生き様097. 語先後礼とお辞儀の射程
ホットアイマスクすげぇ!
1月程前のコラムで、「目の疲れが激しい」という話をしました。
その後、ホットアイマスクでの集中ケアをしてみた結果、劇的に改善しました!
具体的には朝晩の集中ケアは2~3日。
その後2週間ぐらい、昼休みに使っていました。
週に1度ぐらいは、夜の作業の合間に使っていました。
その結果、目の奥にあった「疲れの固まり」みたいなものがスッキリしました!
まさかこんなに劇的に改善するとは…おどろきです。
ただ、もう少しで仕事が落ち着くので、そしたら改めて眼科には行こうと思います。
マナー講師白栁登場!
余り語る機会はないですが、挨拶にはちょっとウルサイです。
毎日の挨拶だったり、お辞儀の所作だったり、【自分自身にだけ】課している挨拶マナーが幾つかあります。
その中でも「語先後礼」の実践が、なかなか難しいな、と感じています。
「語先後礼」というのは、読んで字の如く「言葉による挨拶を先に行ってから、動作による挨拶を行う」という所作の流れです。
ある人に教えて頂き、確かに、言葉を発しながらお辞儀をしたり、お辞儀をした後に言葉を発するのは、締まらないな、と感じたことから、続けています。
春~初夏に掛けては、新しく社会人になった人達にお会いするケースも増えるので、先輩社会人として、一層気を付けている期間になります。
が、どうもこれがうまくいかないのです。
お辞儀の射程距離
自慢じゃありませんが、僕のお辞儀の射程距離は結構長い方です。
視界に入って、相手とお互いの顔が認識できたら、何かしらのアクションを起こします。
それは、会釈の場合もありますし、手を挙げるや、目配せの場合もあります。
挨拶はコミュニケーションですので、僕が一方的に視界に入れたから、といって行うべきではありません。
その辺りの呼吸の合わせ方はあるとしても、基準は「視界」です。
およそ20~30m以内ならその範囲に入ります。
一方、言葉で交わす挨拶は、もっと近くに寄ってからです。
具体的には、普通に話す語調で言葉が届く距離が目安になります。
道や廊下で知り合いとすれ違う時、お互い移動しながら挨拶をすることがあります。
本来であれば、止まって挨拶を交わすのが礼儀なのですが、流石にそこまでカシコマッタ状況でもありません。
そうすると、視界の距離で軽くお辞儀をしてから、言葉の距離に入ることが多々あります。
この時、「語先後礼」が崩れてしまうな、という事に気づいたのです。
さて、どうしたものでしょうか?
人間はプログラムでは動かない
礼儀だけを考えるのであれば、前述の通り、視界の位置で止まって、お辞儀を済ませた後、また歩き出せばいいのでしょう。
ですが、礼というものにもTPOがあります。
いつでも最敬礼をしていればいい、という訳でもありません。
つまり、この問題の答えは単純です。
あらゆる場面で「語先後礼」を適用するのは間違っているです。
コンピューターであれば、細かく条件を設定しなければなりません。
その中に
「言葉の挨拶より、お辞儀を先にする」
「お辞儀は相手が視界に入ったら行う」
「言葉の挨拶は言葉が届く距離で行う」
という3つのコマンドがあったら、エラーを起こすでしょう。
我々人間は、それぞれのコマンドが、違う前提を元に書かれている事に気付けます。
柔軟に対応できることこそが、人間の強みでもあるわけですね。
今回のまとめ
以上!
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