資格マニア@無職が「資格だけじゃダメ」を考察する
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。
- ビジネス系資格をめぐる3つの疑問と、5つの活用法
- 会社がなくなるとき-師走の思い出-
- 2010年のスキル傾向は「Transferrable Skill」
「資格だけじゃダメ」という意見を考察する
ただいま無業中の46氏による『ドロップアウトからのキャリア七転び八起き』。資格にまつわるいろいろな疑問・批判について、突っ込みを入れる。
- 資格なんか持っていても当てにならない
- 資格の勉強よりも、まずは業務をしっかりやれ
- 資格だけじゃダメ。経験がないと意味がない
資格に対する疑問としては、上記のようなものがある。46氏は、それぞれの意見を丁寧に読み解く。例えば、「資格の勉強よりも、まずは業務をしっかりやれ」という意見に対しては、「経験+資格」が最もいいと認めつつ、「経験も資格も持っていない人がキャリアアップを志すうえで、資格取得は有効なのでは」と提言している。上記のようなことを考えたことがあるエンジニアにとって、46氏の意見は参考になるだろう。
さらに、46氏は資格をキャリアに生かす方法を紹介している。こちらも併せてチェックしてほしい。
- 業務をより深く理解する
- 間接的に業務に生かす
- 仕事のチャンスを増やす
- キャリアアップに活用
- 独立、開業へ
師走になると思い出す、会社倒産の思い出
さまざまな転職を繰り返してきたけいいちっく氏による『30過ぎで5社目でした。』。師走になると思い出す、倒産の思い出。
けいいちっく氏が新卒入社した会社は、けいいちっく氏が1年目のときに倒産した。ある12月の朝に新聞で倒産のことを知り、けいいちっく氏は「ああ、やっぱり」と思ったという。
1年目でそれほど重要な仕事を任されていなかったせいもあってか、けいいちっく氏はそれほど途方には暮れなかったようだ。その年最後の、そして会社最後の忘年会で飲んだワインは、なぜかとてもおいしくて印象に残っていると、けいいちっく氏は語る。
スペシャリストよりゼネラリストが求められた2010年
CompTIA日本支局による『きっと「+」なスキル ~軸になるスキル構築~』。今年のスキル動向を振り返る。
「企業は、スペシャリストよりもゼネラリストの育成に力を入れていた」――CompTIA日本支局の吉村氏は、2010年の動向をこのように振り返る。景気があまり良くないときには、一点特化タイプよりも、いろいろな顧客に対応できるタイプが求められるという。
開発案件こそ減ったが、「改善案件」はまだたくさんある。2010年は、これらのビジネスチャンスを逃さずきちんと拾える人材育成を目指した年だったと、吉村氏はまとめている。
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・「社長、ずっとプログラマを続けたいです!」
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・その意見の相違、本当に「顧客vs.開発」なのか?
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