IT企業は、本当にゼネラリストを望んでいるのか
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。ここでは、編集部がおすすめするコラムを取り上げよう。
- Facebookはじめました - Twitterとどう使い分ければいいの? -
- ゼネラリストは待望されているか
- 就業(現場)力向上カリキュラム - 現場を知ること
FacebookとTwitterの使い分けをどうする?
クラウドについて考察するSE 粕谷大輔氏による『雲(クラウド)の隙間から青空が見えた』。FacebookとTwitterの使い分けについて。
粕谷氏は、最近Facebookを積極的に活用し始めた。そこで迷ったのが、Twitterとの使い分け。FacebookとTwitterと連動させて、Twitterのツイートを自動的にFacebookにポストしていたところ、何か「違和感」を感じたという。
違和感の正体について、粕谷氏は「情報公開範囲のスコープが異なるせいではないか」と仮説を提示している。「自分に関する情報」という基本的な属性は同じでも、FacebookとTwitterではその公開範囲が異なる。
- Facebook:友人や知人だけしか知らないプライベートな空間、実名推奨
- Twitter:誰でもアクセス可能なパブリックな空間、匿名でも可
Facebookは、公式ガイドラインが推奨するように「顔見知りの友人と実名でつながる」ために使う方が面白い――粕谷氏は使い分けについてこのようにまとめている。
IT業界はゼネラリストを待望しているのか
試される大地で働くエンジニア Ahf氏による『地方からの戯言』。「ゼネラリスト待望論」に関する考察。
「広範囲を見渡せるゼネラリストが不足している」というゼネラリスト待望論が流行しているように見える――Ahf氏はこのように問題提起する。確かに、ゼネラリストは必要だ。しかし、ゼネラリストだけが必要なわけではない。
IT業界で最も多いのは、ゼネラリストでもスペシャリストでもない発展途上の人材であり、スペシャリストだってゼネラリストと同じぐらい不足している。「ゼネラリストが不足しているならゼネラリストを目指そう」と安易に考えるのではなく、自分が進みたい道をきちんと選んでほしいと、Ahf氏は忠告している。
現場で働いてみることが就業の近道
『真の顧客満足を目指して』を執筆する水上裕介氏は、就業力を上げるためには「現場を知る」ことが大切だと主張する。
職を得るためには実際に現場で働いてみることが有効だと、水上氏は語る。就職活動中の学生なら、希望する職種のインターンシップを経験するとよい。現場に入れたら、気を付けるべきポイントは3つある。
- 現場の体制を認識する
- 自分の役割を認識する
- 現場の慣習を認識する
連載「就業(現場)力向上カリキュラム」では、ほかにも就業力を上げるコツを紹介している。参考にしていただきたい。
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