生き様150. 技術やイズムは他人を殴るためにあるわけじゃない
眼精疲労、再び
昨年から続く疲れ目。
だましだまし来ている感じがありますが、最近また悪化。
朝から目がショボショボしていることも増えてきました。
もうね、すれ違う人の顔とか全然わかんないです。
日常的に運転する人でなくて良かった!ってレベルです。
対策にと目薬の回数を増やすと、目ヤニも増えてきました。
これはイカン!と目薬前の消毒を復活。
少し目ヤニの量は減ってきた感じがします。
同時に、1月程前にキャリアコンサルタント高橋さんの記事にあった「ダークモード」の導入や、最近CMで見かけた、「飲む目薬」こと「ロートV5(ファイブ)粒」というサプリを導入。
サプリは3ヶ月以上続けて効果があるだろうか?というところですね。
続報はまた改めてとなりますが、また調子は良くなっていることを実感しています。
でも、一日の業務の終了時には、目がショボショボになるんじゃ……。
マサカリを投げる
「この分野は素人なのですが~」
この言葉にヒヤッとした覚えのある人もいらっしゃるでしょう。
そして、ネットミーム、ネットスラングの一種として楽しんでいる人もいらっしゃるでしょう。
「マサカリを投げる」というスラングで呼ばれるこれに類する行為ですが、
昨今では、「技術的な知識の有意でマウントを取る」という行為が含まれているように感じられます。
本来の意味で言えば、相手の発表に対して、十分な検討がされているのかの確認や、
自身が持つ知識との照合により、相互に学びを深める目的で行われるものです。
そこには、不十分な検討や知識で壇上に立った相手を、フルボッコにしよう、という悪意はありません。あまり。
技術やイズム(主義)で殴らない
世の中には、多数の考え方があります。
民主主義や資本主義、フェミニズムや菜食主義もそれらの1つです。
IT技術の場においても、
オブジェクト指向や関数型プログラミング。
クリーンアーキテクチャやヘキサゴン、オニオン。
DDDやTDDやRDRAなどなど。
アジャイルにDevOpsなどの開発体制も含まれますね。
リーダブルコードも一種の「イズム」と言えそうです。
広い意味では、プログラミング言語も、この中に入ってくるでしょう。
僕がこのコラムで発信しているのも、主に【イズム】の部分です。
これらの技術やイズムに、絶対的な正解はありません。
状況に合わせて、最適な選択肢を組み合わせた結果、
ミッションとして求められている為、技術やイズムを選択していくのです。
みんな大好きオブジェクト指向でさえも、採用が間違ってるケースがあるでしょう。
オブジェクト指向に対応していない言語で、根強く使われている言語もあります。
一方で、オブジェクト指向に対応していない言語だからと、DDDが導入できないわけでもありません。
イズムの暗黒面に堕ちるな!
新しい技術や考え方に触れると、強い刺激を受けます。
そして、そこから生まれる万能感に支配されがちです。
これを【イズムの暗黒面】と呼ぶことにしましょう。
暗黒面に堕ちた技術者は、その拳を無闇に他人に振りかざしたくなります。
例えば、現場でいつも一緒に仕事をしている同僚に。
例えば、別の勉強会で出会ったエンジニアに。
僕もやりたちです。
そして、やらかした記憶だらけです。
そういうときにどうしたら良いか。
LTしましょう!
ブログを書きましょう!
振りかざす拳をアウトプットへ変えて、次のインプットへ繋げるのです。
以上!
コメント
山無駄
そう。イズムに囚われない、というのもまた一つのイズムですね。
エンジニアカウンセラー白栁隆司
To:無駄山 さん
コメントありがとうございます。
確かに、それもイズムの一つですね。
しかし
「絶対は絶対にない」
「自由を否定する自由」
みたいな構文バグのスメルを感じますね。
すぎエモン
イズムの暗黒面に陥ると
視野が近視眼的になってしまうのでしょう。
技術力以外にもエンジニアを評価する
パラメタは多様にあるのに
それに気づかなくなる。
これではマサカリは投げられても
飛んでくるマサカリを受け止める事はできないでしょうね。
そういえば、北斗の拳にもこんなシーンありましたね。
ナイフの名人二人組が、ケンシロウに秘孔を突かれて
遠近感無くして、ナイフを取れなくなってしまう。
イズムの暗黒面に陥った挙句、
自らの眉間に、マサカリがグサッ!
なんてことにはならないようにしたいです。