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OKYとMYM

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OKYとは「O(お前が)、K(来てみて)、Y(やってみろ)」の略で、
海外駐在が現地での実情をしらず(しろうとせず)、遠く離れた日本
から無理な指示や要求ばかりをおくってくる上司や本社を揶揄った隠
語だそうです。

もうひとつ。

デイビッド・ダニングとジャスティン・クルーガの「なぜ能力の低い人
は自分を素晴らしいと思い込むのか」という調査により、能力の低い人
間には以下の特徴があることがわかったそうです。

 ・自身の能力が不足していることを認識できない
 ・自身の能力の不十分さの程度を認識できない
 ・者の能力を正確に推定できない
 ・その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の
  欠如を認識できる

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OKYとは、このダニング=クルーガ効果のことを言っているのではない
かと思います。日本にいる上司や本社は、現地の実態を知らない(能力)
がないから、自信をもって頓珍漢な要求を出すことができる。
別に海外駐在ではなくても無能な上司というのはいるもので、彼らは現
場を知らない(知ろうともしない)から、訳のわからないことを言って
きて現場を混乱させます。
このグラフからすると自信のある上司というのは超有能か無能かのどち
らかで、なぜか後者の方が多いように感じます。

だから個人的には、MYMを心がけています。

「M(まず)、Y(やってみてから)、M(ものをいう)」

人間、やはり謙虚さが知性をはかるバロメーターですものね。

なぜ、唐突とこのようなコラムを書いたかって?

そりゃあんた、近くに××な○○がいるからに決まってるじゃあないです
か。今後、山無駄のコラムが途切れたら、機密漏洩罪で捕まったと思っ
てください。

「フルシチョフは無能だ」と言い回っていた男が当局に拘束された。
「どんな罪か分かるな」「名誉毀損だろ」「違う。国家機密漏洩罪だ」

てな感じで。

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