プロとアマの違いは「納期」と「安定した品質」にあり
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介する。「プロフェッショナルとは何か」という考察から、コーディング規約の是非論、睡眠とWifeとのバランスについてまで、コラムニストが持論を展開している。
プロの条件
グローバルナレッジネットワークの横山哲也氏による『Go, Go, Go, in Peace』。今回は、「プロフェッショナルとは何か」という考察だ。
横山氏いわく、プロとアマの決定的な違いとは「品質の高さ」ではなく「信頼性」、具体的には「納期」と「安定した品質」であるという。アマチュアでも良いものを作る人はいる。だが、決められた納期に安定した品質のものを納品できなければ、プロとはいえない。ほとんどの仕事に後続過程が存在するからだ。納期に遅れれば、あるいは品質が安定していなければ、後続過程の人に迷惑をかけてしまうのである。
コーディング規約、いる? いらない?
エンジニア歴20年のベテランエンジニア にゃん太郎氏による『ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか』。コーディング規約は必要か否か、という命題に対し、筆者は「おそらく必要」と主張する。
そもそもコーディング規約とは何のためにあるのか。筆者は「『みんなが分かりやすいコードを書く』ための知恵」なのではないかと語る。職業エンジニアが仕事でプログラミングする場合、「人のためにコードを書く」ことが必要だ。書くのは自分でも、使ったりメンテナンスしたりする人は他の人。だからこそ、他の人にとっても「分かりやすく良いコード」を書くことが大切なのである。
コラムでは、「命名規則」「コーディング規則」「禁止事項」の3つについて、筆者なりに「どこまでを規約とするか」について解説している。参考にしてほしい。
睡眠時間とWifeのバランス
「趣味」と「Wife」の両立を目指すkwappa氏による『Wife Hacks ~仕事と家族とコミュニティと~』。今回は、時間の捻出方法としてポピュラーな「睡眠時間を削る」ことと「Wife」との両立について。
時間がないとき、人は往々にして「寝ないでやる」という選択をする。だが、「Wife」がいる場合、それは必ずしも最良の選択ではないかもしれない。kwappa氏が提示するHackは「Wifeと一緒に就寝し、数時間後に起きる、またはWifeより朝早く起きて、時間を確保する」というものだ。
注意点として、前日に飲み過ぎると、寝坊してしまって「むしろ時間が減る」ことである。早起きは三文の徳。時間がないとお嘆きの方は試してみよう。
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