第671回 考えることを止めてみる
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
私はこの3~4月が1年で一番忙しいのですが、その理由は4月から入社される新入社員さん向けの研修の対応が入っているからで、今年もご多分に漏れず忙しくさせてもらっています。しかも今年はコンサル業務も重なっており、忙しさが2倍以上になっています。そんな状態が続くと心身ともに疲弊してくるのですが、それが先週の体調不良だったかもしれません。
体調自体は徐々に回復傾向にあるのですが、こういうときってやっぱり仕事のスピードは落ちてきます。そうすると当然進捗が遅れてくる訳で、どんどん時間もなくなっていきます。
まさに今はそんな状況なんですが、こうした状況での仕事の仕方について今回は書いてみたいと思います。
■進捗が遅れているときにいつもやってること
私の場合、仕事の進捗が遅れること自体はそれほど気にはならないんです。というのも、どこかでやる気スイッチが入ってしまえばある程度ゴールが見える所まで突き進むことができると思っているからです。事実、そうやって仕事の準備をしていることはたくさんあります。なので、遅れている場合でもスイッチを入れるデッドラインがどこかだけを把握しておいて、それ以外は自分をほったらかしにしているような状態なんです。
なんというか、感覚的に自分で自分を自由にさせてる感じに近いです。こういうとき、だいたいは現実逃避してます。。。こういうときにゲームなどをやることはほとんどないんですが、読みかけの本を読んでみたり、YouTubeを何となく視てみたり、昼寝してみたりと、結構お気楽なことをやっています。そうして、ある程度頭の中がさっぱりしたら再度仕事に戻るとまた進捗が進むみたいな感じなんです。
なので、こうした行動は私にとってはリフレッシュの一環で、自分にとって必要な行動だと思ってたりしています。
ただ、この行動の大きな問題はその時間です。こうしたリフレッシュの時間が数時間で済む場合もあれば、数日かかることもあるんです。その辺は自分でもわからないので、これが数時間で済んで気持ちがリフレッシュされて次に進んでくれたらラッキーなんですが、数日かかってしまうとその分進捗は遅れる訳ですから、より強いパワーをかけないと進捗を取り戻せなくなります。この匙加減が自分ではなかなかできないんです。要するに出たとこ勝負みたいな感じなんです。。。
■考えることを止めてみる
流石にこれだといつ事故ってもおかしくないよなぁと思うんです。これまではたまたま事故を起こすことなく進めることができていましたが、こんなことをしてたらいつの日か納期遅延を起こして大問題に発展するかもしれません。。。そうなってからでは遅いので、私なりに解決策はないかなぁとあれこれ考えていました。そこで出てきたのが「考えることを止めてみる」です。
要するにぼーっとしとくだけなんですが、私はこのぼーっとするのが得意で1時間何もせずにぼーっとすることができるんです。感覚的には脳を休ませているような状態なので、その間は何も考えておらず頭の中は真っ白になっています。さっきのやる気スイッチの真逆ですね。
これが私には合ってるみたいで、この何もしない時間がある程度あると頭がすっきりして仕事をやろうって気になってくるんですよね。ちょうど頭をリフレッシュしたときと同じような感覚になります。
だとしたら、こっちの方が短い時間で済むのでコスパは良さげですよね。ということで、最近進捗が遅くなってきたなぁと思ったら、意識してぼーっとするようにしています。。。
■自分の身体の癖を知る
ちなみに、実はこのコラムは最初ネタが思い浮かばなくてどうしようかなと思っていたんですが、ぼーっとしたらこんな感じのコラムが書けました。
こういう自分の身体の効果的な動かし方って誰しもあるような気がします。結局のところ、自分の身体を使いこなせるのは自分しかいないので、無理ばかりさせているといずれどこかでガタが来ます。
そうならないようにするためにも自分の身体の癖を知り、自分の身体とうまく付き合う方法を見つけ出していくことはパフォーマンスを高めていくために必要なことなのかなと思います。