高校生に「IT業界」というものを3日間で教えてみた
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
情熱派エンジニアとクールな高校生の楽しいインターンシップ
情熱派のギャルエンジニア 森姫氏による『恋愛感情で仕事はできるか?』。高校生が、青春の3日間をかけてインターンにやってきた。
「将来はSEになりたいんです!」と夢を語る高校生に、「IT企業はどういうものか」を教えるよう頼まれた森姫氏。3日間で、どうやってIT企業の日常を教えるべきだろうか? 「格好良いだけでは仕事はできない。でもIT業界ならではの醍醐味がある」と伝えるために、森姫氏は3日間奮闘した。
テスト作業でつまらなそうにしていた高校生にITの醍醐味を教えようと、森姫氏はプログラミングを教えた。「ボタンを押したときの感動を!」と考えたのだが、高校生は無反応。「最近の子はクールだ……」と情熱派エンジニアはつぶやいた。
3日間の企業体験を終えて、高校生は学生生活に帰っていった。高校生は、IT業界に何を思ったのだろうか。
人を育てることはできない
地方在住エンジニア Ahf氏による『地方からの戯言』。人を育てることについて考える。
人は人を育てることができない。社内勉強会を続けているうちに、Ahf氏はこう感じるようになったという。教える側は「育てよう」という気持ちを持って話をする。しかし、いくら教える側が熱心でも、教えられる側が「育ちたい!」という気持ちをもって聞いていなければ、あまり意味がないのだ。「話し手が人の教育を意識することは、エゴのように思える」と、Ahf氏は語る。
「人を育てる」という考えは、間違っているのかもしれない。しかし、育てることはできないかもしれないが、興味を持ってもらうことはできる。Ahf氏は今日も、社内勉強会を開催し続ける。
貯金しますか? 自己投資しますか?
若手エンジニアのあずK氏による『It's Party Time!』。20代のころ、何にお金を使っていたか?
アラサー世代の平均貯金額は、数百万円だという。あずK氏は、自分の貯金額が同世代よりも少ないということに気が付いた。一体、何にお金を使っていたのだろうか?
「貯金よりも、自己投資にお金を回していた」とあずK氏は振り返る。例えば、本。「自分のためになる」と思えば、迷わずに本を購入していたという。技術書やビジネス書を何冊も読みこなし、「この考えは前に読んだことがあるぞ」と思うぐらいまで、技術や考えを身に付ける。そのせいで貯金がなくなっても、将来的には自分のためになるのではないだろうか、とあずK氏は考える。
とはいえ、貯金は必要である。あずK氏は、これまでの失敗から学んだ「お金を貯める方法」についても考察している。お金の使い方について悩んでいる人は、ぜひご一読を。
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