「SEって日本にしかいないんでしょ」はウソかホントか
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。
ここでは、編集部がおすすめするコラムを紹介しよう。今回は、「海外ITエンジニア事情」第2回と、ホストシステムを担当することになった若手エンジニアの苦難を取り上げる。また、「某上場企業の情報システム部長」という肩書きを持った新規コラムニストを合わせて紹介する。
- 海外ITエンジニアにまつわるホント・ウソ(2)
- 若手ホスト担当エンジニアがスキルを伸ばすための5カ条
- 「情報システム部長」というエキサイティングなポジション
「SEという職業は日本にしかない」……Yes or No?
海外でITエンジニアとしてキャリアを積んだ鹿島和郎氏による『海外でも通用するエンジニアになる』。海外のエンジニアに対するイメージについて、真偽を解説するシリーズ第2回。
「SEという職業は日本にしかない」というイメージについて、筆者は「8割方、本当」であると回答。ただし、少数ながら「設計がメインの人」は存在する。
とはいえ、設計メインの人間は当然プログラムを書くし、それ以外のプログラマたちは全体設計に対する改善点やアイデアを出してくる。日本ほど明確に分かれていない、という点において、「SEという職業は日本にしかない」は真実といえそうだ。
若手エンジニア、メインフレームの壁に当たる
日本IBMでホストシステムを担当するエンジニア サトマモによる『温故知新とエンジニアの地位確立を目指して』。今回は、「ホストシステムを担当することになった若手エンジニア」がスキルを伸ばすためのTipsを紹介している。
ホストシステムを担当する場合、若手エンジニアにはさまざまな困難が待ち受けている。「言葉が分からない」「仕組みが分からない」「先輩との知識・経験差が大きい」「今まで得たIT知識・スキルが通用しない無力感」……。
筆者はこれらの壁に立ち向かうべく、「スキルを伸ばすための5カ条」としてTipsをまとめている。メインフレームの壁に当たっている若手エンジニアは参考にしてほしい。
上場企業の情報システム部長が登場
新コラムニストを紹介しよう。『企業システムの手綱』を執筆する正宗ヒデヲ氏だ。情報システム部で働き続けて20余年、現在は某上場企業で情報システム部長を務めている。
筆者はこのコラムを通じて、「企業の情報システム部長はどういう価値基準で日ごろ何に注意し、どんな行動をしているのか」を伝えていくという。本来エキサイティングなポジションであるはずなのに、あまり表舞台に出てこない「情報システム部長」の姿が見られるだろう。エンジニアライフのコラムニストの中でもユニークなポジションであるだけに、大いに期待したい。
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