ITエンジニアへの5分間キャリア・コンサルティングやってます!

第53回 コラムを始めて1年経ったので、振り返ってみた

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 こんにちは、キャリア・コンサルタント高橋です。

 先週、コラムニストのabekkanさんがエンジニアライフのコラムを始められて1年経たれました。そういえば、筆者はabekkanさんの数日後にコラムニストデビューをさせてもらっているので、筆者も1年経っていたことになります。そこで、今回はこれまでの1年を振り返りみようかと思います。

1年経たれました:abekkanさんが1周年コラムを書かれています。詳しくはこちらをどうぞ!

■コラムのネタを分類してみた

 題名にキャリアとあるように、このコラムにはキャリアというテーマがあります。このコラムの趣旨はキャリアというモノを筆者の経験や体験、考えを通じて紹介させてもらうことで、記事は毎週アップすることを目標にしています。そのため、これまでに52の記事を書いたことになります。出来不出来はともかく、記事はすべてキャリアに関連する話(のつもり)ですが、これらを類似するテーマで分類してみると、このような結果になりました。

《5分間キャリア・コンサルティングのネタ》

  • 思考法ネタ 13回
  • キャリコン事例 10回
  • キャリア形成 7回
  • 考えるシリーズ 5回
  • ゲームネタ 3回
  • 学生ネタ 2回
  • その他 12回

 こうやって改めて見直してみると、シリーズとして書いていたものが回数も多くなっていることが分かりました。また、分類分けできない『その他』のカテゴリが全体の1/4程度あったのも意外でした。

 筆者がコラムを書く場合、最初に伝えたいことを決めた上で、それをどのような話題で話すかを考えて記事に落としていく方法をとることが多いので、思考法ネタやキャリコン事例など、あらかじめ伝えたいことが決まっているような記事は、かなり書きやすかったように思います。特に思考法ネタは、当初1話完結の記事にするつもりだったのですが、結構な反響をいただいたので急きょシリーズ化しました。元々このネタは筆者が普段から行っている研修がベースになっているので、シリーズ化してもネタに困ることなく、ササッと書き上げることができたように思います。逆に、『その他』のようなどこにも分類されないネタは、その都度伝えたいことをひねり出し、話題を探してから記事を書くので、なかなか書けないこともありました

書けないこともありました:この辺の話は『第29回 四方山話(12) 続けるを考える』もご参照ください。

■アクセスランキングについて

 エンジニアライフでは毎週記事のアクセスランキングが表示されます。自分の書いた記事のランキングが上がれば、それだけたくさんの方に読んでいただいたことになるので、コラムを始めた当初は一喜一憂していました。しかし、ある程度、コラムをアップしてくると、次第にそれも気にならなくなりました。確かに、記事がたくさんの方に読まれた方が良いに越したことはありません。でも、たとえランキングが低くても、記事を読んでいただいている方はいますし、狙ってランキング上位が取れるような記事を書く腕もないので、気にするのが面倒臭くなったのが本当の所かもしれません。

 しかし、ランキングに対してこのような考え方になってからは記事を書くのが楽になりました。この割り切りは、今日筆者がコラムニストを続けられていることに大きく影響しているような気もしています。

 ちなみに、筆者のコラムでは以下のような記事を書いたときに反響が大きかったように思います。

  • 第11回 キャリコン事例(4) 共働き、妻であるわたしのキャリア
  • 第10回 キャリコン事例(3) 技術スキルのない派遣社員の未来
  • 第28回 四方山話(11) モンハンに学ぶキャリアの作り方
  • 第37回 四方山話(19) 水平思考のススメ

 これらの記事は元々伝えたいことがはっきりしており、記事を書く時間が30分以内と短かったものばかりでした。それにも関わらず反響が大きかったので、「この記事がこんなにランキングが高くて良かったのか? 」と思ったほどでした。こういったことも、ランキングを気にしなくなった要因かもしれません。

■エンジニアライフのコラムニストを目指される方へ

 abekkanさんがコラムニストを目指される方の話をされているので、筆者からも少しだけお話させてください。

 少し前、選ばれる力という記事を書きました。この考え方は筆者が昔からもっている考え方で、今も実践し続けていますが、この中に「認められるための場に出る」というものがあります。筆者はキャリア・コンサルタントとしてはまだまだ力不足な部分もありますが、それでももっと前に進み、いろいろなフィールドで活躍したいとも思っています。そのためには認められるための場に出なければなりません。そういった意味で、このエンジニアライフは筆者にとって、正に認められるための場でした。この1年間、エンジニアライフでコラムを書かせていただくようになり、たくさんの方とお知り合いになる機会が得られ、いくつかのビジネスチャンスもいただきました。それは今も続いています。

 もし、あなたが認められたいと思われるのであれば、認められるための場に出て、たくさんの人にあなたのことをみてもらってください。そのための場として、エンジニアライフほど適している場所はないでしょう。「やってみよう」というあなたの想いがあなた自身を変えることに繋がります。実際、筆者がそうでした。ぜひ、チャレンジしてみてください!

 また、コラムが途中で中断されているコラムニストの方へ。このようなことを筆者が話すこと自体、おこがましいことだとは思いますが、無礼を承知でお話させてください。あなたのコラムを待っている方は必ずおられます。あなたのコラムが誰かを元気づけたり、勇気づけたり、奮い立たせているかもしれません。もし、あなたにほんの少しでもコラムニストでありたいという想いが残っているのであれば、中断している期間を充電期間と捉え、よりパワーアップしたコラムを復活させてください!

認められる力:詳しくは、『第51回 四方山話(33) 選ばれる力』をご参照ください。

■2年目の抱負

 今回は1年経ったということで、何も考えず想いの丈を書いてみましたが、こういった記事も良いですね。今後も書いていこうと思います。

 今回からこのコラムも2年目に突入しますが、基本はこれまでと変わらないペースでやっていこうと思っています。また、今後はコラムという媒体を使った何か新しいモノにもチャレンジできれば良いなぁとも思っています。それが何かはまだハッキリみえていませんが、コラムというものの可能性が少しでも広げられるような何かをすることを、2年目の抱負にしたいと思います。

 これからも、よろしくお願いしますっ!

Comment(6)

コメント

ともちゃん

1周年、おめでとうございます!☆(≧∀≦*)ノ これからも、楽しみにしてますっ!

abekkan

1周年おめでとうございます。
また、話題に挙げてもらってありがとうございます。

たしかに、伝えたいことが決まっている記事は書きやすいですね。ネタはあるけど結論が決まっていないとなかなか書けなかったり(~_~;)。

今後もためになる記事を期待してます。

abekkanさん、

コメントありがとうございます!
こちらこそ、紹介していただきありがとうございます。

> ネタはあるけど結論が決まっていないとなかなか書けなかったり(~_~;)。

これ、確かにありますね。
書いていくうちに全く違う方向に話が流れて、「あれ、こんなことを書きたかったんだっけ? 」ってことになった話もありました。。。

これからのabekkanさんの記事も期待していますね!

Anubis

今気づいたが、ともちゃんって某美人(?)編集者さんじゃないっすか?

Anubisさん、

そですね、あの美人(?)編集者さんですっ。
また、エンジニアライフにも出没してもらいたいですねw

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