エンジニアは、気配りの足りなさを恥じなくてもいい
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。
- 『ITエンジニアの性癖と本質について』
- 「何をやりたいのか」ではなく「何ができるのか」を考える
- Rails Hubのコラムを始めます New!
恥ずかしがり屋でも気配りが足りなくても、恥じる必要はない
首都圏コンピュータ技術者 取締役の篠原博氏による『技術立国への復活』。エンジニアが持つ“特徴と本質”について考察している。
篠原氏は、エンジニアには以下のような傾向があると語る。
- 単調なことが嫌いだ! ……しかし、変化も好まない
- 恥ずかしがり屋だ! ……しかし、得意なことはいくらでも話す
- あまり人を信じない! ……しかし、人への依存心は高い
- 気配りが足りない! ……しかし、相手の気配りにはうるさい
これらの特徴は一見するとネガティブな印象を与えがちだが、篠原氏は「人と違うということを、マイナスに捉えてはいけない」と主張する。なぜなら、これらの特徴はものづくりに携わる職人として誇るべき性質だからだ。
ものづくりで必要な「繊細さ」や「責任感」、未知への挑戦に対する「不安と情熱」が、人と違うという印象を与えている。だが、エンジニアはそれを恥じる必要などなく、むしろ自信を持ってほしいと、篠原氏は激励している。
「自分ができること」を評価してくれる会社を選ぶ
キャリアコンサルタントの山内宗和氏による『身近な事象に置き換えて転職(キャリア構築)を考えるコラム』。「何をしたいか」ではなく「何ができるか」を軸にして、キャリアを考えてみてはどうか、という提案。
普段、若手は「自分が何をしたいか」「どんな企業で働きたいか」を軸にして、就職先や転職先を決める。山内氏はあえて「何をしたいか」ではなく、「自分には何ができるか」を積極的に考えてみては、と提案する。
山内氏は、「何ができるか」を考えるのは、受け身だという印象があって好きではなかった、と告白する。しかし、自分が考える自分の強みと、ほかの人から見た強みは往々にして異なる。「自分ができることは何か」を真剣に考え、自分ができることを評価してくれる会社に就職する、というのも1つの考え方ではないだろうか。
【新コラム】Rails Hub情報局がやってきた!
最後に、新コラムを紹介しよう。Ruby、Ruby on Railsの情報を提供する『Rails Hub情報局』がスタートした。コラムを執筆するのは、@IT編集部の西村賢氏だ。
12月22日、@ITはCoding Edgeフォーラムに、Ruby on Railsに特化した新コーナー「Rails Hub」を開設する。今回は、「Rails Hub」のロゴについて紹介している。今後は、「Rails関連情報」にまつわるコラムを執筆する予定だという。
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