「チームとして結果を出すためには?」という問い
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ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。エンジニアのエンジニアによるエンジニアのためのチーム論、「システム監査人」のススメ、「褒めること」の大切さ、の3本だ。
- 人が集まってもチームにはならない
- 目指せシステム監査人!!(1)
- コーチなのに褒めることができないって……
「チームとして結果を出すためには?」という問い
北海道で働くエンジニアの Ahf氏による『地方からの戯言』。今回はエンジニアが見落としがちな「チームの重要性」について。
「エースプログラマ」が集まってチームを組んでも、プロジェクトの成功確率はそれほど変わらない。チームにおいては個々の能力よりも、全体として目標に向かい、一丸となって作業を行えるか、といった点が重要となる。リーダーの力量が問われるところだ。
ただし、Ahf氏は「リーダーだけが気をつけれればいいわけではない」と語る。チームメンバー1人ひとりが「チームとして結果を出すためには?」という問いを絶えず持ち続ける必要があるのだ。「どうすればこの人の能力が発揮できるか」「どうすればリーダーを楽にすることができるか」「自分がこの人の立場ならどうするか」と、他人のことについて考える癖をつけよう。
⇒ おすすめ過去コラム:サッカーから考える「チームプレイ」
「システム監査人」のススメ
インターギデオンの代表取締役 システムオーディタ川辺氏による『システムオーディタ川辺の資格取得とキャリアアップ』。5回に渡って展開された新情報処理試験の解説に続き、今回からは「システム監査技術者試験」を取り上げる。
IT統制が叫ばれる昨今、第三者が情報システムを客観的に点検・評価する「システム監査」が大きな役割を担うようになった。「システム監査人」はSEとしての経験を生かすことができるため、新たなキャリアパスの選択肢の1つとなり得るだろう。
「これまでシステム監査実務15年、またシステム監査技術者試験の講師として60名以上の合格者を出した」という川辺氏。その経験を生かし、次回から試験の解説に移る予定だ。
⇒ おすすめ過去記事:システム監査についてはこちらもご参照ください
うまく褒められない人へ
SEからコーチング業へと転身した小南ひろみ氏による『コミュニケーションを楽しもう!』。小南氏はコーチになった当初、うまく人を褒めることができなかったという。
先輩コーチは研修現場でどんどん褒める。だが、小南氏は「すごいですね」と「素晴らしいですね」しかいえなかった。悩む小南氏に、先輩はこうアドバイス。「無理に褒めようとしなくても、その人のちょっとした変化や事実を伝えてあげるようにすればいい」。
無理に褒めようとするのではなく、その人の変化をや事実をそのまま伝える。それがやがて、自然と「褒める」ことにつながるのだという。「褒める」ことはコミュニケーションを楽しむための1つのスパイスだ。ぜひあなたも部下やチームメンバーに対して実践してみてほしい。
⇒ おすすめ過去コラム:褒めるマネジメント
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