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生き様164. フリーランスが引っ越ししてみた

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スキル「間が悪い」発動

なんというか、白栁が「間が悪い」のです。
どう表現したら良いか分からないのですが、決定的にタイミングを外します。
相手の虫の居所が悪かったり、忙しくて手が離せなかったり、担当が休みだったり。
それだけに事前の根回しは怠らないようにしているのですが……。

先週の頭から、どうも通話用の携帯電話の調子が悪かったのです。
電源は入るのですが、ディスプレイが表示されない、という。
色々な事情で修理も出せないでいる状態で、受話専用電話状態。
「電話掛ける用事もないから良いだろう」とのんびり構えていたのですが……。
そういうときに、SMSで超重要な連絡が入っていたらしく……。
期限が過ぎた後に連絡が入って、膝を折るのでした。


引っ越しました

このコラムでも何度か言っていますが、先月の末に引っ越しをしました。
物件探しは初夏の頃から行っていたのですが、物件が決まったのがお盆前。
そこからお盆を挟んで、月末の引っ越し。超スピード展開です。

しかし、それまでに色々とトラブルがありまして……。
今日は、そんなお部屋探しから引っ越しまでの話をしようと思います。

ただし、東京都内+近郊エリアでの話となります。
地域性の違いもあると思われますので、他地域にお住まいの方には参考にならないかもしれません。


物件探し

今回の引っ越しは、数年前から予定されていたものでした。
ですので、仕事やその他生活との関係で利便性が高い地域を割り出していました。
その中から、現在の収入に合わせて家賃相場場合う地域を絞り込みます。

幾つかの物件情報サイトを利用して方針を決めて、本命に臨みました。
実際の物件探しには「おたくのやどかり」というサービスを利用しています。
本来であれば、その地域の不動産屋を訪ねて物件情報を確認します。
しかし、今回は複数エリアの候補がある為、広く物件を探せるサービスを利用しました。

実際に使用してみた感想も含めた、メリットとしては

  • 東京都内+近郊でエリアを跨いで検索できる(路線指定等)
  • 仕事や趣味傾向から物件に必要な要素を抽出してくれる
  • 基本はLINEでのやり取りで見学以外は自宅から対応できる
  • 基本的に「私」の味方!

となります。
特に、【「私」の味方】というポイントが強いでしょう。
賃貸物件との利害関係がありませんから、専門家としての意見で「私」のサポートをしてくれます。
今回の物件選びでは、インターネット回線に関する指摘に助けられました。

逆にディメリットとしては「手数料が多く掛かる」です。
サイトにも記載がありますが、家賃の0.5ヶ月分増えます。
しかし、0.5ヶ月分の手数料で、上記のメリットが得られるなら安かった、と考えます。
やはり、専門家のアドバイスが得られるというのは、頼もしく感じました。


審査

実は、審査は「物件見学時」から始まっている、ことを体験しました。
昨今の在宅勤務の増加で、日中の生活音に関するトラブルが増えているそうです。
「在宅勤務でオンラインでの会議がある仕事」なので、見学できない物件がありました。

世間で言われるような「フリーランスだと審査が通りにくい」は感じませんでした。
それは、審査まで申し込みした物件が1件だけであったからかもしれません。
3年継続して、安定した収入を得ていたからかもしれません。
とはいえ、審査に2週間ほど時間が掛かっていた為、無関係ではないかもしれません。

見学から審査終了までに、聞かれたのは「フリーランスである」ことよりも「仕事の内容」です。
在宅の仕事であることでトラブルに発展するケースが増えていると感じられます。


引っ越し

ここを2段階に分けようと思います。
基本的には、業者に引っ越しを丸投げおまかせコースで行いました。
今回は、幾つかの理由で相見積もり等は取っていません。
適正な価格を知るためには、3社以上の見積もりを取った方が良いでしょう。

相見積もりを取らなかった理由はシンプルです。
「信頼できる業者のアテがあった」こともあるのですが、
やり取りにお盆を挟んでいましたので、相見積もりの時間が惜しかった事が主です。

