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COCOAどこ?あなたは誰?

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接触確認アプリCOCOAを使い始めて50日程度になります。

改めてこのアプリをまとめますと、だいたい以下の通りになりす。

①アプリを使い始めるとBluetoothを使い、1m以内の範囲に15分間、
 他のアプリユーザといると「接触」とみなされスマホに記録

②その際は個人名やGPSなどの位置情報ではなく、アプリが発行する
 それぞれの接触符号で記録するため個人情報はわからない

③新型コロナ陽性と診断されたら、厚労省が発行する処理番号を登録。
 すると接触符号をたどって過去14日以内に接触した人へ通知

④症状があるか、感染者との接触に心当たりがあるかのアンケートで、
 どちらかに該当すれば検査への流れになるが、どちらもなければ14日
 は気をつけてね、で終わり

それで、これまで陽性者との接触確認は3件あったのですが、いずれも
症状も心当たりもないので、そのまま14日を過ごしました。

ちなみに確認は「2020年〇月×日△個」と表示され、この個数は同じ陽
性者なのか別の陽性者なのかなどはわかりません。私の場合は3日それ
ぞれ1個なので3件ですが、知り合いは3日それぞれ2個で6件の通知となっ
ていました。

問題は、確認があった3件においていずれも、アプリユーザと1m以内15
分間の接触の事実は(おそらく)ない、ということ。知らない人だとア
プリユーザかどうかはわかりませんが、そもそも1m以内に15分間人と接
触していていれば、それはそれで記憶に残ります。例えば接触確認があっ
た1件は日曜日でしたが、その日はほぼ家にいて、外出は近所のスーパー
への買い物のみ。車で往復して、スーパにいたのも15分程度なので、もし
そこで接触したのならばスーパにいる間、1m以内にずっと誰かがいたこ
とになります。残りの2件は平日ですが、通勤は車で社外にでたのはお昼
休みの散歩のみ。散歩自体は20分程度なので、この時接触したとしたら、
散歩の間中1m以内に誰かいたことになります。ちっちゃい会社なので社内
に陽性者がでれば、わからないことはないでしょう。

おそらく、1m15分という判定精度があまり高くないと思われます。だか
ら確認通知が出た後に、症状と心当たりで最終判断とするのでしょう。
このアプリの性質上、それはそれで良いと思います。今後、徐々に精度は
上がってゆくのかもしれませんし、利用率が高まれば複数のユーザの状況
を複合的に分析することもできます。なので、このアプリが使えないなど
とは言いませんし、ユーザがもっと増えればよいと思っております。

ただ、もう少し精度が高くないこと説明した方が良いような感じはしま
す。たとえば「陽性者との接触が確認されました」とするよりかは、
「陽性者と接触したかもしれません」的な。もしくは接触日だけでなく
時間帯もしらせてくれるなど。そうしないと心配性のユーザもいて、会社
ビルのトイレがあやしい。マンション隣の住人?もしかしたらストーカに
付きまとわれている?など、いらない妄想を膨らましてしまうので。

Comment(6)

コメント

おたみ

> マンション隣の住人?

鉄筋コンクリートのマンションでは起こらないかもしれませんが、木造のアパートなんかだと壁越しに1m以内15分以上というのは案外あるのかもしれないと、ふと思いました。

匿名

外から失礼します。
自宅引きこもり中に接触となりましたがいくら密集してても1m以内に隣の部屋もなく、Bluetoothは5m以内で反応という話もありましたのでそれでないかと思われます。

匿名

③新型コロナ陽性と診断されたら、厚労省が発行する処理番号を登録。
 すると接触符号をたどって過去14日以内に接触した人へ通知

ではなく、サーバに感染した人のIDが記録され、それを各人の端末の中のアプリがチェック、保持している接触したリストと照し合せて、接触として記載があれば通知、だったはずです。

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