使っている。定期的に自分をいたわることによって、健康とメンタル、仕事のバランスを取る方法を見習いたいと、新妻あっち氏はまとめている。

コラムニスト募集中
エンジニアライフではコラムニストを募集しています。

応募資格は
 ・ ITエンジニア(元でも可)
 ・ ITが好きで、将来はIT業界に就職しようと考えている学生
 ・ ITエンジニアの採用に関わっている人事担当者
 ・ ITエンジニアの育成に関わっている教育担当者

ご興味のある方はコラムニスト募集ページをご覧ください。

【過去の「おすすめエンジニアライフ」】

 ・「ベンダをギュウギュウ絞ります」と平気でいい放つPM
 ・在宅勤務は普及するか? 日本と海外の状況を比較する
 ・アニメ制作の事例から、プログラマの労働価値を考える
 ・「ゲームの英語実況動画を見る」ことだって英語学習だ
 ・「無理」をしてるつもりが「無茶」になっていませんか?
 ・部下にいってはいけないNGワード「なんで○○しなかった?」
 ・オフ会で抱いた「不思議な感覚」の正体
 ★2010年9月の「おすすめエンジニアライフ」
 ☆2010年8月の「おすすめエンジニアライフ」
 ★2010年7月の「おすすめエンジニアライフ」
 ☆2010年6月の「おすすめエンジニアライフ」
 ★2010年5月の「おすすめエンジニアライフ」
 ☆2010年4月の「おすすめエンジニアライフ」
 ★2010年3月の「おすすめエンジニアライフ」
 ☆2010年2月の「おすすめエンジニアライフ」
 ★2010年1月の「おすすめエンジニアライフ」

Comment(0)