IT企業のお粗末な「管理事情」
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
■紺屋の白袴、IT編
北海道で働くエンジニア Ahf 氏による『地方からの戯言』。Ahf氏は、「IT屋」と呼ばれる企業の中には、問題のある企業や人が多いと語る。
彼らはユーザー企業に「しっかりと管理する必要がある」「現場に負担の掛からない管理を」と提案する。だが、自社内はお粗末だ。
ソース管理をしっかりしているといいながら、共通部品を一切保存していない。作業実績を管理しているといいながら、実際はエクセルで日報を出させるだけ。販売管理にAccess97で作成されたシステムを使っている。そんな例は枚挙に暇がない。
■コミュニティ・イベントの舞台裏
アジャイルプロセス協議会、XPJUG、オブジェクト倶楽部のスタッフを務める水越明哉氏のコラム『コミュニティの裏側を見せちゃいます』。今回は、アジャイルプロセス協議会5周年記念セミナーの舞台裏を紹介している。
申し込みを開始して1週間。本番まであと3週間。集客目標100人にもかかわらず、集まったのは33人。ありとあらゆるコネを総動員して集客に走る水越氏の元に、更なる試練が。
裏方に徹すればいいと思っていたのに、講演依頼が回ってきてしまった。資料を見せてもらっても、中身がまったく理解できず……。
■電車で1時間→電車で5分→徒歩5分
Web系プログラマ兼GNU/Linux系技術者の早川勇太氏による『若人視点』。今回は「通勤時間」について。
若人視点: 徒歩5分の憂鬱 via kwout
最初は「電車で1時間」の通勤だった早川氏。ところが、やがて「電車で5分」、さらには「徒歩5分」へと変化した。
現在は「通勤時間、徒歩5分」という最高の環境だが、それはそれで悩みがあるという。「公私の区別がつかない」ということだ。
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