元底辺エンジニアが語る、エンジニアとしての生き様、そしてこれからの生き方

生き様113. 振り返りの技術

»

ワクチン予約を取ったぞ!

いよいよ、自衛隊の大規模接種も考え始めた頃、なんとか自治体の接種予約が取れました。
予約解禁日にすっかり忘れていたので、また争奪戦に負けたか?と思っていたら、結構余裕を持って予約ができました。
もちろん、とても都合が良い時間帯は先に取られていましたが。
それでも、最寄りのかかりつけ医の所で摂取できるのは嬉しいことです。
「10月末までに、希望者は摂取できるようにする」は嘘ではなかった、ということですね。
ええ、もちろん疑っていたわけではないのですが。
自分がその最後尾の方に居ると思うと、感じるものがあります。

ところで、そのワクチン接種予約で気になる噂を聞きました。
予約解禁とともに、自治体・職域接種等、自分が受けられる多くの会場に、別々に予約を申し込むのだそうです。
そして、その中で一番早く取れたものを残して、他はキャンセルするのだとか。
接種開始初期の頃からあった話ではありますが、最近は接種の選択肢も増えたり、ネットに明るい若い世代が接種を受けられる様になった為、重複予約やキャンセルが多くなっているのだとか。
それが実際に行われていたのであれば……。
そういう人たちは、既に接種を終えているでしょうから、もう気にすることではないのでしょう。
しかし、争奪戦に負け続けた身としては、本当に迷惑極まりないお話でした。


今回は「振り返り」の技術

毎月第一週目は、技術的なネタを取り上げています。
今回は、技術というにはちょっと変化球の【振り返り】についてになります。

僕が諸先輩方に教えて頂いた「振り返りをする際に気をつけること」を紹介します。
これらは、覚えて実践していけば身に付くものです。
つまり、広い意味で【技術】と言えます。

ただし、グループでの「振り返り」に寄った内容になっています。


1. 「思う」は使わない

振り返りをするとき、「~だと思いました」と結ぶ人が多く見られます。
実は「思う」というのは、「自分自身の内側の感想」として終わってしまう言葉です。
そして、幾つかの意味を内包する、かなり曖昧な言葉です。

振り返りの時には

  1. 自分の考え
  2. 感じた印象

この2つを明確に分けて表現する必要があります。
そうすることで、振り返るべき対象を明確化していきます。

特にグループで振り返りをする場合は、使ってはいけません。
「思う」を連発されると、他の人はなにも言えなくなります。
「そうですか、あなたの感想はそうだったんですね」で終わってしまいます。
つまり、その発言を検討することができません。
全体の振り返りの質を下げるという結果に繋がります。

僕は、普段から「思う」という言葉は使わない様にしています。


2. 話題に沿った発言を分ける

グループで振り返りをする場合、順番に発言していく機会があります。
その場合は、予め用意されたチェックリストに沿ってであったり、
決められたテーマで発言を求められます。

そうした中で発言をしている時に、ありがちなことがあります。
他の人の振り返りを受けたり、自分で振り返っている中で、
ついつい連想して湧き出したものを、出てくるままに話したくなってしまうのです。
ですが、それを続けて話すのは止めましょう。
その時に話すことは、その場で求められているものに留めましょう。

だからといって、湧き出した言葉が無用というわけではありません。
それも、また大事な意見です。
あなたが他の人の意見を受けて考えた様に、他の人も考えている可能性があります。
また、そのあなたの意見を受けて、新しい考え方を見つけた人も居るでしょう。
それらをお互いに掛け合っている、と際限がなくなってしまいます。

また、そういう発言は、多くの場合論点が目まぐるしく動き回ります。
場合によっては、現在のトピックスからずれるでしょう。
そういう場合、周りの人はどうでしょうか?
話題についていけず、置いてきぼりになる可能性があります。
これでは、折角の貴重な意見も意味のないものになってしまいます。

そういう意見を交える場は、別に用意しましょう。
そして、その場まで、一旦分けて置いておきましょう。
「今言わないと忘れる」のであれば、メモを取れば良いのです。
「○○さんの発言を受けて気づいたことがあるので、後で改めてお話します」
と一言宣言しておけば、後ほどそのタイミングは回ってくるでしょう。

余談ですが、一人で振り返りを行っている際にも、話題に沿うものと連想で湧き上がってきたものを別にして整理することはとても有益です。


3. 他人への感謝を伝える

グループでの振り返りをしていると、一人の時以上にネガティブになり易いです。
一歩間違うと、他の人の至らなかった点を罵り合う構図にもなります。
それは健全な振り返りとは言えません。

「TRPGと振り返り」の回で「ポジティブに振り返る」ことをお話ししました。
その時に具体的に挙げなかった、ポジティブな振り返り方法があります。
それが「他人への感謝を伝える」ことです。

自分の失敗、他人の失敗。これらは当然あるでしょう。
しかし、それは失敗だけで終わったのでしょうか?
失敗の後、リカバリーをしてくれた、もしくは手助けしてくれた人が居たはずです。
また、振り返りの場で改めて、失敗を回避する為に動いてくれていた人に気付けます。
そういう時には、そのことを【感謝】として相手に伝えるべきです。

そうすることで、ネガティブばかりの振り返りの風向きが変わります。
わかりやすいネガティブばかりを振り返って終わるのは、もったいないですから。


まとめ

今回は、主にグループでの振り返りの時に使える技術を3つ紹介しました。
マインドに近いものもありますが、意図的に使うことで場を変えたり、整えたりすることができる、れっきとした【技術】です。

また、これらは個人での振り返りの時にも使える技術です。
是非、意識して使ってみて下さい。
他にも、「こういう技術がある」というものがあれば、コメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

以上!




主催イベント宣伝

2021年10月22日(金)に恒例のオンラインイベントを主催致します。
その名も【超ショート】90秒LT会【2021Autumm】です。

秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」!!
ということで、今回は「秋っぽい活動」がテーマです。 また、どんなイベントになるか見てみたい、という方も参加歓迎!!
他人の目標や登壇を聞くだけでも、勉強になりますよ!

現在、登壇参加者・視聴参加者を募集しております。 上記のイベント名が、イベントのConnpassページへのリンクとなっております。
そのページから、参加登録をお願いします。

また、このイベントは3ヶ月ごとの開催を予定しています。
今回ご都合が悪い方は、是非次回、2022年1月のイベントへの参加をご検討下さい。
宜しくお願い致します。




ミニコーナー:帰ってきた!!白栁の2ヶ月だけ(ちょっと)ホンキダイエット!

ここ1週間の体重推移報告です。

体重(kg)
9/3093.6
10/194.2
10/293.0
10/394.1
10/494.7
10/593.6
10/693.2

体重が、94±1kgで安定する様になりました。
少し前までは、95±1kgぐらいでしたので、確実な減量ができています。

少し筋肉が大きくなり、陰影が出るようになった気がします。
特に腕周り。
もしかしたら、ジムのライトの関係なだけかもしれせんが。

しかし、最大の問題は、2ヶ月が終わった後なのです。
その後の維持ができるかどうか……。


Comment(2)

コメント

たいき

ワクチンは控えたほうが良いと思います。

コメントを投稿する