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アペーン!

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ゴーン氏の会見、最初の方だけ見ました。
なぜ、同時通訳者がコロコロ変わるのか不思議に思っていたのですが、
マルチリンガルの会見だったからなのですね。それでも通訳が追い付かず
通訳不能になったと後から知って、驚きました。さすが、グローバルなカ
リスマ経営者は違いますね。せっかく日本を非難しているのだから、日本
語だけはゴーン氏自身が同時通訳してくれればよいのに、と思ったりもし
て。

一方、ネットで「Ghone is gone」という国外脱出ゲームがリリースされ
ると聞き、笑ってしまいました。しかも、「Ghone is gone」ではなく、
正しくは「Ghone has gone」ではないかと、ケンシロウのセリフ「お前
は既に死んでいる」、「you're dead」or「you have dead」と比較しなが
ら考察している記事に派生しており、ネットの人たちは勤勉だなと感心し
てしまいました。

そんな記事を眺めていると、唐突と中学校の時の英語の先生を思い出して
しまいました。もう30年以上も前の話になりますが、おじいちゃんだった
その先生は熱心でしたが発音がまるっきしのカタカナで、
「デス イズ ア ペーン」と一音、一音、くっきりと発音されていまし
た。当時の教科書は、シチュエーションを表した挿絵と、英語の本文、欄
外に新しく出てきた単語が並んでおり、その先生は自分が読み上げてみせ
て、クラス全員に追従させます。

先生 :「ハロー アイム アーニー アイ アム テレビスター」
クラス:「Hello I`m Anny. I am TV star.」

一応、クラスは先生よりそれっぽい発音ができるのですが、先生の発音と
は明らかに違うので迷いが出てしまい、どうしても声が小さくなります。

先生 :「声が小さいぞ!もう一度!ハロー アイム ~」

なかに、お調子者の生徒がおりまして、先生に負けず大きな声で。

生徒A :「ハロー アイム アーニー アイ アム テレビスター」
先生 :「おお、いいぞ!元気がよくなった!」

因みにこの先生、癖で何かを読む前に「ぁ」と入ってしまい、加えて最後を
伸ばしてしまいます。「pen」という単語を読み上げる場合は、
「アペーン!」とこんな感じ。

本分の読み上げが終わり、次は欄外の新単語の読み上げ。

先生 :「アペーン!」
生徒A :「アペーン!」
先生 :「違う違う。『a』はいらんのだ。アペーン!」
生徒A :「アペーン!」

・・・中学の英語授業は、いつも修羅場でした。

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