元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様183. 寒い日に思うこと

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結局「暖房使わない生活」だった

今シーズン一番の寒気が列島を包んでおり、全国的に雪が舞っていたそうです。
「都内」ではなく「都心」で初雪を観測したというので、相当に冷えていたのでしょう。
白栁が住んでいる場所では、風が強く吹いているのを聞いていました。

そんな寒い中、自宅でぬくぬく(?)お仕事をしておりました。
仕事用のパソコンは、ベッドが変形したソファを椅子として使っています。
先日紹介した着る毛布を被り、膝掛け代わりに毛布を巻いて。

相変わらず暖房を使っていません。
別に、燃料代の節約とか怪しい宗教とかではありません。
単純に、使う必要を感じないだけです。
夏場は冷房しっかりフル活用していましたし。

引っ越してから電気代が激上がりしてビビってるわけじゃ……。


地震には強いのに雪には弱い静岡県民(偏見

白栁は静岡県の出身です。
なので、地震災害に対する備えはしっかり仕込まれています。
新居でも、ある程度の災害対策はしてあります。

加えて、氾濫の多かった河川地域の出身です。
ですので、水害についてもそれなりに教育を受けて備えています。
「大雨の日に水辺に近寄らない」は鉄則ですね!

この辺りは特に我が家が特別ということでは有りませんでした。
地域的見ても、平均的な備えだと感じています。

では、静岡県民はあらゆる災害に強いのでしょうか?
答えは「No」です。
全体的にとても弱い災害があります。
それが「雪災害」です。

静岡県は、全国でも有数の雪が降らない地域です。
その理由は、日本海側から来る風の水分を日本アルプスの山々で使い切ってしまうから。
幾重にも重なった山脈が、雪の素となる水分を通さないのです。

ですので、静岡県民は風花が舞うだけで大騒ぎ。
ちょっと雪が積もるだけでアッチでもコッチでもツルリンと滑りまくります。
もちろん、冷え込みはしますので霜や車のフロントガラス凍結は普通にあります。

しかし、スタッドレスタイヤなど、雪用の装備をしている人は多くありません。
チェーンも持ってない人、多いのではないでしょうか。
自動車学校では「一応教わる」のですけどね。

東京も雪が降りませんが、全国各地の出身者が居ます。
そういう点では、全体的な雪耐性は東京の方が強いように感じます。
あまり差は無いかもしれません。


普段からの備え「危険予知」が大事

あらゆる災害に対して、全方位的に備えることは不可能です。
ですが、日常的に起こり得る災害(危険)に対する備えは大切です。

「危険予知」という言葉があります。
元々は、職場の安全管理の用語です。
その訓練の中に「危険予知の4ラウンド」という項目があります。

  1. どんな危険がひそんでいるか
  2. これが危険のポイント
  3. あなたならどうする
  4. 私達はこうする

ですが、大なり小なり、災害に備えるとはこういうことでしょう。

危険には、恒常的なもの、時期的なものもあります。
例えば、8月を考えてみます。
この時期に雪の備えはすぐに必要ないでしょう。
ですが、地震の備えは変わらず必要です。 時期的に暑さや台風の備えも必要でしょう。

つまり、その時々に応じて、危険度の見直しが必要です。
それを間違えた不幸な事例が、東日本大震災でありました。
地震後、余震に備える行動として「広い校庭」に集まった行動が、津波には対応できませんでした。

科学技術の発達により、人類はある程度の災害を克服しています。
また、日本は治安がよく、犯罪にさらされる危険は多くありません。
その為か、全体的に「危険」に対するセンサーが鈍感に思えます。

トラック運転手だった父の言葉です。
「事故は自分がするだけじゃない、される事故の方が多い」
危険を予測して備える考え方に、是非入れて欲しい意識です。

以上!

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