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第618回 やる気が出ないときには...

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こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。

 私は結構気分屋ところがありまして、やる気が出ないときはほとんど何もできなかったりします。結果それが後々自分を苦しめることになってしまうのですが、いい加減何とかしたいとも思っていました。そこで、今回はやる気がないときにどうすれば良いか、自分なりの方法を考えてみました。

■過去のコラムを紐解くと...

 そういえば、過去やる気に関するコラムを書いたことを思い出しました。こちらです。

第35回 四方山話(17) やる気を考える

第475回 やる気が上がらないときの対処法

 最初の話は35話の話は研修、475話の話はキャリコンをネタにそれぞれ書いています。それぞれ引用してみますね。

《部下のやる気を引き出す流れ》

仕事でやる気を見せない部下がいる

部下に興味を持たせる行動をとり、部下との距離を近づける

部下の人間性を理解した上で、部下に仕事をする上での「欲」をもたせる

部下が「欲」を実現したいという「想い」であるやる気を引き出す

このようなやる気を引き出す流れを意識せずに行っているのです。

大きな石である第2領域の作業やタスクを優先的にスケジュールしたら、後はそのスケジュールの実行だけを考えます。できないという選択肢をなくし、とにかくやり切るしかないと考えるようにします。やる気があろうがなかろうが、それをやらなければならない状況に自分を追い込むのです。。。

 どちらも今にして思うと、「あぁ、そうだよなぁ」と思います。特に475話の

できないという選択肢をなくし、とにかくやり切るしかないと考えるようにします。やる気があろうがなかろうが、それをやらなければならない状況に自分を追い込むのです。。。

は正にその通りだと思います。

■三層構造モデル的に考えてみると...

 恐らく、これが今でも自分の中での最適解のような気がします。だって、やる気が出ないならやる気が出るように自分を追い込むしかないと思うんですよね。つまり、環境的にやる気が出る状況をつくり出すというのがこの考え方です。

 しかし、一方でこの考え方は結構リスキーでもあります。ギリギリまで自分を追い込んでやる気を引き出させないようにするってのは分かるんですが、それでやる気が出なかったら? もしくはやる気が出ても期限に間に合わなかったら? そう考えるとちょっと危なっかしい面でもあると思うんです。

 そこで、やる気という考え方を三層構造モデルで捉えてみました。(三層構造モデルは過去のコラムをご参照ください)

1層(事柄の層):やらなければならない仕事がある

2層(の層):その仕事に取り組みたくない(という気持ちがある)

3層(行動の層):「手をつけない」という行動を取る

 まぁ、分かりやすいっちゃー分かりやすいですよね。目の前にやらなければならない仕事(事柄)があり、それに対して取り組みたくないという気持ちがあるから、手をつけないという行動になっている訳です。つまり、ネックになっているのは「取り組みたくないという気持ち」です。三層構造モデル的に考えるならば、この気持ちをアップデートしてあげることが必要になります。

 そのためにはユニーク・ケースを使うことが一般的です。言い方を変えるならば自分なりの例外を見つけることですね。(ユニーク・ケースについてはこちらのコラムをご参照ください)

 今回のケースで言えば、取り組みたくないという気持ちは私の中で本当にそう思ってるので、これは私の中では真実です。それはそうなんですが、こういう例外もあるよねって考え方を生み出すことでまた違う価値観を持たせることで行動を変えようという方法です。

 今回のような場合、どんなユニーク・ケースが考えられるでしょうか。実際に私なりのユニーク・ケースを探してみました。

感動する作品を目の当たりにすることで、自分を頑張らななきゃという気持ちをつくり出す

 これが私なりのユニーク・ケースでした。でも、これだとちょっと「? 」と思われるかもしれないので補足させてください。。。

 私の場合、あれこれ考えたのですが、どれもやる気を引き出す考え方に至ることはできませんでした。そこで、自分が感動する作品を何でもいいので見まくることにしました。それは本でも漫画でも動画でもゲームでも何でもいいです。とにかく感動しまくって心を動かすようにしてみました。そして、その感動し心が震えた瞬間に自分を見つめ直すようなことをしたんです。「本当に、このままでいいのか? 」って。

 そうすると、少し心が動くんですよね。やっぱり心が震えるような感動をした後だと、何かをやろうという原動力が生まれてくるんです。それを使うことによって、私はユニーク・ケースを生み出すことができました。

■やる気がないときには...

 結局のところ、やる気を引き出すためには2層である心の層の捉え方を変える、これしか方法はありません。今回そのための方法として私なりのユニーク・ケースのつくり方を紹介させてもらいましたが、これって人によってやり方は様々あると思います。

 私は「感動」という心が揺れ動くことを使うことで自分の心の有様を変えようとしましたが、それ以外にもやらなければならないことやルールを見つめ直したり、上述のコラムのような大きな石から物事の優先順位を考えてやる気を引き出す方法もあるでしょう。

 大切なことは、自分という人間の特性や癖を理解し、何をすれば動かない自分を動かせるようになるのかを把握し、そのための考え方を持つことが必要なのだと思います。

 ぜひ、皆さんなりのやる気の引き出し方、探してみてはいかがでしょうか。

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