第658回 年の瀬に思うこと
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
2024年も後１週間足らずとなりましたね。今年１年を振り返るにはまだ少し時間がありますので、今回はこの年の瀬の時期に思うことをつらつらとりとめもなく書いてみたいと思います。
■今年はどんな年だった？
一年の振り返りとその年の計画は毎年年明け１発目のコラムで書かせてもらっていますので、今回はそういう内容ではなくゆるーく考えてみます。今年は一言で言えば「忙しかったなぁ」ですね。
こういう仕事をさせてもらっているので忙しいことはありがたい事ではあるんですけど、そこに忙殺されたような一年だったなぁと思います。元々、仕事が好きな人間なのでそれ自体は苦ではないんですけど、そこしかできないような一年でもあったかなぁと思います。
後はやっぱりルーチン、同じことを繰り返す一年だったなぁと思います。勿論、仕事の内容自体はいろいろ新しい考え方やしくみを考え生み出しているんですが、大枠の私の生き方自体はルーチン化されているなぁと思います。それが良い悪いは別として。
プライベートでは相変わらず一人で過ごしてました。これは過去のコラムで書いたと思いますが、私、20代の頃はめちゃくちゃ遊んでまして、それこそ毎週友達と飲みに行ったり遊びに行ったりの生活を過ごしていました。それはそれで楽しかったんですが、30代になるとそういう生活に飽きてしまい、一人でいることを好むようになりました。
仕事ではたくさんの人と話す分、プライベートでは極力身近な人以外、人と話すことがなくなりました。そういう生活がもう何十年と続いてしまっているので、それに慣れちゃってるんですが、今年もそうしたプライベートを過ごしたなぁと思いました。
■年の瀬に思うこと
別に仕事であれプライベートであれ、今の生き方や過ごし方が悪いとは思ってないですし、変えようとも思ってないです。もうこの歳なので大きく何か変えることは現実的じゃないですし、そこまでのパワーをかけたいとも思っていません。
ただ、一つ思うのは、質を上げることはできたかなぁと思うんです。例えばプライベートでのこと。一人でいることに慣れているとは書きましたが、それを楽しめたか？ と言われると決してそうではなく惰性で過ごしていたように思うのです。
一人の時間を大切にする
まさにこの言葉が当てはまるのですが、自分を高めるための読書をする、ちょっと歩いてみる、知らないお店に立ち寄ってみる...あまりたくさんのイメージは湧かないですが、普段一人ではやらないようなことをやってみる。そうすることで少しずつ心が豊かになってくるんじゃないかなって思うんです。
そのためにはいろんなモノに興味を持つこと、もっと言えば好奇心を持つこと。これが今年の私にはなかったぁと思いました。
私の人生もきっと後半戦になっていると思います。しかし、まだまだ後半戦。人生の最後の最後に「あぁ楽しかったなぁ」と言えるためには、やり残していることはきっとたくさんあると思っています。
これから先、私の人生の中で取りこぼしてきたことを一つずつ拾っていくような生き方がこれから先できればいいなぁ、とこんなことを年の瀬に思いました。。。
皆さんはいかがですか？