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誰がためにニャンコは鳴く

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昨年末、引越した先がペット可の物件だったので、今年1月に保護ニャンコを受け入れた。

この年になると犬のテンションにはついていけないかな、という事でニャンコを選んだのだが(芸人や有名人が預かりボランティアをしている某TV番組の影響という噂もある)、飼ってみると意外とニャンコもかまってちゃんだということが分かった。

初めて家にニャンコを連れてきた保護動物NPO代表の方が、なるべく飼い主さんにあわせてかわいがってあげてください、と言っていたことの印象に残っている。家族の一員とはいえ、あくまでペットなので飼い主の生活が成り立たたなければニャンコも不幸になるので、まずは飼い主の生活を大切にしろ、そういう意味だったのだろうと思っている。

社会も同じだ。弱者救済は大切だが、それはあくまで稼ぐ人がいて成り立つ話であって、弱者救済だけに力をいれて稼ぐ人がいなくなれば、救済もできなくなる。

どこかのJRが赤字路線での駅の無人化を推進していると、障碍者の団体が駅が無人化されると自分たちの移動の権利が損なわれる、とJRに対して訴訟を起こした、というニュースをみた。障碍者の移動の権利は大切だと思いはするが、赤字路線が廃止されたり、JR自体が経営悪化を起こしてしまっては元も子ないのではないだろうか。

真偽のほどは定かではないが、ある大手企業の近くにあるコンビニで近隣住人が、昼休みになるとその企業の社員でコンビニが混雑するとクレームを入れたところ、企業がコンビニ利用禁止令を出し、客が減ったコンビニが撤退した、という話も聞いたことがある。

話しがそれたので本題に戻す。ニャンコを飼い始めるとネットでニャンコの事を調べることが多くなるので、スマホのネットがニャンコネタで埋め尽くされてしまう。その中で、SNSに愛猫の後ろ姿の写真をアップしたら、猫にもプライベートゾーンがあるのだから不謹慎だ、というクレームが来たので即ブロックした、という記事があった。

確かにあいつらはプライベートゾーンを自慢している感がある。これ見よがしに見せつけてくる。お互いのお尻の臭いでコミュニケーションをとっているのだから、そもそもプライベートゾーンではないのだろう。

そう言われてみれば、ペットである犬や猫は尻尾をたててお尻をオープンにしているのに、野生の狼やライオンやトラは基本尻尾を垂らしている。気になってCopilotに聞いてみた。決して暇なのではない。細かいことが気になる困った性分なのだ。

Copilotの回答としては、ペット種は尻尾をコミュケーションの道具として使っているが、野生種だと狩りなどでステルス性が求められるので垂らしている、とのこと。確かに犬は尻尾で感情を表すが、ニャンコは殆どがピンと立てたままだ。もし、それでも感情表現ならば、人を下僕と思っているからに違いない。玩具に飛びかかろうと構える際には、お尻とともに尻尾も横に振っていることからしても、この説は意外と正しいと思う。

ニャンコや犬は自らヒトとの生活を選んだ、と言われている。食べ物はヒトからもらうのでステルス性は必要ない。代わりにヒトとのコミュニケーションが必要となる。その様な状況のなかで、彼らの尻尾の使い方が進化したのかもしれない。

尻尾と言えば、その昔、新人の女の子が机の上にいていた電気を発する有名なネズミの置物の尻尾の付け根に、その上司がアスタリスクをマジックで書いて、泣かせた、という事件を思い出した。なんとも大人げない職場である。

なんとも、とりとめのないコラムになってしまった。先に、話しがそれたので本題に戻すと書いたが、そもそも本題が何だかわからない。それもニャンコっぽいと、ご容赦を。

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