@IT自分戦略研究所 編集部が、エンジニアライフのおすすめコラムをピックアップします。

もし戦国時代にFacebookが存在したら

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 本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開している。

  • 戦国Facebook
  • マネージャの憂うつ
  • プロジェクトの中心で愛を叫んだ者 New!
  • Androidの戦略(1)~ガラパゴスで生き残る日本の携帯 New!

武士はきっとFacebookがお好き

 『Crazy for life(セイカツ イチバン、IT ニバン)』onoT氏は、日本の歴史とソーシャルメディアを絡めた、興味深い考察を行っている。

 もともと日本には古くから「名を隠す」習慣があった。本名を他人に知られると呪われるという考えから、普段は本名とは異なる仮名(けみょう)を使っていた。これはいってみればハンドルネームのようなものだ。

 一方、日本には「名乗りを上げる」習慣もあった。武士社会においては、一騎打ちのときに必ず名乗りを上げてから刃を交えた。onoT氏は、ここから考えを発展させて

  • 武士のように、自らの武勲をアピールしたい場合:名乗りを上げる=Facebook的
  • 呪いを避けるなど、自らを防御したい場合:仮名を使う=Twitter的

と、分析する。onoT氏はさらに、「もし戦国時代にFacebookがあったら、皆こぞって使っていただろう」と想像をふくらませている。

PMだっていろいろ気遣いしているのです

 『ソフトウェア開発に幸せな未来はあるのか』を執筆するソフトウェアハウスのPM にゃん太郎氏は、「PMの憂うつ」というテーマで、PMならではの苦労を語っている。

 にゃん太郎氏は、「基本的にメンバーは信用しない」と語る。例えば、メンバーによる進ちょく報告は斜め読みするにとどめ、実際の進ちょくはコードを見て確認するという。

 ほかにも、にゃん太郎氏は「無駄なことはしないし、メンバーにもさせない」「仕事は役割ごとに割り振る」「自ら率先して定時に仕事を上げ、効率化をうながしている」など、さまざまな気配りを紹介している。

 「メンバーからうっとうしく思われるのは仕事の1つだと思っているが、それでもPMが何を考えて仕事をしているかを知ってほしい」というのが、にゃん太郎氏のささやかな願いである。

【新連載】IT業界の笑えない話&元SE・現営業のコラム

 新規コラムニストが2人デビューした。現役SEにIT企業の営業と、多彩な顔ぶれだ。

 SEの虚数(i)氏が執筆する『気分はどうしようもなくSE』は、IT業界の笑えない話がテーマ。ことあるごとにPMに突っかかるチームメンバーの逸話を紹介している。「スケジュール表? 遅れてますね、時代はアジャイルですよ、アジャイル」「WBS?  ワールド・ビジネス・サテライト?」といったシュールな会話のせいで、PMはどんどん疲弊していく……。

 元SE、現営業のNOB氏が『「ESC」キーを叩きやがれ!!』を開始した。『Androidの戦略』と題して、Android携帯が普及するまでの歴史を振り返る。

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