エンジニアのための失敗学
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、@IT自分戦略研究所 編集部おすすめのコラムを紹介する。あなたのエンジニアとしての成長に役立つ内容であれば幸いだ。
失敗は成功のもと
グローバルナレッジネットワークの講師 横山哲也氏による『Go, Go, Go, in Peace』。失敗は成功のもとである。
「新人に一番喜ばれるのは体験談、嫌われるのは自慢話」であるという。IT教育コースの講師として働く横山氏は、これまでの失敗談を披露してくれた。遅刻したこと、「しゃべりすぎ」といわれたこと、内容をよく理解しないままコースを受け持ってしまったこと……。
誰でも失敗はする。失敗を恐れていては新しいことができないし、失敗したからといって命まで取られるわけではない。だからといって、「誰かがフォローしてくれる、という甘い考えは捨てた方がよい」と横山氏は忠告する。重要なのは、失敗の予防や失敗したときの対処方法をしっかり考えておくことだ。特に新人は「危ない」と思ったら、早めに危険信号を出すべきだ。問題が起きそうになったら、早めに上司に相談して対策を立てる。それが組織で働く上での鉄則である。
セクハラはやめてください!
生産管理部門の唯一の女性 SARA氏による『紅一点! 生産管理ガテン系SE☆』。やたらと触ってくる困ったさんについて。
プロジェクトで一緒になった男性(仮名:キモ氏)は、やたらと肩や手を触ってくる人だった。エスカレートするセクハラ発言に、とうとうSARA氏はぶち切れた。
キモ氏は、けっして悪い人ではない。業務についての知識も豊富にある。ただ、問題は「限度を知らない」ということだ。SARA氏の怒号の後、キモ氏はあまり触ってこなくなったが、態度も冷たくなったという。「いわなければ調子に乗る、いえばすねる」とSARA氏は憤る。大事なのは、限度を知るバランス感覚ではないだろうか。
ベンダSEの視点から
日本IBM ホストシステム担当のサトマモ氏による『温故知新とエンジニアの地位確立を目指して』。ベンダSEの立場から、IT業界や現場について語る新コラムが登場した。
「ITの現場で感じること、ベンダのエンジニアとしての視点を共有したい」。コラムを始めたきっかけについて、サトマモ氏はこう語る。
ベンダSEは「エンジニアなのにスキルが低くて話にならない」と思う人がいるかもしれない。しかし、ベンダのSEは(他のSE、例えば、開発会社のSEとは)仕事の内容が違うのだと思う、とサトマモ氏はいう。これからのコラムで、ベンダSEの仕事内容についても語っていく予定である。
コラムニスト募集中 |
エンジニアライフではコラムニストを募集しています。 応募資格は ・ ITエンジニア(元でも可) ・ ITが好きで、将来はIT業界に就職しようと考えている学生 ・ ITエンジニアの採用に関わっている人事担当者 ・ ITエンジニアの育成に関わっている教育担当者 ご興味のある方はコラムニスト募集ページをご覧ください。 |
【過去の「おすすめエンジニアライフ」】
・問題はどこに? ベンチャー社長が考える偽装請負
・正社員エンジニアにプロはいない?
・プログラマを辞めた女とプログラマに戻りたい女
☆2009年8月の「おすすめエンジニアライフ」
★2009年7月の「おすすめエンジニアライフ」
☆2009年6月の「おすすめエンジニアライフ」
★2009年5月の「おすすめエンジニアライフ」
☆2009年4月の「おすすめエンジニアライフ」
★2009年3月の「おすすめエンジニアライフ」
☆2009年2月の「おすすめエンジニアライフ」
★2009年1月の「おすすめエンジニアライフ」
☆2008年12月の「おすすめエンジニアライフ」
★2008年11月の「おすすめエンジニアライフ」
☆2008年10月の「おすすめエンジニアライフ」
★2008年9月の「おすすめエンジニアライフ」