生き様021. フリーランスはオススメしない
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フリーランスエンジニアの白栁です
フリーランスになってもう5ヶ月が過ぎようとしています。
最近「キャリアチェンジして他業界からIT業界に入って、フリーランスとして活動している」という方のお話をちらほら耳にします。
正直、一年前の自分は「フリーランスエンジニアにはなりたくない」と考えていました。
そういう人間が何故、現在フリーランスで仕事をしているのか?
白栁の考える「フリーランスに向いてる人/向いてない人」のお話をしようと思います。
フリーランスになりたくなかった理由
まずは「何故フリーランスになりたくなかった」のか、からお話しなければいけないでしょう。 大きい理由から小さい理由まで、いろいろな理由があるのですが
- 営業のアテがない
- 収入が安定しない
- 全てにおいて自己責任
- 経営、めんどい
ですから**【経営の大変さ】**というのは片鱗ではありますが、体験しています。
その後、マネジメントを学ぶにあたって、経営の基礎的な勉強もしました。
そして… **結論:経営、めんどい。** 特に、今、確定申告でヒーヒー言ってます!
これも、めんどくさいことの一つですね。
フリーランスになってしまった理由
**フリーランスになってしまった**理由は、シンプルです。 単純に**「やりたい事を全力でやろうとしたら、個人事業主が手っ取り早かった」**だけです。めんどい事を受け入れても、やりたい事を、**「エンジニアカウンセラーとしての活動」**をしようとしたら、独立するしかなかったのです。 他にも、丁度去年の今頃に、チャレンジする人の姿を多く見ることで勇気付けられた、という点もあります。
ただそれでも、フリーランスとして仕事をしていく所までは考えていませんでした。 半年ぐらい掛けて、色々な人に話を聴いたり、自分のやりたい事を実現する他の方法を模索してみたり。
色々と試した結果、結局**「フリーランスになるしかないな」**という結論を得て、
そして色々な出来事が運良く(悪く?)重なった結果、フリーランスになってしまいました。
フリーランスに向かない人
フリーランスエンジニアに限らず、ITエンジニアに多い仕事は「常駐型」の仕事です。僕は「常駐型の仕事だけで食っていくつもりなら、フリーランスになる必要、ありますか?」と問いたいです。
それなら、派遣や正社員でも一緒じゃないでしょうか? なので、白栁の考える**【フリーランスに向いてない人】**の条件は、一つだけです。
**「自分自身で、自分の仕事をコントロールする事ができない/する気がない人」**は、フリーランスに向いてないと考えています。 逆に
**「自分自身で、自分の仕事をコントロールしたい」**
**「会社員ではできない働き方をしたい」**
という人は、
**【フリーランスに向いてる】**もしくは**【フリーランスになるしかない】**と考えています。
番外編:リモートワークしかしたくない人
稀に耳にする話で**「自宅で、好きな時間に好きなだけ仕事したいから、リモートワーク以外したくない」**という人がいます。もう少し多い話だと「家庭の事情で、一般的な労働時間で働くことができないが、リモートワークならできるのでは?」と期待して飛び込んでくる人もいらっしゃる様です。 僕の所感ですが、リモートワーク案件、そんなに多くないです。
「ある所にはある、でもありふれてる、というレベルではない」と感じています。 僕が発注者であれば、リモートワークで仕事をして貰うのは、とてもリスクが高い、と判断します。
- 期日までに仕事が完了されないリスク
- 要求したレベルの成果物が納品されないリスク
満たされない場合、発注者側のビジネスに大きく影響してしまうリスクです。
社員に対しては「管理」という方法でリスクの軽減が可能です。
ですが、主に「業務委託契約」となるフリーランスに対して「管理」はできません。
発注者側がフリーランスに対して、これらのリスクを軽減するのは「技術」と「信用」でしょう。
「技術」と「信用」が
リモートワークが増えている昨今。
フリーランスエンジニアもリモートワークが当たり前!となる世の中は、まだ遠いと感じます。
※1:大事なことなので二度言いました
おしらせ
2020年2月24日(月・祝)に行われる『Object-Oriented Rejected Conference 2020 [非公式]』で初登壇します。
しかも一番手!!(※申し込み順です)
まだまだ席に余裕があるそうなので、是非!
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