個人での引越し準備

個人での引っ越しの準備は、さほど進めることができていませんでした。
引っ越しの1週間前に壊れていた本棚を1つ解体しました。
前に住んでいた自治体では、自分でゴミを持ち込むことができました。
その為、軽トラックをレンタルして、ある程度の粗大ごみを処分しています。

ですが、荷物の大半を占める本や紙類の処分、売っても良いものの手配が間に合いませんでした。
この結果、多くの不要な荷物を新居へ持ち越すことになります。

また、個人での準備として、PC回りは友人の手を借りて自分で分解・梱包しています。

他に行ったこととして、自転車の移動は自力で行いました。
自転車は、積むとかなり場所を取ってしまう荷物になります。
移動時間を見積もった所、2時間程度で移動できることがわかりました。
引越し日と物件の解約日に間がありましたので、その間に移動しました。
終盤、太ももが攣りそうでした。危なかったです。

業者での引っ越し

とにかく荷物が多かった為、引っ越し前々日・全日の2日間で梱包の人員を手配しました。
お陰様で、2日間かからず部屋の荷物がほぼ全て梱包されました。流石プロの手際!!
金銭的な余裕があるならば、ここで掃除を頼める人を用意すると良いでしょう。

梱包に際しては「この辺りにあるものを全て」という形式でお願いしていました。
エリアごとに進めながら、梱包したダンボールの置き場を作っていく進行でした。
梱包が早かった理由の1つの要素として、このシンプルさがあったと考えています。

しかし同時に問題もありました。
梱包後の掃除に使う資材や、身の回りの貴重品(財布)、着替えまで梱包されてしまったのです。
気付いたときにはもう既に「後の祭り」です。後夜祭です。キャンプファイヤー(炎上)です。
後から使う予定の道具がある場合は、それを伝えて扱いを決める必要があると痛感しました。
「頭の中にある計画は、他の誰からも参照できない」と今更に思い知る体験となりました。

他にも、カーペットなど先に敷くものが、トラックの奥に入るトラブルがありました。
これは、新居用に新しく用意したものを、引越荷物として移動しようとしたことから発生したトラブルです。
ダンボールに大きく「先に使う」と書いていても、急いで積みますので無視されます。
無視されるというか、そこまで気に掛けてる余裕がありません。急いでますから。
新居で先に出したいものは、予め別に取り分け、業者と自分で管理し、適切に積まれるように監督しましょう。

やはり「業者にお任せ」と言っても、ある程度の管理監督は必要です。
白栁の様に、本当にお任せしてしまった時は、思っていたことと違うことが起こります。絶対に。
それが思っていたこと以上であれば良いのですが、以下だった場合は……。
自分の指示が悪かったのだと、反省をして気持ちをぐっと抑えましょう。

基本的には、業者に任せて良かったと感じています。
でなければ、トラック2台分の荷物を効率よく移動できなかったですからね。


引越し後

開梱は自分で行っています。
ダンボールで埋まった新居の中で、なんとか横になれるスペースを作成して2~3日寝ました。
布団を敷くスペースすらなかったのです。

そして、荷物を開けるバッファの空間として、風呂場を使用していました。
布団が敷けるようになるまでの2~3日は、風呂場も使えていません。
幸いなことに、銭湯が近くにあった為、引っ越しの疲れを癒やしつつ広いお風呂を堪能しました。

1ヶ月近く経つ今でも、ダンボールが積まれた山が消えていません。
主に書籍関係です。本棚の配置場所とレイアウトを目下検討中でして……。
人に伝え聞く話では、年単位でダンボールは消えないものらしいです。

「引越荷物は早急に片付けなければいけない」というのも、一種の強迫観念です。
新居での生活への移行は、少ないストレスを生みます。
そこに強迫観念を追加して追い詰める必要もないでしょう。
ゆっくりと、新しい生活を楽しみながら、荷物は解いていけばよいのですから。

以上!

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