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生き様022. フリーランスになるのに必要なもの

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フリーランスになりたいですか?

前回、フリーランスはオススメしないと言いました。
ですが、それだけで終わるのもどうかな?と考えていました。

丁度昨日、ひでみさんが「53歳のハローワーク」というタイトルで記事でフリーランスITエンジニアの苦労もお話されている事ですし。※1

今回は
フリーランスITエンジニアに必要だと思われていそうなもの」と
白栁がフリーランスITエンジニアになるのに必要だったもの
についてお話しようと思います。


必要だと思われてそうなもの(白栁調べ)

皆さんは、フリーランスになるのに何が必要だと思いますか?

  • 技術力
  • 営業力
  • 経営力
  • 資金力
僕はフリーランスに必要なのは、大体この4つだと考えていました。 それぞれについて詳しく説明する必要はないかもしれません。
なのでちょっとだけ触れておくと
  • 超絶スペシャル技術持ちなエンジニア
  • スゲー抱負な人脈 or バシバシ決まる営業力
  • 在宅案件バリバリなお仕事受け
  • 月百万とかヨユーで稼ぐ!
みたいなのがフリーランスITエンジニアだと思ってました。
常駐案件?うん、そういう人も要るよね。

必要だったもの

では、実際に必要だったものを挙げていきましょう。
  • なし
本当に、びっくりする程、なんも特別なものは必要なかったです。
流石に「何もなかった」だと嘘になるので、実際に使ったものを紹介します。
ただし、どれも「必要だったわけではない」ものばかりです。
  • 1ヶ月分の生活費ぐらいの、事業準備資金
  • 開業の為の手続き関係(知識とか、書類とか)※2
  • 仕事
そして、これらは大体半年ぐらいで用意しました。
用意できたのは、ぶっちゃけ**【運】**が良かったからです。 なので、多くの人には参考にならない、というか参考にしちゃいけないタイプです。
他の誰かが、僕と同じ状況でフリーランスになることを考えていたら、**絶対止めます!!**

フリーランスになることは難しくない、なった後が難しい

僕のケースはレアケースです。
良い子でなくても、真似したらダメなヤツです。 ですが、フリーランスITエンジニアになる事は、これぐらい簡単な事なのです。
開業届等の手続きも、必須ではありません。※3 僕自身、フリーランスになる前に考えていた事は**「なった後のこと」**です。
たまたま、前にお仕事をしていた縁で常駐の案件の仕事を頂けました。
ですが、その案件が終わった時、次の仕事をどうやって決めるのか?
怪我や病気で仕事ができなくなったときに備えて、貯蓄をどうするのか?
資金の管理は?税金の扱いは?税理士に依頼する? etc… なる前より、なった後の方が問題が多いのです。
その辺りは、冒頭で紹介したひでみさんの記事、そして[一つ前の記事](https://el.jibun.atmarkit.co.jp/hidemi/2019/07/post_13.html)も合わせて読んでいただけると、その片鱗が感じ取れるでしょう。 最初に挙げた「技術力」「営業力(人脈)」「経営力」「資金力」は、
**続けるために必要なもの**だと、今の僕は考えています。 「なった後の方が大変」なのは、フリーランスITエンジニアに限らず、どんな職業でも一緒です。
プロスポーツ選手、アイドル、Youtuber、声優・俳優 etc…
その大変さの内容はそれぞれ違うでしょうけれど。

今回のまとめ


おまけ:何をするにも覚悟

なるのに必要なものはない、と言いましたが、実は一つだけあります。
それは【覚悟】です。

ただし、それは勝手に一人で決めるものでは有りません。
周りをよく見て、周囲の人の話をよく聴いて、その上で自身で決断した覚悟であるべきです。

僕はそうしました。 いつか、そういったお話もでしたいな、と考えています。




※1:記事番号が「53」なの、オレでなきゃ見逃しちゃうね!


※2:開業freeeさんに、大変お世話になりました!


※3:必須な手続きは「健康保険」「国民年金」の手続きだけです。
これらは絶対に忘れてはいけません!



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2020年2月24日(月・祝)に行われる『Object-Oriented Rejected Conference 2020 [非公式]』で登壇します。
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