効率化が嫌いだけど、プログラマになった男
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。ここでは、編集部がおすすめするコラムを取り上げよう。また、新連載を2本紹介する。
- 共通点を見つければ仲良くなれる
- 「効率化」って言葉が嫌いだけどプログラマになった New!
- 『ラクチン』を求めて New!
人見知りのエンジニアが身に付けたい「共通点探し」スキル
産業カウンセラーの高田善教氏による『開発現場が変わるハッピー・コミュニケーション術』。誰とでも仲良くなる人は、どんなスキルを持っているのかを考察する。
新しいチームに配属されたとき、出向先が変わったとき、転職したとき――エンジニアはいろいろな人と一緒に仕事をする機会が多い。いろいろな機会があるのは面白いが、中には「人見知りなので、ほかの人とうまく打ち解けられない」と悩んでいるエンジニアもいるだろう。すぐにほかの人と仲良くなる人は、一体どんなスキルを持っているのだろうか。
高田氏は、すぐに誰とでも仲良くなれる人々を観察した。そして、彼らが「自分と相手の共通点を探すスキル」を持っていることを発見した。共通点を持つ人同士は、仲良くなりやすい。つまり、「仲良くなりたいなら、共通点を探せばいい」ということだ。人見知りに悩むエンジニアは、「共通点を探す」スキルを磨いてみてはいかがだろうか。
【新連載】メンテ不能なコードを生む「効率化」は好きじゃない
新連載を紹介しよう。『効率化が嫌いなプログラマ』を執筆するtatsuki氏は、初回のコラムで「効率化が嫌いな理由」について語る。
納期までにプログラムを仕上げることは、プロとして仕事をするうえで重要だ。しかし、納期に間に合わせるために目先の「効率化」を図ると、結果としてメンテナンスしにくいプログラムが出来上がってしまう。「過剰に効率化したせいで、分かりにくくなったコードは好きじゃない」――短期的に見れば確かに効率的だが、長期的に見ると「非効率的」なコーディングについて、tatsuki氏は疑問を投げ掛ける。
tatsuki氏は新人時代の思い出を振り返りながら、「他人から見て分かりやすいコード、再利用しやすいコードを書く重要性」を主張する。コメント規定を変更したために、バグとコメントだらけになってしまったコードを見て、一層その思いは強くなったという。
【新連載】生活をラクチンにするITについて考える
もう1本、新連載を紹介する。onoT氏が執筆する『Crazy for life(セイカツ イチバン、IT ニバン)』のテーマは、「生活を楽にするIT」だ。
ITシステムは、人々の生活を快適にした。しかし、同時に窮屈になった部分もある。その一例として、onoT氏は「自動券売機がわたしたちに要求する、やたら高度な情報処理」をまとめている。
上記のように、「切符を買う」行為はシステムによって複雑化した。生活を楽にするためのITが、逆に負荷をかけてくることだってあるのである。では、本当に生活を楽にするITとはどのようなものなのか? onoT氏が追いかけるテーマに注目したい。
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