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生き様199. 傾聴の話を書かない理由

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200回を目前にしての振り返り

本コラムは来月の4周年を目前にして、200回を達成することになります。
ちょっとした休止期間がありましたが、無事に4周年を迎えられそうです。
今回は、そんな節目の前に本コラムの「あること」について振り返ります。


「傾聴」ネタを書いてない!

こちらが本コラムの「傾聴」カテゴリの記事一覧です。

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案外最近(190回)にも書いています。
ですが、その前との間が100回も空いています。
ですが、初回に伝えたいことの1つとして「傾聴」を掲げていました。
そう考えると、全く書いていないに等しいわけです。

これは、傾聴での学びがないとか、傾聴で書くネタがない、というわけではありません。
日々、傾聴について学んでいますし、役立ったと感じられる場面も多くあります。

ですが、学びを深めてみて分かったことがいくつかあり、それが書かない(書けない)理由になっているのです。


学びの中心が「講習」であること

今、白栁が傾聴を学ぶ場は、産業カウンセラー協会の開催する講習を中心としています。
全て有料の講習です。
そして、学んだことを学んだままに使っている状態です。

他人から教わったことをそのまま発信するのは、白栁的には「違う」ことです。
それは「白栁の言葉」ではなく、他人の言葉そのままになります。
また、有料で教えていることを公開するのは、人の道としてどうかと考えるのです。

実践する中で、白栁自身の体験を噛み砕いて伝えられるようになった時が、皆さんにお話できるタイミングなんだろう、と考えています。


「傾聴」がカウンセリング技術である

これは、産業カウンセラー講習で学ぶ中で気付いたことです。
世間では「ビジネス傾聴」等々、色々な場面での傾聴の応用が広まっています。
ですが、その元となる傾聴自体は、カウンセリングの技術なのです。
傾聴の「聴く技術」は、コミュニケーション技術として転用できます。
ですが、それでもやはり、カウンセリングの為の技術と、日常生活の為の技術では、根本に違いがあります。

白栁の経験では、まだその「違い」の部分を埋めることができません。
これを埋めることができたときに、傾聴についてのお話ができるようになるのだろう、と考えています。


「守秘義務」がある

日常的にとまではいきませんが、傾聴の技術を実践する場を持っています。
ですが、その内容は守秘義務がありますので、お話することができません。
全く、です。「関わっている」ことすら口に出せません。

特に、実際のカウンセリングの内容なんてお話することができません。
現在進行系で進んでいるなら尚更です。
公開することに了解を得られたとしても、終わってからでしょう。

特に失敗事例は、相手の了解を得ることも難しい為、書くことができません。

いつか、もっと日常的な、ありふれた形での実践を見つけたときに、お話ができるのだろう、と考えています。


自分のためのまとめ

今回は、主に白栁自身の為の振り返りでした。

「傾聴を広げたい」と掲げつつも、それができていない現状を面映ゆく感じています。
回数を重ねる中で、自分の成長を感じる事ができる要素の1つが「傾聴」です。
今後「傾聴」に対してどう向き合っていくのか、改めて考えてみたいと感じました。

とここまで「書けない」いいながら、実は「傾聴」に関するコラムを近々投稿予定です。
日常的なコミュニケーションに関係する内容となる予定ですので、ご期待ください。

以上!

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